傲慢と善良

字幕メガネマーク 音声ガイドマーク

劇場公開日:

解説

直木賞作家・辻村深月が現代に生きる人々のリアルな恋愛観と価値観を描いた同名ベストセラー小説を、藤ヶ谷太輔と奈緒の共演で映画化した恋愛ミステリー。

これまで仕事も恋愛も順調だった西澤架は、長年交際していた恋人にフラれたことをきっかけに、マッチングアプリで婚活を始める。そこで出会った控えめで気の利く坂庭真実と付き合い始めたものの、1年経っても結婚に踏み切れずにいた。ある日、真実がストーカーに狙われていることを知った架は、彼女を守るためようやく婚約を決意するが、真実は突然姿を消してしまう。真実の行方を求めて彼女の両親や友人、同僚、過去の恋人を訪ね歩くうちに、架は知りたくなかった彼女の過去と嘘を知る。

婚活で交際を始めるも1年も将来を決めない“傲慢”な架を藤ヶ谷、親の敷いたレールの上で“善良”に生きてきた真実を奈緒が演じ、倉悠貴、桜庭ななみ、菊池亜希子、前田美波里が共演。実写映画「ブルーピリオド」の萩原健太郎監督がメガホンをとり、「ホテルローヤル」の清水友佳子が脚本を手がけた。

2024年製作/119分/G/日本
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2024年9月27日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

インタビュー

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16
  • 画像17
  • 画像18
  • 画像19
  • 画像20
  • 画像21
  • 画像22
  • 画像23
  • 画像24

(C)2024「傲慢と善良」製作委員会

映画レビュー

3.5婚活ってなんなんだろう

2024年11月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

幸せ

原作小説は未読で鑑賞。 ハイスペック男子が婚活をして、ある女性とお付き合いをし、結婚目前までせまるが、突如としてその女性が姿を消してしまう。そこから、本当の彼女の感情と自分に向き合っていくストーリー。 個人的には私自身も婚活サイトやマッチングアプリを利用したことがあり、リアリティがあるなと感心してしまった。 特に、「婚活は就活に似ている」という言葉。お互いが雇用者かつ就活生の目線で相手を見定める。このひとは本当に信頼できる人なのか、欠陥がないかを探している。相手を品定めするような傲慢さを持ちながら、表面上は善良な人物を繕う。まさにタイトルどおりのことが起こっているのが今の婚活市場であると本作は言っている。 ネットを通じて不特定多数の人と交流ができるようになった今、結婚という人生の一大イベントにおいて、多数の人の中から自分に合う人を探し出すのに労力を使うことは自然で、広く浅く知り合うためには善良を演じなければいけないし、相手が自分の理想に反した場合はすぐに切り捨てていく傲慢さも必要になってしまう。 作品中では、彼女が突如として家出してしまうところから、ストーリーが動いていく。 高スペックがゆえに、女友達も多く、彼女たちはよからぬ嫉妬や噂話を広めてしまう。それを心配する彼女と主人公自身も引く手あまたがゆえに、この彼女と結婚してしまって本当に良いのだろうかと揺れ動く。 色々あって、最終的にはお互いが思っている「こういう自分でありたい」と相手が「好いてくれる自分」にはギャップがありましたという結末。 婚活を通じて相手の本心にせまる純愛ストーリーだった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
セッキーかもめ

5.0子育て中に出会えて良かったと思う映画!今の子供達は今後もっと婚活に苦労する。

2024年11月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

知的

原作はあえて読まずに、観に行きました。回を重ねる後に、そして副音声も聞くと、さらに新しい気づきと学びがあった。 自分と夫の結婚について、どれだけ傲慢だったか、、だから今夫婦関係で悩みにぶち当たっているんだと気づきた。でも傲慢な結婚の中でも、善良さも確かにあって、それこそ、私が今後の人生で大事にしていくべきもの。自分の軸や、夫の良さに気づけたから、これから夫婦関係に悩んでも、軸に戻ってこれると、夫婦関係の悩みの解決策を映画を通して、気づかせてもらえた。 また、今、小学生達の子育て中だけども、今は小学生達も、ゲームやYouTubeがほとんどの子達の日常になり、公園に行く子の方が少ない。高校生達は友達になりたかったら、対面ではなくインスタのメッセージから。。非対人コミュニケーションが多い日常を過ごす子達は、今後はさらに、面と向かって相手と向き合うことに恐れ、親から傷つかないように守ってもらってばかりで傷つくことへの耐性がない子供達は、恋愛へのトライにも臆病になるのは必至だろう。 しかし、親の関心ごとは、もっぱら、「我が子がどんな仕事に就けるのか」。そのための支援に、親は凄まじい労力を費やし、そのために母親はいるのかと思うほどだ。教育熱が高い地域に住んでいるけれど、習い事の話題ばかりで、子供が誰かと結婚したがった場合、我が子はできるか?という話は聞いたことがない。。 結婚は親は介入できる問題ではない、と思っていたが、子供時代に、色んなことを親に決められ、それに従順に過ごしてきた子供達は、恋愛したくなったとき、自分はどんな人生をあるみたいか、どんな人が好きか?という事にも気づけなくなるのは、当然だなと思った。 現代の少子化の原因は、不景気や結婚観の多様性だけでなく、子育てをする私たち親の関わりも十分にあるんだと私は感じた。 婚活中の方だけでなく、子育て中のママ達にも、おすすめしたい映画です! 藤ヶ谷くんと奈緒さん、皆さんの演技はとても自然体だけど、計算され尽くしたもので、さすがだなと感じました。ラストの2人の表情、お二人の人柄が滲み出ていた。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
shinemaaakuism

3.5まさに傲慢と善良

2024年11月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

このタイトルの意味がわかりました。 原作は読みたかったのですが、未読で鑑賞しました。 奈緒の演技が素晴らしい作品ですね。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
run05

2.0普通のラブストーリー

2024年11月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

恋愛ミステリーだと思ったら、普通の恋愛映画でした…。王道展開に終始するし、結末も想定通り。なのに2時間超えの尺なので、何度も時計を見てしまった…。 正直個人的にはかなりつまらない婚活アプリのファンタジー恋愛映画という印象でしたが、出演者のファンが楽しめればそれでいいのかもです。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
まだまだぼのぼの