バットマン ビギンズのレビュー・感想・評価
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JOKERの後に見た
素晴らしい。まさにダークヒーロー。JOKERにオマージュされたであろうシーンがいくつかあって、これは……とニヤッとしてしまう事が多々あった。執事とウェインの親友とも、相棒とも言える距離感も最高。ジョーカーとはある意味真逆の人間。力のない人間は、"人はなぜ落ちると思う?這い上がるためさ"という言葉を知っていればバットマンになれるし、知らなければジョーカーになる。これは素晴らしい作品だった。三部作なのでこの後も楽しみだ。
俳優陣が豪華
リーアム・ニーソンもゲイリーオールドマンも良い役。
初めてリーアム・ニーソンがかっこよく見えた。
クリスチャン・ベイルの肉体すごい
バットマンの成り立ちはスパイダーマンによく似てる
最後、ジョーカーのカード出てきた時は感動した。
思いのほか見ごたえあり
ここがゴッサム。
ゴッサムシティはなんでこんなに治安が悪いのか。
街の上側は綺麗だけど、地下に潜れば汚く汚れた街が広がる。階級社会のなか悪は蔓延り、金持ちは自分の利益ばかり。アメコミとは言えどストーリーはシリアスで大人向けであった。
天才科学者が会社にいたり、忠実な執事は何でもサポートしてくれたり、主人公は億万長者であったり、
だからバットマンでいられるんだなと、妙に納得した。隠し通せるのも金があってこそなんだな、と。
ゴッサムを平和にすべく奮闘するが、スーパーヒーローとは言えどもバットマンも実態は生身の人間だから怪我もするしやられそうにもなる、そのハラハラ感が良かった。
幼馴染のレイチェルの最後の言葉が切ない。
やっと結ばれるかと思いきや、バットマンが街にいらなくなる日が来たら、、、
ブルースの悲しい顔が、こちらまで切なくなる。
支えてあげてよ、レイチェル。
雪山の寺院壮大だし、お城を燃やしちゃうところも派手だし、バットマンの車もカッコいいし、さすなハリウッドは違うなぁと思った。
最後もジョーカーのカードが出てきて、ダークナイトへの続きを予感させる終わり方が次が早く観たくなった。
出演者も豪華だし、ストーリーも面白かった。
世界観がワクワク
リーアム兄さん、神出鬼没!
派手でケレン味たっぷりの演出、超豪華なキャスティング、小道具やマシンに懲りまくるオタク魂、暗い夜を更に重くするハンス・ジマーの音楽!面白かった!
今回わかったこと!いろーんな映画で、みんな修行の為にオリエントへ赴く、または/そしてオリエントの技を身につけるんですね!公開年順で並べると:
1)Star Wars (1977)
2) マトリックス(1999)
3) バットマン ビギンズ (2005)
4) ハンニバル・ライジング (2007)
5) ジョニー・イングリッシュ
気休めの報酬 (2011)
6) ドクター・ストレンジ (2016)
以上の主役の人は、若い頃とかドラマの初めの段階でみんな東洋的修行をします。なぜ❓️オリエンタリズム?柔術や忍者やブルース・リーやジャッキー・チェンへの憧れ?己に克つ精神論?うーむ。
監督や誰がバットマンかによって色合いがかなり異なることもわかりました。この映画では、走るモノレールでのリーアム vs. バットマンの師弟対決が良かったです!眼鏡が素敵なスケアクロウ役の人、目が離せない不思議な雰囲気を纏っていました。
おまけ
渡辺謙の話してる言葉(リーアム兄さんが通訳してた)がまるでわからなかった、で、いいんですよね?すごく笑ってしまった・・・。今でも思い出すともうダメです。ツボにはまってしまいました。
はじまりの物語
『ジョーカー』や、『ダークナイト』といった映画が評価されているのを観て、かなり前から観たいと思っていた。
そうしたらまずは「ビギンズ」と名のつくこの映画から観なければ!と思い念願のバットマンシリーズに足を踏み入れた。
バットマンについては見た目くらいしか知らなかった
ため、話が入ってくるまでになかなか時間がかかった。
「人はなぜ堕ちるのか?這い上がるためだ」
というセリフが心に残る。
バットマンをサポートする登場人物たちが個性的で良い。
エピソード0として◎
全然興味がなかったのでダークナイトを先に見た。
んで、戻って来た。
原作アメコミなどは知らないので面白かった。
リーアムニーソンのせいで、
ジェダイ×スカイウォーカーにしか見えなかった。
そういう修行とかするんだ?
という前半はちっとも面白くなかったが。
だんだんバットマン化していく過程が良かったが、
ちょっと急ぎすぎた感じが否めない。
マスクも完成していないまま戦ったり、
スーツはエアブラシで黒く塗装したり。
そういうのもっと見たかったなぁ。
前半でジェダイの修行とかするから
時間なくなっちゃったかと思うと残念。
最初から3部作ありきでビギンズを
作ったのかどうかは知らないが、
2作目3作目を期待せざるを得ない
構成はさすがだ。
ただ、悪の(正義の)忍者部隊(ジェダイナイトたち)は
千年も前から世直しし、秩序を保ってきたという
ストーリーテリングは気に食わない。
テンプル騎士団は悪か正義かとかそういう話を
したいわけ?
せっかくエピソード0を作るんだから、
ヒーローの苦悩とか、表裏一体とか
その辺のストーリーは2部3部にまかせて
そういうカタルシスは抜きにして作ってほしかった。
ゲイリーオールドマン。
完全に良い人の役だと、いまひとつ。
クリストファー・ノーランが描くバットマン。 さすがと言ったところ。...
始まりの物語
コウモリは恐怖の象徴
Huruで改めて鑑賞。もう公開してから、17年も経つんですね。
先日、新たな『バットマン』が公開され、前シリーズのダーク感は継承しながらも、バットマンが抱く心の闇にフォーカスした、ヒューマンタッチなアクション・ムービーとして復活した。
本作は、その前シリーズで、クリストファー・ノーラン監督が、若きクリスチャン・ベールをバットマンに起用した『ダーク・ナイト』シリーズ3部作の1作目。幼少期に、自分の目の前で両親を殺されたブルース・ウエインが、心の葛藤やトラウマを抱えながら、無鉄砲な正義感を振りかざして、バットマンとなっていく過程と悲哀を、クリスチャン・ベールが体を張って熱演している。
自分が幼少期に観たテレビドラマの『バットマン』は、ロビン少年を連れ立って、颯爽とバットマンカーに乗り、勧善懲悪な内容で悪党退治する正義の見方だった。しかし、本シリーズからは、ゴッサムシティ―に暗躍する悪党だけでなく、バットマン自身の心の闇にもクローズアップし、コウモリが恐怖の象徴であることも明らかにし、よりダークな雰囲気を醸し出している。
こうした印象は、ノーラン監督のカメラアングルや映像の色彩からも、これまでのヒーロー像とは違う、人間臭いバットマンを描きたかったことが覗える。
そうした練られた演出の面白さもあるが、やはり、本作は表題の通り、バットマン誕生までの過程に面白さがある。つまり、ウエイン家の地下の洞窟をバットマンの秘密基地に改良し、強靭なバットマン・スーツや武器を設え、そして戦車の様に何でも薙ぎ倒していくバットマンカーが滝から飛び出していくシーンこそが、子供の頃のヒーローへの憧れやワクワク感を思い出しさせてくれる。
本作の敵となるのが、あの『ラン・オールナイト』や『96時間』のリーアム・ニーソンが演じている。彼のイメージは、警察やマフィアと対峙しながらも、正義を貫いき最後は悪党を倒す印象が強い。しかし本作は悪玉のラスボス。その分、最初からの凄味のある表情や切れのあるアクションは、ニーソンらしい役所とも言える。また、日本が誇るハリウッド俳優の渡辺謙も、ほんの少し登場していたのは嬉しい限り。
最後には、シリーズ2作目の『ダーク・ナイト』へ続く新たな敵として、ジョーカーの存在が明らかになるオマケつき。
THE BATMANから入った新参者の感想
私は先日THE BATMANにてバットマンデビューをした新参者。
せっかくデビューを果たしたので、あの有名なダークナイト3部作の1作目ビギンズにも挑戦してみた。
開口一番、「聞いてた話と全然違うじゃないか!」。
同じ人物でも性格が違う、お話が違う、でもシリーズを通して共通の認識がある。というのはアメコミではよくある話だとは聞いていた。だから最初の一歩をなかなか踏み出すことができなかったが、ここまで違うとは…
ビギンズのバットマンは私が今までイメージしていたものに近いと感じる。
ビギンズを一言で言うと「誰が観ても最高のエンタメ」。
観客が観たいものをふんだんに詰め込んだ、これぞまさしく映画本来の姿に思えた。
格好良く登場してほしい、すごい車に乗ってほしい、魅了的なキャラクターが出てきてほしい、敵とのバトルアクションが観たい。
本当、これだけのシーンをよく詰め込んだと思う。
それと比べるとTHE BATMANのバットマンはとても不器用な性格だったのかなと思う。
色々なことを器用にこなしていけない不器用で人間味のあるバットマン。そんな彼を見守るちょっと大人向けの作品。そんな彼には3時間必要だったのだろう。
でも、そんなビギンズでもどうしても頂けないところがある。それは序盤の中国?編。
囚人の心を知るため?中国なのに忍者?爆発させるなんてやりすぎでは?とドン引きしてしまい、序盤のこのシーンでちょっとこの作品合わないかもと挫けそうになってしまった。ここをどうにかしてくれたら本当に最高だったのになぁ…
これはGOODMAN
THE BATMANがビックリするほど面白くなかったため、バットマンの面白さを確認する意味でクリストファー・ノーラン監督の本作を鑑賞。案の定、めちゃくちゃ面白い映画だった。ホント、THE BATMANはなんだったの!?
所々で粗があったり、バットマンの人物像に疑問を抱くシーンが見られたりしたけれども、バットマンの序章としては文句無い作品。続編ありきで作られているので、この映画単体で完璧に楽しむことは難しいのだが、圧倒的スケールかつテンションが上がるシーンの連続でかなり面白い。
バットマンのフォルムや道具がめちゃくちゃカッコイイ。ビジュアルにこだわりを感じる。子ども向けではない、大人に向けて作られ大人が憧れるダークヒーロー。魅力がほとんど伝わらなかった最新作と比べ、続編があることを前提に作っていることもあってか丁寧な作りで、濃厚な140分間を堪能出来る。これだよ、これ、これを求めていたんだよ。
単純に話が面白く、アクションとしてもサスペンスものとしても見応えバッチリ。警察官、執事、師匠などのキャラクターも安定感があってバットマンとの絡みも楽しく、胸が熱くなったり心が踊るシーンも多くある。あまり情報を入れていなかったから、モーガン・フリーマンの登場には驚いた笑
エンターテインメント味が強くて割と見やすく、誰かにオススメしたくなる良作でございました。見終わったあとも気持ちが良くて、いい映画見たな〜とひしひしと感じれます。よし、次はダークナイトだ!!!
ザ・バットマン鑑賞後であっても、覆せないビギンズの新しさ。
ノーラン監督によるエンタテインメント性と芸術性を両立させた稀有の作品
2005年クリストファー・ノーラン監督(彼の第4作)による2005年米英合作映画。脚本がノーラン監督とデヴィッド・S・ゴイヤー。撮影がウオーリー・フィスター、制作がノーラン設立のシンコピー、ワーナー等で、配給がワーナー。制作費が1.5億ドル。
出演がクリスチャン・ベール(ブルース・ウエイン/バットマン)、リーアム・ニーソン、ケイティ・ホームズ(レイチェル)、マイケル・ケイン、キリアン・マーフィー、ゲイリー・オールドマン(ゴードン巡査部長)、モーガン・フリーマン(フォックス・ウエイン産業科学部社員)等。
バットスーツのマントで自由に滑空するバットマン、カッコ良いバットモービルの造形・スピード感など、活劇として抜群な面白さだが、撮影フィスターの腕の良さからか奥行きの有るダークな映像が何とも魅力的で虜にさせられた。バットマン誕生の物語に説得力と正義だけでない複雑性を持たせた脚本も秀逸。ブルース・ウエインの幼馴染役のレイチェルも美しく且つ知的。
ノーラン監督が4作目にして、超大作のエンタテインメント性と芸術性を両立できる稀有な存在であることを、見事に世界に知らしめた。大好きなシリーズのスタート作品。
振り幅がすごい
これダークナイトを観て、おいおいすごいな、となって後から観たくちだが、タイムリーでこれから観てたら序盤のシーンで目を疑っただろうな。あれ、バットマン見に来たんだよな?ってなったと思う。
さらにもしかすると期待を裏切られたと思ったかもしれない、全然バットマンちがう、とかいって。後半らしくなるが雰囲気はそれまでの作品と一線を画している。
でも今更考えるとこの思いきった振り幅がすごい。
で、結局どうだったんだろう、ビギンズだけの時点では理解を得られない面もあったのかな。とくに前半、殺陣なんか全員賛成とまではいかないような気はする。過去作との印象の違いは明か。これがキートンやクルーニーのブルースウェインと同キャラというのだからそりゃ無理がある笑
でもノーランはほんとかましたと思う。決定打は次作だけどひとつのターニングポイント。このあとあたりからマーベルともどもヒーロー大作連発期に突入している。
スーパーヒーロー誕生
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