劇場公開日 2005年6月18日

「ザ・バットマン鑑賞後であっても、覆せないビギンズの新しさ。」バットマン ビギンズ はりねずみ。さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ザ・バットマン鑑賞後であっても、覆せないビギンズの新しさ。

2022年3月16日
iPhoneアプリから投稿

映像の美しさ、BGM、ストーリーの巧みさ。
どれをとっても刺激的であり、斬新であり、新しい。
それは20年近く経った新作"ザ・バットマン"鑑賞後でも覆らないという脅威の作品である。

描かれるバットマン像は不気味であり強靭であり、何故犯罪者ではない市民からも畏怖の対象であるのかをしっかり描いている。

二転三転するストーリーに、それを勢い付かせるBGMのセンスの良さ。
何故このストーリーの主人公がバットマンでなければならないのかという合理性を、説明されるべくもなく納得させられる。

ダークナイト三部作の中で、このビギンズは評価が高くないという。
その評価は早晩、見直され覆されるだろう。

はりねずみ。