カミノフデ 怪獣たちのいる島

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カミノフデ 怪獣たちのいる島

解説

「ゴジラ」シリーズなどで怪獣造形の礎をつくった美術造形家・村瀬継蔵が88歳にして初総監督を務め、自身が1970年代に香港の映画会社ショウ・ブラザーズからの依頼で制作したプロットを基に映画化した特撮ファンタジー。

特殊美術造形家の時宮健三が他界した。孫の朱莉は時宮の仕事に良い思い出がなく、複雑な心境でファン向けのお別れ会に参列する。そこには特撮ファンである同級生・卓也も来ていた。朱莉と卓也は、時宮が作ろうとしていた映画「神の筆」に出演予定だったという男・穂積との出会いをきっかけに、その映画の世界に入り込んでしまう。そこでは、映画には登場しないはずの怪獣ヤマタノオロチがすべてを破壊しようとしていた。

NHK大河ドラマ「八重の桜」の鈴木梨央が朱莉、音楽ユニット「Foorin」のメンバーとして活躍した楢原嵩琉が卓也を演じ、釈由美子、斎藤工、佐野史郎、樋口真嗣が共演。「仮面ライダー」シリーズなどのデザイナーとして知られる高橋章がオリジナルコンセプトデザインを担当したほか、「ゴジラ」シリーズの怪獣デザインを手がけた西川伸司、「雲の神様」と呼ばれる背景絵師・島倉二千六ら日本を代表する特撮クリエイターが参加。

2024年製作/74分/G/日本
配給:ユナイテッド・エンタテインメント
劇場公開日:2024年7月26日

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(C)2024 映画「カミノフデ」製作委員会

映画レビュー

3.0気恥ずかしいほどの熱い特撮愛

2024年7月31日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

これは往年の特撮を愛してやまない作り手たちによる、自らの存在証明のような熱い一本。着ぐるみ怪獣、ミニチュアの街並みの破壊と爆発炎上、丸わかりな背景合成など、昭和の頃の映画やドラマを再現したかのような映像ルックにノスタルジーを覚える人も多かろう。“怪獣造形界のレジェンド”、88歳の村瀬継蔵による初総監督作品だそうで、少々野暮ったい演出、役者たちのわざとらしい演技さえ、特撮ファンならレトロな味わいとして愛でるのかもしれない。

キングギドラ風のヤマタノオロチ、大魔神っぽい怪魔神を登場させたのだから、せっかくなら“ゴジラ風”や“ガメラ風”のモンスターも出して対決させてほしかった。CGベースのリアルな視覚効果に見慣れた観客には、作り物っぽさが逆に新鮮に映るかもしれないし、熱すぎる特撮愛に気恥ずかしくなるかも。

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高森 郁哉

1.0映画としては如何なものか?

2024年9月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

特撮の映画というので、特撮好きな人は楽しいのかもしれないが、
映画としてはどんなものかと。

我慢して観ていたが、辛抱できなくて途中で帰った。
その意味では評価すべきではないと思うが、ちょっとあれはヒドイ。
某斎藤工さんは、いつも通りでいいと思いますが、主役の少年少女が大根すぎ。

演技がうまかったとしても、誰か台本に意見する人はいなかったのか?
と思う。
映画の脚本じゃないですよね、あれ・・
脚本の体を成していないというか。

雨宮慶太監督の「鉄鋼機ミカヅキ」はホントに話も特撮も面白かったのに。

創る方の意識が低すぎなのでは?

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青山桃里

4.0愛は盲目

2024年9月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

特撮愛に溢れている。
だから周りが見えなかったのかな。

ここのレビューちらちら読んで、ハードル思いっきり下げて観に行ったら、なんだこれは!
こんなにワクワクしたオープニングは久しぶりだ!
すっげー面白いじゃんか、と興奮してたらタイトル出るまでだったよ。ドラマ始まったらなるほど。

せっかく、なのに、残念。
「特撮映画って面白いな、やっぱ特撮ってすごいや!」
ってなるべきところが、これじゃあ
「特撮映画ってつまんないな。いまどき特撮って、CGでいいじやん。」
ってなってしまう。

斎藤工か佐野史郎に監督してもらえばよかったのに。
それか樋口さんが本格的に「八岐大蛇」作ってくれないかな。

あのオ・ダルスみたいな顔の男の子に引っ張られたのか、鈴木梨央ちゃんも残念だったね。

特撮っていいな。マーベルのCGなんかよりずっとワクワクする。

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大吉

3.5CGより怪獣に迫力がある

2024年9月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

映画館で観てきました。ストーリー自体は薄めに感じたが、怪獣がCGより迫力を感じました。白いマスコット怪獣も温かみがあり、可愛いかったです。
昔の怪獣映画やウルトラマンを見ている感覚で、ハリウッドのゴジラ映画より好きです。

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ゆきとう