THIS MAN

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THIS MAN

解説・あらすじ

「世界各地で人々の夢に現れた謎の男」として2006年頃から世界的に話題を集めたインターネットミーム「This Man」に、日本独自の解釈と社会風刺を加えて映画化したパニックスリラー。

とある田舎町で連続変死事件が発生した。被害者は全員、眉のつながった奇妙な風貌の男を夢の中で見ていたという。夢に出てくる男は「あの男」と呼ばれ、人々を恐怖に陥れていた。「あの男」の被害が拡大していくなか、夫や娘と幸せに暮らしていた女性・八坂華の身にも危険が迫る。やがて華は、究極の選択を突きつけられる。

グラビアアイドルや女優として活躍する出口亜梨沙が華役、特撮ドラマ「仮面ライダーW」シリーズの木ノ本嶺浩が華の夫・義男役で主演を務め、「なのに、千輝くんが甘すぎる。」の鈴木美羽、ラッパーの般若、お笑い芸人のアキラ100%らが共演。「わたしの魔境」「幸福な囚人」の天野友二朗が監督・脚本を手がけた。

2024年製作/89分/PG12/日本
配給:アルバトロス・フィルム
劇場公開日:2024年6月7日

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映画レビュー

2.5こういう映画が一本くらいあってもいいじゃないか(笑)

2025年3月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

 THIS MANのビジュアルを見て「あ、これはアカンな(笑)」と思いつつも、たまたま心が弱っていたからか、Z級映画を見たい衝動に駆られた私は気付いたら再生ボタンを押していました。で、結論から言うと悪くはないと思いました。MANの造形で多少期待値のハードルが下がっていたこともあるのでしょうが、絵作りはオーソドックスだし、話も割と普通。多用される風景のカットや冗長な展開が気にならないでもないが、まぁこれは低予算映画の味というやつでしょう。それに津田寛治や渡辺哲といったベテラン役者の存在がこの作品においては非常に大きかったと思います。無名の若い役者さんだけだったら飽きて途中で視聴をやめていたかもしれません(笑)
 題材となった都市伝説はすでに多くの作品に流用されているネタかと思いますが、本作のお話は黒沢清監督の「CURE」のそれに近いです。ある日突如として謎の男が現れ、その男を媒介として、市井の人々が無意識のうちに殺人を犯したり自死を遂げたりするというプロットはまさに本作と相似形です。ですので本作もある程度は意識したのかもしれません。しかし予算も桁違いのCUREとは張り合うつもりはなかったと見え、ご覧のとおりMANのビジュアルはああいう形で収まったようです。ですので本格的なホラーを期待していた観客からすれば、あのクオリティには少なからぬ落胆を覚えたことでしょう。しかしあのMANをここまでの低クオリティにとどめた監督の判断は、結果的には間違っていなかったように思えます。シリアス一辺倒な話が長々と続くだけの物語ではやはり飽きてしまいます。ともすれば作品の世界観を壊してしまいかねないMANのビジュアルですが、でも現にあのビジュアルがあったからこそ色々な人が興味をそそられて見たわけで、そう考えるとやはり監督にはある種のバランス感覚みたいなものがあったのだと思います。映画を一本作ること自体が奇跡みたいな世の中で、まぁこういう映画が一本くらいあってもいいんじゃないか?と私のような人間は思ってしまいましたね。「じゃあもう一回見るか?」と言われれば、そこは即答しかねるのですが…(笑)でもそれなりには楽しめたので制作人の方々には素直に敬意を表したいと思いました。

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荒川ラリー

1.0ストーリーの面白さもなく怖さもなく

2024年9月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

淡々と話が進みすぎて全然引き込まれるものもなかったです。

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のん

0.5これで鑑賞料を取るのか…。

2024年6月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

まったくもって映画としての体をなしていない。ホラーでもなく、サスペンスでもなく、コメディでもない。映画が示唆するところや述べたい事も伝わってこない。こんな作品に出演している役者が可哀そうに思える。彼ら彼女らの黒歴史になると思うと気の毒でしかない。
2000円取られた詐欺にあった気分だ。これ以上の被害者が生まれないためにも映画館は早く上映を終了すべきである。

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共感した! 2件)
むんむ

4.0思ったよりもちゃんとしてる

2024年6月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

tiktokで回ってきて鑑賞。少年漫画っぽさとおとぎっぽさのある面白い質感の映画。
新しいもの作ろうという意気込みは伝わったし、低予算なんだろうけど、評判よりもちゃんと作られている。
どんどん展開が変わって行って、ラブ⇒ホラー⇒呪術⇒家族ドラマ⇒呪術に移っていくのとかいい。すごく不快でダウナー、悪趣味な映画ではあるけど楽曲のグルーブ感とかがクセになる。
"最期に使命を果たすか、考えてくれ"

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弁太