【推しの子】 The Final Act

劇場公開日:

【推しの子】 The Final Act

解説・あらすじ

赤坂アカ(原作)と横槍メンゴ(作画)による大ヒットコミック「【推しの子】」の実写映画版。Amazonと東映がタッグを組んだ実写映像化プロジェクトとして、2024年11月28日からAmazon Prime Videoでドラマシリーズ「【推しの子】」全8話を配信。映画「【推しの子】 The Final Act」は、ドラマシリーズの続きとなる。

主人公の青年が、自身が大ファンだったアイドルの子どもとして転生するというファンタジックな設定や、ショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、芸能界の闇に切り込んだ内容で話題を集めた「【推しの子】」。映画版では、物語のはじまりである、アイと雨宮吾郎(ゴロー)の出会いと転生、そしてゴローが転生した青年アクアの復讐劇の行方を描く。

産婦人科医のゴローは、かつて担当していた患者の影響で、アイドルグループ「B小町」のアイを“推し”としてオタ活をエンジョイしていた。そんなある日、突然、妊娠したアイが患者として彼の目の前に現れる。その後ゴローはある事件に巻き込まれ、理由も原理もわからないまま、アイの子どもに転生することに。アクアという名で“推しの子“として幸せな日々を過ごしていたが、ある日、アイが何者かに殺されてしまう。アクアは、アイを殺した犯人への復讐に身を捧げるが……。

アクア役を櫻井海音、アイ役を齋藤飛鳥、アクアの双子の妹で亡き母のようなアイドルを目指すルビー役を齊藤なぎさ、ルビーとともにアイドル活動を始める有馬かな役に原菜乃華、アクアに恋心を抱く女優・黒川あかね役に茅島みずき、ルビー、かなとともにアイドル活動をする人気YouTuberのMEMちょ役をあのが務める。また、アクアとルビーにとって最大の宿敵となりうる謎の男カミキヒカル役を二宮和也が演じた。監督はテレビドラマや数多くのミュージックビデオを手がけてきたスミス。

2023年製作/129分/G/日本
配給:東映
劇場公開日:2024年12月20日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
原作
赤坂アカ
横槍メンゴ
脚本
北川亜矢子
企画
井元隆佑
プロデュース
井元隆佑
製作
吉村文雄
プロジェクト統括
出目宏
エグゼクティブプロデューサー
柳迫成彦
プロデューサー
峠本悠悟
音楽プロデューサー
津島玄一
本谷侑紀
劇中歌プロデュース
屋代陽平
山本秀哉
田中萌々絵
撮影
奥平功
照明
渡邊良平
録音
藤丸和徳
整音
石井秀明
美術
神田諭
装飾
神戸信次
スタイリスト
石橋万里
衣装デザイン
石橋万里
アイドル衣装デザイン
成田あやの
ヘアメイク
光野ひとみ
編集
小野寺絵美
音楽
fox capture plan
エンディング曲
B小町
選曲
本谷侑紀
音響効果
大河原将
コレオグラファー
yurinasia
助監督
川口浩史
宮﨑剛
スクリプター
松澤一美
キャスティングプロデューサー
伊藤由夏
プロダクションマネージャー
椋樹弘尚
ラインプロデューサー
曽根晋
俳優統括
福岡康裕
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(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映 (C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会

映画レビュー

4.0アニメよりも先に完結した…

2025年1月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

アニメは2期の途中でしたが、実写映画はドラマの続きということで、プライムビデオで全話観てから劇場に向かいました。

ゴローがなぜB小町にハマったのか、アイが子育てに苦戦する姿など、アニメでは描かれなかった出来事が細かく描写されていました(ミヤコさんのサポートも素晴らしかったです)。そのためか、登場人物に感情移入しやすくなっており、物語への没入感が高くなっていました。また、二宮さんが演じるカミキヒカルは出番が少なめでしたが、劇中では強烈なオーラが漂うぐらい存在感が強い人物になっていました。

私は原作ラストのネタバレを知ってから観ましたが、所々で違う箇所があったので「こういう結末になったか!」と思えるぐらい新鮮な気持ちになれました(映像作品で改変される事例はよくあることなので、特に違和感はなかったです)。それと事前にドラマを視聴した方が理解は深まりますが、一つの物語として綺麗にまとまっていたので、本作だけでも問題なく楽しめると思いました。

一方で、物語後半が急ぎ足になっていたのが気になりました。その影響で、カミキヒカルの説明が不足してしまい、彼の動向や目的がわかりづらかったです。個人的には、ドラマを2シーズンでじっくりと描いてから映画を公開しても良かったのではないかと思いました。

『推しの子』のエピソード0と完結編を融合させたコンパクトな内容になっていました。アニメとは違った魅力が沢山あるので、見比べてみるのもいいかもしれません。

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Ken@

3.0復讐は未来には繋がらない。が、本作品は、少しの復習をしてのご鑑賞をオススメします♪

2024年12月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

基本アニメはあまり観ませんので、本作品に関する知識は、ほぼありませんでした。Amazonプライムでの予習復習もしておりません。普段ならチョイスしない作品ですが、二のがチラッと出てくる予告編がなんだか面白そうだったので、時間があった本作品を鑑賞することに。

結果からいいますと、全く知らない者でも、それとなく楽しむことができました。本作品が難しいのは、どのレベルの視聴者を対象としているかということだと思います。
①全く知らない人向け、②全て観ているコアなファン向け、③そこそこ知ってる人向けと、ざっと3パターンの客層がいる中、本作品を鑑賞して満足できたのは、③と①の半分だったのでは?という気がしました。

主人公の青年が、自身が大ファンだったアイドルの子どもとして転生するという設定はとても興味深く、アイドルたちのライブシーンは臨場感があり十分楽しめました。みんなそれなりにハマり役だったのではと思います。楽しみにしていた二のが、今ひとつでう〜ん🙄ってな感じだったので、この評価になりました。もっとしっかり、予習復習しておいたら、もっと楽しめたのかもしれません。逆に好きすぎる方には、復習が多すぎて、物足りなかったかもしれません。難しいですね…🤫

アニメ好きな人、推しの子ファンの方にとってはそれなりに楽しめる作品だと思います♪
お時間に余裕がある方は、Amazonプライムをこ鑑賞の上、ご来場下さい。

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共感した! 5件)
ななやお

3.0ホシの子

2025年2月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

楽しい

原作とアニメは未鑑賞。
タイトルからは想像し得なかったが、アイドル家系の兄妹が母を殺した犯人に復讐を試みる話。
タイトルや転生設定それ自体は面白いものの、その設定が必要かは疑問である。

良い点
・歌唱

悪い点
・色々と心境が不自然
・カミキヒカルが昔とやや似ていない

その他点
・目よりホクロが特徴

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共感した! 0件)
猪古都

4.5ゴシップまみれの今だからこそ観る価値がある映画。

2025年2月14日
iPhoneアプリから投稿

主人公の青年が大ファンだったアイドルの子どもとして転生し、「推しの子ども」になるって話。

今回はドラマの前日譚とドラマの結末がセットになった2部構成。絶対にドラマを観てから行くべき。ちゃんと完結してくれたのが◎

まずシンプルに原作のストーリーがめちゃくちゃおもろい。

青年が前世の推しであり転生後の母でもあるアイを殺した犯人を追うミステリーサスペンスが大きな軸。その周りでアイドル業界・芸能事務所・ドラマ現場・恋愛リアリティショーなど芸能界の光と影がリアルに描かれてたり、登場人物の恋愛模様、アイドルの煌びやかなパフォーマンスなどなど内容がとにかく盛りだくさん。ただ、ミステリーとしての「犯人は誰なのか?」みたいなのを考察する楽しさはドラマ版までかも?

芸能界がどれだけ多くのプロフェッショナルの手で作られているのか。そして年端も行かぬ人間の人生がどれだけ消耗されてるのか、そういう部分をリアルに描いてる。

簡単に良し悪しだけでは語りきれない、いろんな人間の夢や努力、思惑が混沌と絡み合っている。

その結果、そりゃ人格が捻じ曲がってしまう人も生まれちゃいますわな。という、、、

構成もめっちゃ良くて、テンポよく進むからずっとおもしろい。

登場人物もキャスティング・役作り・衣装など含めてそれぞれのポジションがしっかりわかりやすくて、いろんな場面でのキャラの組み合わせによってお互いの存在感がさらに引き立つのが面白い。

アニメ版を全部は観きれなかった僕でも、ドラマ版は本筋以外を若干削ぎ落としてくれたおかげでサクッと観られた。ユーモアシーンは減ってる?もはやほぼゼロ?だったけど全然気にならなかった。

アニメ版と比べてストーリーの順番が少し組み替えられてるのも良かった。でも、なぜ良かったのかと考えると僕自身がアニメ版1話を見ていて全体像への予備知識があったからだと思う。

【推しの子】を初めて観る人には、まずはアニメ版の第1話からぜひ観てほしい。
作品の始まりがどれだけ衝撃的か知ってるとさらに楽しめると思う。

演技もえぐい。全員がその場の空気を支配してる感じで、全キャスト強者感が半端ない。演技の細かいことはよくわからないけど、気迫が伝わってきて、どのシーンも見応えがあった。

音楽は、普段アイドルソングを聴かない僕でも演出が豪華で思わず見入った。箱の規模感とかもめちゃくちゃリアル。歌唱シーンでのマイクのブレだけは少し気になった。笑

観終わった後の満足感はかなり高かった。連載終了時は終わり方に賛否あったらしいけど、個人的にはこれで良かったんじゃないかな。犯人側の視点をもっと知りたい気持ちもあったけど、、、
少しだけ描かれた犯人の過去を見てると、実はキャスティングにも深い意味があるのでは…?と考えてしまった…。(多分考えすぎ)逆に犯人の動機について多く語らないことに意味があるのかもしれない。

ゴシップまみれの今だからこそ観る価値がある映画。

推しがいる人が観ると推しがより尊くなるだろうし、普段芸能ゴシップに振り回されてる人はちょっとは受け流せるようになるかも?いろんな人にぜひ観てほしいなと思った。

YouTubeやTikTokにも関連したコンテンツがあるのでエンドコンテンツとして楽しんでみようと思う。

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おけん