Black Box Diaries

Black Box Diaries

解説

映像ジャーナリストの伊藤詩織が長編初監督を務め、自身の受けた性暴力について調査に乗りだす姿を記録したドキュメンタリー。

2017年に伊藤監督が元テレビ局員の記者からの性的暴行被害を訴えた記者会見の直後から、6年の歳月をかけて制作。スマートフォンに残していた当時の思いなどをもとに構成し、日本社会が抱える数々の問題を浮き彫りにしていく。「新聞記者」「月」などの映画製作会社スターサンズが製作を手がけ、イギリス・アメリカとの共同製作により完成させた。

サンダンス映画祭の国際長編ドキュメンタリーコンペティション部門への出品をはじめ、世界各地の50以上の映画祭で上映され18の賞を受賞。“ドキュメンタリー界のアカデミー賞”と言われるIDAドキュメンタリー賞にて新人監督賞を受賞した。2025年・第97回アカデミー賞で、日本人監督として初めて長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされた。

2024年製作/イギリス・アメリカ・日本合作
原題または英題:Black Box Diaries

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第97回 アカデミー賞(2025年)

ノミネート

長編ドキュメンタリー賞  
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(C)伊藤詩織/Black Box Diaries製作委員会

映画レビュー

0.5被害者が加害者に

2025年1月27日
スマートフォンから投稿

泣ける

事件が明るみになって以来、詩織さんの幸福を祈ってきたけれど、今回の映画化に伴って、これまで彼女のことを信じて支援してきた周囲の人々を裏切り、そして彼らの人権を侵害したことを知り、これ以上ないほど悲しい気持ちになりました。
これは虐待を受けた子供が親になった時に自分の子供を虐待するアダルトチルドレンであったり、過去に迫害を受けたユダヤ人たちが時を経た現代にアラブ人を虐殺する虚しさにも通じるものを感じました。

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りょう

4.0今こそ再上映を望みます!

2025年1月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

早く再上映を!

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tomクルー