ゴースト・トロピック
劇場公開日:2024年2月2日
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解説
美しく繊細な映像で物語を紡ぎ、カンヌ国際映画祭やベルリン国際映画祭でも注目を集めるベルギーの映画作家バス・ドゥボスの長編第3作。ブリュッセルの町を舞台に、最終電車で乗り越してしまった主人公が真夜中の町をさまよい、その中での思いがけない出会いがもたらす、心のぬくもりを描く。
清掃作業員のハディージャは、長い一日の仕事終わりに最終電車で眠りに落ちてしまう。終点で目を覚ました彼女は、家に帰る手段を探すが、もはや徒歩で帰るしか方法はないことを知る。寒風吹きすさぶ町をさまよい始めた彼女だったが、その道中では予期せぬ人々との出会いもあり、小さな旅路はやがて遠回りをはじめる。
全編を通して舞台となる夜の街の風景を、粒子の荒い16ミリカメラで撮影することで、暗闇の中に柔らかさと温かみをもたらしている。2019年・第72回カンヌ国際映画祭の監督週間出品。
2019年製作/84分/PG12/ベルギー
原題または英題:Ghost Tropic
配給:サニーフィルム
劇場公開日:2024年2月2日
スタッフ・キャスト
- 監督
- バス・ドゥボス
- 製作
- マルク・ゴイェンス
- バス・ドゥボス
- ナビル・ベン・ヤディル
- ブノワ・ロラン
- トマス・レイヤース
- 脚本
- バス・ドゥボス
- 撮影
- グリム・バンデケルクホフ
- 編集
- バス・ドゥボス
- 音楽
- ブレヒト・アミール