ゴーストバスターズ フローズン・サマーのレビュー・感想・評価
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幽霊と家族
メロディ(エミリーアリンリンド)は幽霊だがフィービー(マッケナグレイス)と気が合った。メロディは成仏できなくて人界をさまよっている霊魂。性格はさばさばだが、さばさばの鎧の下に寂しさを隠しているタイプ。悔恨と、彼女自身と家族を奪うことになったマッチを携えている。
フィービーは母親にチームから外されたこともあって、継父(ポールラッド)ともぎくしゃくしていた。そんな落ち込んでいるときに出会ったメロディはするっと心のなかに入ってきた。ソウルメイトができるときの感じ。フィービーは実体でメロディは不実体だが、ふたりの間には友情といえるものがあった。
ところがメロディは恐怖王ガラカへの協調を脅迫されていて、抽出装置で不実体になったフィービーを利用し、凍結封印を解いてガラカを人界へ解き放つ。
このメロディとフィービーの関係性がGhostbusters Frozen Empire最大の見どころ。友達だと思っていたのに裏切られた、からの多幸なクライマックスへ至る曲線はお家芸だった。
Afterlifeしかりだが新機軸Ghostbustersのエモーショナルな大団円へもっていくエネルギーはすごかった。Afterlifeと同じGil KenanとJason Reitmanが書いているが素晴らしい脚本だった。
思うにハリウッドのコメディは、日本のこまっしゃくれた映画監督のこまっしゃくれた映画よりも、はるかに解りやすく、喜怒哀楽や友情の大切さや人生の機微などについて、老若男女を問わず、有機な見解を提供してくれる。オーディエンスにとってエンタメ界隈がそうである以上、こまっしゃくれた日本映画にどんな存在意義があるのか、個人的にはわからない。と思うことがある。余談だが。
大人とも言えないがすでに子供ではないマッケナグレイスのぶかぶかなジャンプスーツがこのうえなくアドラブル。前作同様おっとり感の出し方がすごくうまい。
ちなみに世界が、若く美しいアングロサクソン──という存在にたいして、そうでない者たちを慰謝するために設えた言葉が「多様性」という言葉ではなかろうか。
マッケナグレイスを見ていて、あるいはたとえばテイラースウィフトやビリーアイリッシュやそこに群がる無尽蔵の声援を見るとき、そんなことを思ったりする。ことはありませんか。
話は複軸になっていてフィービー達スペングラー家と、Kumail Nanjianiが演じるファイアマスターの後継者、旧ゴーストバスターズのReunionもある、豪華な構成。
前作で好演したポッドキャストは青年という感じになっていたし、目新しいところではPatton Oswaltも出てきた。ぺったんこになるマシュマロマンも大暴れする。
が、雑多な要素をまとめているのは継父が義娘に認められるか──ということで、複軸のコメディが温かみと多幸感あるファミリードラマとして成り立っていた。とりわけクライマックス。みんなわちゃわちゃの状態でのハッピーエンド。素直に「ああ楽しかった」と言える映画だった。さすがだった。
ただし批評家評はかんばしくなかった。
imdb6.1、RottenTomatoes42%と83%。
映画をよくごらんになる方であれば、本作が批評家評が下がって、一般評が上がるタイプの映画だ──ということが(なんとなく)解ると思うが、RottenTomatoesもその通りになっている。
前作のほうが良かった──というのも、よくわかる。前作AfterlifeはGhostbusters全体から見ると4番目の映画だが、新機軸としては事実上の初回作品と言えた。だからFrozen Empireは二作目のジンクスを被ってしまっている。エネルギーが落ちるのは無理のない話だった。
だが本作はサービス満点で良心的で罪も嫌味もない。楽しめるし、ホロリとくるし、エイクロイド(71歳)もビルマーレイ(73歳)もハドソン(78歳)もAnnie Potts(71歳)もみんな元気でgolden yearsを謳歌するんだ。だから率直に俺もがんばろうって思ったよ。
早い話最新版「ゴーストバスターズ」なのよ
大嫌いな暑さを纏った夏がもうすぐやってくる😭
梅雨入りした土曜日の束の間の涼しい午後☺️
こんな日は我が城にてビール片手に映画鑑賞しか無いな、と独断と偏見の塊と化したマ王はオンデマンドで視聴料が安くなってたから観ちゃいました「ゴーストバスターズ フローズンサマー」😁
物語は相変わらず、我らがゴーストバスターズの面々が強敵と戦うというアメリカンなテイストだからして、特段の新しさは存在しない🤣
前作の「ゴーストバスターズ アフターライフ」の方が既定路線から外れてて楽しめたかな😚
感想としては「ゴーストバスターズ3」と言ってもイイと思うよ😅
とは言え、新しいメンバーに加え旧作の主人公達が戻って来たのがハリウッド感があって楽しめた😆
決して内容は悪くは無いし(この手のアクションコメディが苦手な方は兎も角)土曜の午後のビールのオツマミには最適解の映画ではなかろうか✨
観終わった後は涼しい風が通るマ王城にて暫しの昼寝😂
独身貴族のグータラな休日でした💦
余談ではあるがマ王城は5LDKの一軒家なので掃除が大変😫
昼寝から覚めた後は慌てて掃除をしましたとさ🌀
映画館での鑑賞オススメ度★★★★☆
ビル・マーレイ老けたね度★★★★☆
ダン・エイクロイド太ったね度🐖🐖🐖🐖🐖
主人公の設定は好き
いうほど新しい学校のリーダーズの歌は悪くなかった。
本編の内容は子供向け映画として無難な感じ。
旧作でワクワクした人しか面白く観れなさそう、というところはある。
ストーリーはいろいろな要素が混在していてやや散漫。明確な感動ポイントが無い。
主人公と幽霊との切ない友情物語、というところにしっかり焦点をあてればもっと面白くなったと思う。
やっぱ初期GBメンバー最高!
ゴーストバスターズは1・2の鑑賞のみでしたので、それ以降の作品は今回が初!
今回のボスキャラもなかなか良いですが、個人的にはポンコツだけど憎めないファイヤーマスターのキャラがツボりました。
ただ、主人公の女の子に感情移入できず…。
天才設定の割には浅はかな行動が多過ぎて話も長いので鑑賞途中で正直ダレてしまった。
とは言え、初代メンバーが生き生きとしていて嬉しかった!
自分的には正直、新生ゴーストバスターを喰う存在感だった。
初代メンバーの偉大さを感じました。
【4月4日鑑賞】
ゴーストのみ
前作の続きで構築したキャラを成長させているのだが人間関係の物語が弱く感じた。
物語としてはたまたま手にした悪霊を閉じ込めた品からゴーストたちとの戦いを描くのだが、やはり主軸は人間たちのドラマでその上でゴーストが絡んで欲しかった。
今回はゴーストを全面に押し出しすぎた様に感じた。
ちょくちょく出て来るミニマシュマロマンはCGの進歩もあり、かなりお茶目で可愛らしかった。
微妙でした展開が遅い
シナリオが適当
よいところ
事務員の女性まで揃ってた
だめなところ
ものを知ってるだけのバカになっててシナリオの安易さが鼻につく
声優がダメ
わざとらしい悪役の市長がほんとわざとらしい
シナリオの必然性が無さすぎて都合のいい展開にしか見えない。天才設定なのはともかく、もうわかりやすい前振りから丁寧に利用されてとんでもない被害を出すという、これを子供の成長で許容しろというのは、キツい。シナリオにおいてキャラが最善行動を取らないことに不満を覚える人もいるらしいが、そっちよりも最悪を選び続ける方が不満。霊化する流れが強引すぎてシナリオの都合にしか見えんかった。そのほか含めて雑。
あと間違って吹き替えを選んでしまって失敗した。なんで素人を突っ込んでしかも下手なんや。上手いなら誰がやってもいいけど、逆はプロでもクズ。
ミニマシュマロマンに夢中
やはり睡魔に勝てず(;´Д`)
烏龍茶を飲みながら最後まで寝る事なく鑑賞した。
退治する際に建物を壊したり多重事故を引き起こしたりと、やることはハチャメチャだったから、当然ながらニューヨーク市長からお咎めを食らうのだがその際に15歳のフィービーが未成年であることを理由にゴーストバスターズのメンバーから外されてしまう。心を閉ざしたフィービーに寄り添うように現れたのはまさかのお化けだった。
亡き祖母が持参していた物を骨董屋に売り出した事を機に、物に封印されていた強力な霊がフィービーのある出来事でよみがえってしまい最終的には対峙することになるが初期のゴーストバスターズも現れ力を合わせ激闘の末に退治する。
普通に面白かった!
ってかミニマシュマロマンが超絶可愛すぎる(≧∇≦)
我が家のペットにしたい(笑)
初代のゴーストバスターズを見て以来の映画館でした。 やはり映画館な...
いい暇つぶしでした。
古作を含めシリーズ初見ですが、前作観たことなくでも普通に楽しめる内容でした。
ゴーストに関して意外に科学的な解釈でツボった。色んな登場人物がいて、誰一人だけがヒーローではなく個性のバリエーションがまたいい。しかし終わり方はやはり予想通りに物足りなかった。特に映画全編を通して凄く力強くて怖いゴーストのイメージを作ってきたのに、結局しょぼいことで倒せたなっと感じた。そして主人公(?)の女の子、シナリオ通りにバカでも分かるやっちゃダメなことやってしまうね。あと倒す方法分かったのに何故大人に誰一人に教えず自分だけ解決しようとするかよく分からなかった。そこら辺は子供向けだからしょうがないなと思った。
前作も観たい気持ちまではなかったが、いい暇つぶしでした。
最高でした!!
打ち止め。
楽勝過ぎる
いきなりデスチル満杯にはならずに溜めがあって、そこは良いかなと思っていました。ガラッカの檻であるキューブの錆び具合や、ちょっと本心の知れない幽霊のメロディ、独り立ち出来そうにないファイアマスターズの覚醒とかを織り込みつつ、もちろん擬似家族の親子愛や青春の蹉跌まであって、変にバタバタしないで高まっていく。
文字盤で出来たキューブ? がザワザワ動いて、静かに放って置けば何事もなかったのに、余計なことするから古代の悪神が起きてしまった…と言うダークファンタジーの展開は、いつものお決まりでもワクワクしました。
それでザラッカが正体を顕したら、そこからバスターズの大いなる悪戦苦闘を期待したのですが、あっという間におしまいとは、上がった気持ちの持って行き場がなかった。地中から復活したゴーストとの小競り合いを経て、ザラッカとの直対に至るジタバタを観たかったのです。
私的にはゴーストバスターの闘いの面白さは、捕えたと思ったらするりと逃げられるところにあるのかなと思います。集結したゴーストバスターズの人数分、各種ゴーストを出して、捕まえたり逃したりをしつこく繰り返して欲しかったかなと。
ヒロインのフィービーはファンタジックな展開の中で、現実世界の女子の儚げな情感を漂わせていて、そこには惹かれるものがありました。ナルニア国物語の長女みたいに、ある日、ファンタジーから抜けて行ってしまいそうな感じもあって。
シェムリアップの映画館で字幕がクメール語で鑑賞した。
行き帰りの航空会社が格安ゆえに、機内で映画鑑賞できない。スマホ依存症脱却の為に、でかい画面で見る。
3.5ドル日本円で約600円くらい。円安だけど良いですね。
40年前に鹿児島の天文館通で封切りを見た。今回はもっと南のシェムリアップで40年目の続編が良い理由が無いが、ビル・マレーさんも出演していることだし、全て多めに見よう。
今年になって始めての映画館での鑑賞になる。2024年4月19日午後5:15
F-9シートリクライニングが出来る。座っていても疲れない。新宿ピ◯デリ◯よりもすごくて、600円しない!!
英語のヒヤリングは全く分からないが、ビル・マレーのギャクには笑えた。後にアメリカの人が腹抱えて笑っていたので、一緒に笑っている内に、なんとなく分かってくる。
つまり、パターンが一作目と全く同じ。ある意味でそれは良いと思えた。最後に泣かせるし。
地球温暖化に対するなにかのアイロニーかなぁ。原子力発電所とね。軽いのりで、奥が深いのか?!
いづれにしても、外は38度だった。コウモリが沢山飛んでいた。
同窓会気分も続編となると飽きてくる
前作『アフターライフ』では亡きハロルド・ライミスを登場させるなど涙なしでは見られない作品だったけど、さすがにダン・エイクロイドやビル・マーレイばかりが目立ってしまうと飽きてきました。それでも今作では故郷とも言えるニューヨークがメイン舞台となるので好きな人にはたまらないかもしれません。
15歳となったフィービーちゃん。量子物理学とか難しいことを説明してるけど、義父となるゲイリー(ポール・ラッド)も父親として認められないので不安定な家族。いや、アントマンなんだから量子物理学は得意でしょ!などとアベンジャーズの印象が強いので違和感もたっぷり。
プロットとしても子供だましで退屈な展開だし、だらしない市長の風刺や異常気象への警鐘などというテーマは感じられるものの、ファイヤーマスターとなるナディーム(クメイル・ナンジアニ)とフィービー演ずるマッケンナ・グレイスの愛らしさで面白さを保ってただけだと思う。
ノスタルジー頼み?
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