陰陽師0のレビュー・感想・評価
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かなり昔から日本にガラスあったみたいね。
昔から占いには興味ないので、陰陽師なんてどうでもいいと思ってるんだけど、映画なのでホラーっぽいネタかなって思いながら着席。
山崎賢人演じる安倍晴明は、まだ学生(がくしょう)さん。ふーん、学年無いから年齢ばらばらなんだ。晴明なんて27歳。昔だから、かなりのオッサンだと思うけど結構若いな。てか、平安時代でも70歳まで生きてる人なんていたのかなぁ。
前半、晴明が事実と真実の違いについて説明する。これ、ミステリと言う勿れと一緒じゃん。クスッ。
中盤からは染谷将太演じる源博雅と、バディになって事件を解決に向かう。あ、染谷君が大変だったって言ってた、2頭の馬と走るシーン、ちょこっとだったね。えっ!アクションシーンもあったんだ。晴明めっちゃ強いじゃん。いろんなバトルがあって結構楽しかったんだけど、ストーリー的には軽すぎたかな。だって、皆んな無意識での戦いなんだもん。何度も目が覚めるので、どのシーンが実際に起きてる事なのか分からなくなった。ほとんどの事が実際には起きてなかったけど、命に関係してたなんて納得できなかった。奈緒演じる徽子女王の部屋は、なんであんなに花びらだらけなのよ!?
もう少しリアリティがあれば共感できたのにな。
新しい晴明
万物の事象に精通し分析力に優れ何より若き日の晴明をクールに演じ切った山﨑賢人。そして人柄が滲み出ている源博雅を演じた染谷将太。見事な取り合わせだったし脇を固めるキャストの素晴らしさ。そこに花を添えた奈緒。
続編に期待したい。
それにしても山﨑くんは忙し過ぎる。いつになったら広瀬すずと一緒になれるのか?すずちゃんファンとしては山﨑くんと結ばれて欲しいのだが… 当分無理そうだなぁ
映画館で観るべき迫力と映像美。令和的思考の安倍晴明という新しさ。
私はファンタジーやSFのようなあまりに非現実的な話は苦手なのですが、映画館のチケットの有効期限が近かったためという後ろ向きな理由で全く期待せず鑑賞しました。
ところが何度か目を見開いてしまうほどの迫力と映像美が素晴らしく、引き込まれ、あっという間にエンディングでした。面白い!映画館で観るべき作品だと実感できましたし、後ろの席の方も「観にきてよかった!」と言っておられました。私も同感です。心から思いました。
平安時代ならば祟りやもののけの仕業と思われていたような現象(例えば家鳴り)も、陰陽師を呼んでお祓いを、となるところなのに、安倍晴明は陰陽師らしからぬ冷静な「事実」を見て現代的な理論で分析してしっかりぶった斬ってくれます。晴明の令和的思考、理論と平安時代という祟りが信じられていた時代との融合、という新しい描かれ方。
だから令和顔の安倍晴明役・山崎賢人さんや帝役・板垣李光人さんが抜擢されたのかなと思えました。
戦いの場も、現実ではなく無意識の世界での話なので(一応)、ファンタジーやSF的ではあるものの比較的(あくまでも比較的ですが)理路整然としていて安心して観られました。
いい作品だったので、鑑賞後一晩経ってもホワホワしており、いい一日を過ごせたと幸せな気持ちが続いております。是非劇場で観ていただきたい作品です。
現代伝奇映画では成功。でも、
期待しないで鑑賞。毎度のカッコいいだけ、派手なだけの、今流行の見せるだけ映画と思いましたが、期待以上でした。
初めに、原作が大ファンの貘先生。最高です。個人的な感想ですが色即是空が凄く出ていた。
VFXも良かったけど、特に効果音の凄くいい場面があった。
総合的にもう少しオドロオドロ感がほしかったけど、青春映画見たいになっている今日の邦画の時代、伝奇、ホラーと比べるとうんでーの差の作品です。
火水金
政策が占いで決められていた平安時代、災いや祟りから都を守る陰陽師の話。
陰陽寮の学生で天才的な才能があるにもかかわらず、陰陽師になる気のない安倍晴明が、貴族の源博雅に呪術の才能を見初められ、徽子女王に降りかかる火の粉を払うことになっていくストーリー。
陰陽寮の出世争いと陰謀と博雅の恋模様を背景に、超能力バトルの様なCGアクションに、何が現実で何がみせられているものなのかという心理戦をみせていく物語で、なかなか面白かった。
絶妙な染谷将太の“受け”
原作は全く知らないので、設定も背景も知らないが、鑑賞対象の選択肢の乏しい中で、とにかく観てみようと観賞。
【物語】
時は平安時代。 政治の中心に“占い師集団”の官庁 「陰陽寮」があった。
「陰陽寮」は呪いやたたりから都を守る役人としての“陰陽師”の省庁であり、陰陽師を育成する学校でもあった。陰陽師のTOPは帝の側近となり帝の政策に深く関わった。
この時代はひと握りの貴族により国が牛耳られていたが、平民の生まれでのし上る道は役人になるしかなく、陰陽寮の中に居る者達も出世の野心に溢れていた。
その中で呪術の天才と呼ばれる安倍晴明(山崎賢人)は陰陽寮に身を置いてはいるものの、出世には興味がない変わり者だった。ある時たまたま清明の呪術を目にした貴族の源博雅(染谷将太)は清明を訪ねてある頼み事をする。
博雅が想いを寄せる徽子女王(奈緒)が日々怪奇現象を目にし、怖れ、苦しんでいた。徽子を苦しみから救うために怪奇現象の調査を清明に頼んだのだった。何を頼まれても断るつもりでいた晴明だったが、話を聞いて興味を持ち、調査を進める。
そんな中、陰陽寮で変死事件が起き、陰陽寮の闇が浮かび上がる。
【感想】
冒頭、陰陽寮の説明がある。作品情報全くの白紙だった俺だが、作品の舞台、設定について割とスンナリ理解できた。この手の突拍子も無い設定の作品は、こういう簡潔で明快な設定説明は重要だと思う。そこは合格点!
そしてその後の展開は・・・
まあ、つまらなくはない。 結末もそれらしいことを言ってまとめる。
が、あくまで「それらしい」である。作品全体としても分かったような、分からないような、ではある。
結局のところ、“それなり”の作品なのだが、それでも結構楽しめるのは、清明と博雅のやりとりが面白かった。博雅役の染谷将太が絶妙なのだ。
ペーペーの見習い役人清明が貴族の博雅にあんなぞんざいな態度が許されるのか?
と誰しも思うところなのだが、染谷将太の“受け”がそれを打ち消して行く。
偉ぶらず、やわらかく、ちょっと抜けているようでもある博雅が無礼で生意気な清明の言動を見事に受け止めて、「博雅ならこの変な関係を許しちゃうかも」と思わせる。同時に観客にとって博雅が癒しの存在になっている。
染谷将太の存在が有って初めて、清明・博雅の心地良いコンビになっている。
徽子女王役の奈緒は悪くは無かったが、この程度の役であれば演技力よりビジュアル重視のキャスティングが良かったのでは?と思ってしまう。例えば川口春奈とか。
より雅な世界観を楽しめたかなと。
山崎賢人に関しては、相変わらず良くも悪くも山崎賢人でした。
直近の作品では彼の運動能力は凄いなと思っている。本作でもアクションシーンはあるのだけど、イマイチ凄さを感じるシーンでは無かった。それも有って直近の山崎賢人作品を面白さで相対比較すると
KINGDUMシリーズ > ゴールデンカムイ > 陰陽師0
だと思う。夏公開のKINGDUMに期待!
乙女心(?)を100%満たす山崎賢人‼️
(乙女・・・?!とは全く言えない私ですが、)
女性には堪らない作品でした。
ジャパンプレミアの動画をチラ見したのですが、
壇上の山崎賢人くん、ムキムキのバッキバキでした。
「ゴールデンカムイ」の肉体改造は嘘じゃなかった‼️
そして彼は細面で着痩せすること、今回実感いたしました。
女性連発で恐縮ですが、Womanパワー全開な映画。
佐藤嗣麻子監督・脚本、
呪術監修・加門七海、
そして“よしこ女王“の奈緒さん。
この3人のパワーは最強です。
奈緒さんの悲恋と狂乱の演技には、啜り泣きしました。
(その割に、割とあっさりと簡単に、その恋を諦めてましたが、
もしかして・・・この恋、続きがあるのかしら?)
VFXには「ゴジラー1」で名を上げた「白組」だけではなく、
とても多くのVFXの制作会社が名を連ねていて、
VFXの仕上がり・・・水源からそして天空から、とぐろを巻いて
降りてきては、また巻き上がる
宇宙を巻き込むように猛り狂う【龍?竜?】の出来栄え素晴らしくて、
まるでアニメーションを合体させたような映像美でした。
そして山崎賢人のアクション。
もちろん身体能力抜群のしなやかで、雅なアクション。
文句なしに美しかったです。
黒幕も私には意外で、ラストまで“分からず“
そこも楽しめました。
笛の音色の美しさとほのかに安らぐ癒し系のバディ
染谷将太の醸し出すフェロモンも!!比類なき豊かさで最高でした。
他にも帝の板垣李光人の適役感。
北村一輝、小林薫、國村隼らベテランのいぶし銀の安定感。
女性ファンをキングダムやゴールデンカムイより一層
“意識した作り“というと差別的かも知れないけど、
ターゲットはより女性向け!!
奈緒さん(よしこ女王)が琴を奏でる場面のお花畑感‼️
蜷川実花のお花畑とはまた違った繊細さと上品さで、
花が一輪一輪、増えていって咲き、また散る花びらが、
床に敷き詰められる光景に、うっとりでした。
前評判よりとても楽しめて幸せでした。
安倍晴明シリーズ始まる?
安倍晴明シリーズが始まりそう。今回は晴明の陰陽師の始まりを描き、美しい映像でまとめた感じで、物の怪の類いはほとんどなし。次作で怪異や人間の醜さや怨念が描かれていくのか?原作を読んでないから知らないけど。
山崎賢人はキングダムやゴールデンカムイのシリーズもやっているし、日本で1番忙しい俳優だ。
山崎賢人さん
アクションができる主役をはる俳優さんになりましたね。どれも壮大な背景を持った大作ですし。本作は、出てくる俳優さんは凄いし、映像は良かったですが、ストーリーと言うか盛り上がりが無かったですよね。もっと安倍晴明の戦闘シーンを入れた方が良かったと思います。
真実はいつも1つじゃないようです
原作未読。
綺羅びやかな効果演出の数々は必見。時代背景から派手な剣戟がない代わりに、色彩豊かな衣を活用したアクションシーンも面白い試み。
ただ、晴明の実力が圧倒的過ぎて緊張感をほとんど感じられず、「わぁ綺麗〜」のまま終わってしまった印象。
山崎賢人と染谷将太の相性が良い
晴明と博雅の繋がりが絶妙な温度、新たなバディの誕生と思ったが、これは役者山崎賢人と染谷将太そのものの相性が良いのかも。いつも冷静であろうとする晴明と、誠実な博雅の掛け合いは、実際の二人の雰囲気が出ているように感じた、それだけ組み合わせが良かったということか。
人の心が闇に支配されると、深層心理も現実も支配されてしまう…これは現代にも当てはまるのでは。美しい画像表現と迫力のVFXを楽しみにしていたのだが、恐らく、見た劇場が悪かったようで、スクリーンが暗くて、登場人物の顔認識がかろうじて出来る程度。明るいシーンは合成…っぽさが見えてしまい、面白さ半減。劇場のスクリーンはちゃんとベストな状態にしておいてもらいたい。
作品が残念なことになってしまう。
新しい安倍晴明
キングダムと金カムは
かなり闘うシーンが中心でしたね
陰陽師0は山﨑賢人さんが
爽やかで綺麗でしたよ。
画がとても美しい。
最後のクライマックスで
待ちに待った
呪術のシーン…
とても良かった。
実力のある役者さん揃いで
あの人が敵役?
予想を覆すシーンもありました。
実力の無い人が這い上がるため
他人を追い落とす
平安の世も現在も
ままならない人生に振り回される
弱い人間の様がみられ
刺さる言葉もありました。
是非映画館で観てください。
「闇が闇であった時代」の闇の怖さが感じられない
いくら「なで肩」を強調しても、傲慢な「俺様」キャラが「キングダム」や「ゴールデンカムイ」のそれと似通っていて、やはり、「またしても山崎賢人」感は否めない。
ストーリー的にも、琴の弦を切る光の龍を退治したかと思ったら、得業生の殺人事件が発生し、このまま犯人探しのミステリーになったら面白いかもと思っていたら、女王の連れ去り事件と、彼女を追った先での炎の龍との戦いに突入して、「あれ、いったい何の話だったっけ?」という感じになる。
最後に、ちゃんと、事件の黒幕による説明があるのだが、それでも、どうしてそんなに回りくどいことをする必要があったのかについては、最後まで理解することができなかった。
その一方で、キャラクターの異なる男2人のバディ・ムービーとしては、それなりに楽しめるし、切ない悲恋物語も良いスパイスになっている。
何よりも、「呪術」を、オカルトではなく、暗示や睡眠術のようなものとした設定にはリアリティーが感じられるし、荒唐無稽なスペクタクルも、「深層心理が生み出したモンスターとの精神世界でのバトル」と位置付けることにより、説得力が感じられるようになっている。
ただし、最大の見せ場であるはずのCGが、いかにも作り物っぽい上に、何だかとても安っぽく見えてしまったのは、どうしたことだろう?
せっかく、本家のアカデミー賞を獲得して、「さあ、これから!」という時の「白組」によるVFXなのに、あからさまなCG感と、それに伴うチープな印象が、残念に思えて仕方なかった。
素肌に緋袴?
衣装デザインとヘアメイク、あれでいいのかな。
誰一人として冠と烏帽子が似合ってなかった。
お金かかってるけど、
木下グループどうした。
筒井真理子の役は筒井真理子でなくてもいいし、村上虹郎の役は村上虹郎でなくてもいいし(村上虹郎でなかった方がよかった)、豪華キャストだけどみんなやっつけ仕事みたいな感じで、主役ふたり以外は役に思い入れなんかないんだろうなぁ。
かがやと男性ぶらんこが出てきた時に、あ、これはこういう映画なんだと思った(かがやと男性ぶらんこは好きです)。
いろいろと残念だったけど、山崎賢人はキングダムとゴールデンカムイに集中できるからいいか。
阿頼耶識で晴明と繋がる
ビジュアルはとてもよい。水と花のコントラスト。無意識層で繋がるマトリックスのような仮想現実世界。
色とりどりの花弁が敷き詰まった広間の中で琴を弾く徽子女王。ここのシーンは、ため息が出るほど美しい。
だけど、ストーリーテリングが弱いんだよね。夢枕獏が描く晴明と博雅のバディ感はよく出ているんだけど、怪異を引き寄せてしまう人間の哀しい業を感じることができない。
思い切って現代語でセリフ回しをするのはいいとしても、古語を織り交ぜたりして、平安時代の雰囲気をだすなど工夫して欲しいね。
帝を演じた板垣李光人の妖しい雰囲気には驚いた。このビジュアルを見るだけでもお土産になります。
眠気が来たのではない、阿頼耶識で晴明と繋がっただけ。そう思える作品でございます。
いい意味で予想を裏切ってくれた
陰陽師というと安倍晴明というくらいに有名な
彼が主人公ということで、
面白かったら良いな。くらいの気持ちで
観に行ったが、
映画館で観て満足出来る映像の美しさと
何より染谷さん演じる博雅が絶妙で良かったです。
個人的にはもう少し上の年代の方々がされると
印象もまた違ったのかなと思ったのですが、
これはこれで学生時代を描いたのだと思えば、
ちょうど良かったのかなとも思いました。
陰陽師になる前だからこその、向き合うことなく
才能に溺れないところが、見事に表されていて、
陰陽師ものは見飽きたしな……なんて方にも
新しい視点があるのではないかと。
あと思ったよりもアクションがあり、
そこも大画面で見ると迫力あるもので素敵でした。
いつの時代も、
人の心が一番深く広く
醜美も鮮やかで幅があり、
見えにくくも本質的なところは
変わらないのかなと。
面白い。予想以上。続くねー
超好き。好みだわー‼️設定も話しも登場人物もキャストも。最初から良かった。とにかく面白いし、早く続きが観たい‼️
山崎賢人は凄いね、続編作品の掛け持ち(笑)
余談、最後の金閣寺?のような夜の風景がとても美しく余韻を残しました。
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