陰陽師0のレビュー・感想・評価
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意外と 現実と折り合いをつけた親切設計の陰陽師 呪術も程よい 「帝都物語」は、昔になったなぁ。
悪いけど 夢枕獏のこのシリーズ初体験
平安時代だから どうせ 幻想的だけで終わるんだろ❗️ と臨んだ。
しかし制作時期からNHKの大河 意識したかどうか知らんけども
予想を裏切り NHK大河 より 現実的かつ 呪術ファンタジーだった。
そうNHK大河 何が不満かって 登場人物が現代語で当たり前の如く話してること
イヤイヤ どうでもイイ娯楽的な文学ですら大学受験レベルで訳わからんのに
都の天下人も庶民も 言語体系違うだろ💢って
その点この作品は 最初の数分だけ古語くさく して 以後は 現代語で 的な注釈入れてる
それで 本作 俺は掴まれてしまった
何よりも 呪術を ジークムント・フロイト的 というか 現実社会と シームレス化
することによって
フィクションが故に 当然飛躍する 暗躍というより ファンタジー部分が大納得。
欲を言えば 江戸時代よりはるか昔の 平安京の 闇のおどろおどろさ 怖がらせてくれたら最高でした。
意外と言えば ホームページ 有料パンフと別物だけど 大健闘
用語集は同じだし 対談形式で攻めている コレほど 有料パンフ🈶に迫ったホームページは久々じゃないかな
ただし 有料パンフの方が 情報は豊富です 明白に 【キチンと精読すればホームページHPで絵好みも良いかもね】
呪文 陰陽寮の解説 陰陽師の解説は有料パンフ🈶に詳説。
要するに 本作に絞って観に来た人は買うべき出し、何本もハシゴして流す映画ツウの人には不要
明治維新まで陰陽寮存在したのはビックリ‼️だ
天文とか 暦 時刻 までごっちゃになって管理は平安時代ならでは。本当に今あるもの全てないからなぁー
安倍晴明生誕1100年 他作と区別のため 陰陽道と道教 とのこと【有料パンフ🈶最後の文字のあるページ】❓❓
VFX、平安京とか 勉強するとことか 龍とか 現実の京都の寺社仁和寺とか よくまとまってて良い
勿論 空想のフィクション 小林薫演じる陰陽頭 藤原義輔 以外は実在の人物がベース。
驚きや おどろおどろさ はイマイチ だけど このシリーズ入門編としては程よい 面白い作品でした。
まあこの佐藤監督の力量によるところ大。
巧みな物語の構成が高評価
感想
正直余り期待していなかったが、観ると上質なファ
ンタジーロマン溢れる作品であった。
古代日本の社会心理と古文書伝承、易学、天文学、
気象学、基本的物理法則、伝承医薬学、方位学など
が複合的に合わさったものが陰陽道。
当時の人間が理解不能な天変地異、疫病などを具体
的に納得する為の公式な理由付け(お墨付き)を行っ
た帝直属の官庁であったと認識していた。
物語の中で当時の平安京の構造、天皇を中心とする
政治体制、付随する官僚体制(寮)、官位、陰陽寮の
体制と仕事内容、地位などが、わかりやすく説明さ
れ、興味深く観た。その学生であった、若き日の晴
明と上級官位の博雅の出会い、また博雅の悲しくも
儚いロマンスを織り混ぜ、人の業による諍いや愛、
友情物語が展開していく。
とりわけ博雅と徽子女王の深い絆と愛情が素晴らし
く描かれており、当時の慣習を反映して涙を誘う。
脚本演出◎素晴らしい。今後も期待。特撮◎白組定席。配役◎ 豪華メンバー。小林薫、山﨑、染谷、
板垣、北村、安藤、村上、國村、各氏は個性的で素
晴らしい演技。徽子女王役の奈緒さんの好演は特筆
もの。
原作も滝田監督版も拝読、鑑賞済だか、今回は恐怖
よりも人の愚かさ、情、欲、念、深層心理に話の中
心がおかれ、構成としては、今作の方が原作者の本
来の意図が反映されていて優れていると私感する。
以下は物語の中で説明された、物語を観ていく上で
必要となる、対照をなす言葉と、その言葉の自分な
りの解釈を掲示する。
『事実と真実』
事実とは現実世界。真実とは人間一人一人が持つ現
実世界を生きる為の考え方。全ての人に真実が存在
する。真実は現実世界で絶え間なく努力し継続して
いくと実現する。
『呪』
呪とは人から人への恨みつらみの念、無念、羨みの
念がエネルギーの塊として実体化したもの。現実で
は見ることができない。本当の陰陽師のみが招聘し
操れる術。
『人間の深層心理』
人の情や念はコミュニケーションをとる事によって
絆を育み、気持ちを深い部分までお互いに理解でき
るようになり、双方にその気持ちが強くあれば、
言葉に出さずとも意思疎通が果たせるようなる。
時には深い情を生み、男女なら愛情関係に発展する
こともある。深層心理で心が繋がる事は可能である
事をこの物語は主張している。もし本当に深層心理
下で意思疎通が可能であるのなら、現実世界に存在
しない魂となったものとも、求めれば繋がる事がで
きるかもしれない。ロマンを感じる部分である。
『暗示』
無意識に相手の意のままに意識を操られ心を弄ばれ
る術。己れに強い真実(信念)を持つ場合は罹らない
。恐れと畏れによって罹る強さは異なる。
『催眠術』
事実(現実)上のさまざまな視覚、心理操作により心
を弄ばれる事。意識の中の思い込みや性格などを逆
手にとり、そのように誘導してしまう事。これも恐
れと畏れによって罹る強さは異なる。
⭐️4
楽しいといえば楽しい映画だけど。
ハードル上げ過ぎた
そうきたか! 納得の第三作です!
大満足!
良かった!
前作から21年、素晴らしい企画で新作が出来ました
基本、平安京版ハリーポッターです
晴明と博雅の出会いを描くという設定は本当に見事です
なるほどそうきたか!と膝をうちました
これで大まかなシリーズの設定はそのままにその世界観で新しく役者と物語を展開して新たなシリーズとして製作できるのですから
プロデューサーと監督の勝利です
陰陽師はシリーズとしてリブートに成功したのです
コロナ禍も明けて、今年の桜シーズンは世界中からインバウンド観光客が押し寄せました
この作品も、これから作られるであろうシリーズの新作も海外への輸出が多いに期待できると思います
海外の人がみたい日本がここにあります
日本の美しさ、神秘さ
風光明媚な光景や、神社仏閣の見事な建築をもっと取り上げて観光映画的要素をもう少し増やしてもよいのではないでしょうか
あざとくたっていいじゃないですか
世界中の観客がみたいものを見せることは正義だと思います
蛇足
先日、桜を見に奈良を巡ってきました
陰陽師の舞台はもちろん平安京ですが、奈良には晴明の生きていた時代の雰囲気が京都よりも濃厚に感じられます
平城宮跡の朱雀大路、朱雀門、大極殿は本作そのままの姿が現実にあります
本作に夢中になった方ならうおーっと声が出ると思います
桜井市にある安倍文殊堂は安倍氏の氏寺で晴明もそこで修行したとか
陰陽師の天文台跡もありました
また当麻寺では大勢の菩薩様が空中のランウエイを練歩く練供養会を見てきたのですが、これは本作の劇中でVFXで表現された光景がそのまま現実に展開されていました
陰陽師の世界は令和の日本でもまだあるのです
かなり昔から日本にガラスあったみたいね。
昔から占いには興味ないので、陰陽師なんてどうでもいいと思ってるんだけど、映画なのでホラーっぽいネタかなって思いながら着席。
山崎賢人演じる安倍晴明は、まだ学生(がくしょう)さん。ふーん、学年無いから年齢ばらばらなんだ。晴明なんて27歳。昔だから、かなりのオッサンだと思うけど結構若いな。てか、平安時代でも70歳まで生きてる人なんていたのかなぁ。
前半、晴明が事実と真実の違いについて説明する。これ、ミステリと言う勿れと一緒じゃん。クスッ。
中盤からは染谷将太演じる源博雅と、バディになって事件を解決に向かう。あ、染谷君が大変だったって言ってた、2頭の馬と走るシーン、ちょこっとだったね。えっ!アクションシーンもあったんだ。晴明めっちゃ強いじゃん。いろんなバトルがあって結構楽しかったんだけど、ストーリー的には軽すぎたかな。だって、皆んな無意識での戦いなんだもん。何度も目が覚めるので、どのシーンが実際に起きてる事なのか分からなくなった。ほとんどの事が実際には起きてなかったけど、命に関係してたなんて納得できなかった。奈緒演じる徽子女王の部屋は、なんであんなに花びらだらけなのよ!?
もう少しリアリティがあれば共感できたのにな。
新しい晴明
映画館で観るべき迫力と映像美。令和的思考の安倍晴明という新しさ。
私はファンタジーやSFのようなあまりに非現実的な話は苦手なのですが、映画館のチケットの有効期限が近かったためという後ろ向きな理由で全く期待せず鑑賞しました。
ところが何度か目を見開いてしまうほどの迫力と映像美が素晴らしく、引き込まれ、あっという間にエンディングでした。面白い!映画館で観るべき作品だと実感できましたし、後ろの席の方も「観にきてよかった!」と言っておられました。私も同感です。心から思いました。
平安時代ならば祟りやもののけの仕業と思われていたような現象(例えば家鳴り)も、陰陽師を呼んでお祓いを、となるところなのに、安倍晴明は陰陽師らしからぬ冷静な「事実」を見て現代的な理論で分析してしっかりぶった斬ってくれます。晴明の令和的思考、理論と平安時代という祟りが信じられていた時代との融合、という新しい描かれ方。
だから令和顔の安倍晴明役・山崎賢人さんや帝役・板垣李光人さんが抜擢されたのかなと思えました。
戦いの場も、現実ではなく無意識の世界での話なので(一応)、ファンタジーやSF的ではあるものの比較的(あくまでも比較的ですが)理路整然としていて安心して観られました。
いい作品だったので、鑑賞後一晩経ってもホワホワしており、いい一日を過ごせたと幸せな気持ちが続いております。是非劇場で観ていただきたい作品です。
現代伝奇映画では成功。でも、
火水金
絶妙な染谷将太の“受け”
原作は全く知らないので、設定も背景も知らないが、鑑賞対象の選択肢の乏しい中で、とにかく観てみようと観賞。
【物語】
時は平安時代。 政治の中心に“占い師集団”の官庁 「陰陽寮」があった。
「陰陽寮」は呪いやたたりから都を守る役人としての“陰陽師”の省庁であり、陰陽師を育成する学校でもあった。陰陽師のTOPは帝の側近となり帝の政策に深く関わった。
この時代はひと握りの貴族により国が牛耳られていたが、平民の生まれでのし上る道は役人になるしかなく、陰陽寮の中に居る者達も出世の野心に溢れていた。
その中で呪術の天才と呼ばれる安倍晴明(山崎賢人)は陰陽寮に身を置いてはいるものの、出世には興味がない変わり者だった。ある時たまたま清明の呪術を目にした貴族の源博雅(染谷将太)は清明を訪ねてある頼み事をする。
博雅が想いを寄せる徽子女王(奈緒)が日々怪奇現象を目にし、怖れ、苦しんでいた。徽子を苦しみから救うために怪奇現象の調査を清明に頼んだのだった。何を頼まれても断るつもりでいた晴明だったが、話を聞いて興味を持ち、調査を進める。
そんな中、陰陽寮で変死事件が起き、陰陽寮の闇が浮かび上がる。
【感想】
冒頭、陰陽寮の説明がある。作品情報全くの白紙だった俺だが、作品の舞台、設定について割とスンナリ理解できた。この手の突拍子も無い設定の作品は、こういう簡潔で明快な設定説明は重要だと思う。そこは合格点!
そしてその後の展開は・・・
まあ、つまらなくはない。 結末もそれらしいことを言ってまとめる。
が、あくまで「それらしい」である。作品全体としても分かったような、分からないような、ではある。
結局のところ、“それなり”の作品なのだが、それでも結構楽しめるのは、清明と博雅のやりとりが面白かった。博雅役の染谷将太が絶妙なのだ。
ペーペーの見習い役人清明が貴族の博雅にあんなぞんざいな態度が許されるのか?
と誰しも思うところなのだが、染谷将太の“受け”がそれを打ち消して行く。
偉ぶらず、やわらかく、ちょっと抜けているようでもある博雅が無礼で生意気な清明の言動を見事に受け止めて、「博雅ならこの変な関係を許しちゃうかも」と思わせる。同時に観客にとって博雅が癒しの存在になっている。
染谷将太の存在が有って初めて、清明・博雅の心地良いコンビになっている。
徽子女王役の奈緒は悪くは無かったが、この程度の役であれば演技力よりビジュアル重視のキャスティングが良かったのでは?と思ってしまう。例えば川口春奈とか。
より雅な世界観を楽しめたかなと。
山崎賢人に関しては、相変わらず良くも悪くも山崎賢人でした。
直近の作品では彼の運動能力は凄いなと思っている。本作でもアクションシーンはあるのだけど、イマイチ凄さを感じるシーンでは無かった。それも有って直近の山崎賢人作品を面白さで相対比較すると
KINGDUMシリーズ > ゴールデンカムイ > 陰陽師0
だと思う。夏公開のKINGDUMに期待!
乙女心(?)を100%満たす山崎賢人‼️
(乙女・・・?!とは全く言えない私ですが、)
女性には堪らない作品でした。
ジャパンプレミアの動画をチラ見したのですが、
壇上の山崎賢人くん、ムキムキのバッキバキでした。
「ゴールデンカムイ」の肉体改造は嘘じゃなかった‼️
そして彼は細面で着痩せすること、今回実感いたしました。
女性連発で恐縮ですが、Womanパワー全開な映画。
佐藤嗣麻子監督・脚本、
呪術監修・加門七海、
そして“よしこ女王“の奈緒さん。
この3人のパワーは最強です。
奈緒さんの悲恋と狂乱の演技には、啜り泣きしました。
(その割に、割とあっさりと簡単に、その恋を諦めてましたが、
もしかして・・・この恋、続きがあるのかしら?)
VFXには「ゴジラー1」で名を上げた「白組」だけではなく、
とても多くのVFXの制作会社が名を連ねていて、
VFXの仕上がり・・・水源からそして天空から、とぐろを巻いて
降りてきては、また巻き上がる
宇宙を巻き込むように猛り狂う【龍?竜?】の出来栄え素晴らしくて、
まるでアニメーションを合体させたような映像美でした。
そして山崎賢人のアクション。
もちろん身体能力抜群のしなやかで、雅なアクション。
文句なしに美しかったです。
黒幕も私には意外で、ラストまで“分からず“
そこも楽しめました。
笛の音色の美しさとほのかに安らぐ癒し系のバディ
染谷将太の醸し出すフェロモンも!!比類なき豊かさで最高でした。
他にも帝の板垣李光人の適役感。
北村一輝、小林薫、國村隼らベテランのいぶし銀の安定感。
女性ファンをキングダムやゴールデンカムイより一層
“意識した作り“というと差別的かも知れないけど、
ターゲットはより女性向け!!
奈緒さん(よしこ女王)が琴を奏でる場面のお花畑感‼️
蜷川実花のお花畑とはまた違った繊細さと上品さで、
花が一輪一輪、増えていって咲き、また散る花びらが、
床に敷き詰められる光景に、うっとりでした。
前評判よりとても楽しめて幸せでした。
安倍晴明シリーズ始まる?
山崎賢人さん
真実はいつも1つじゃないようです
山崎賢人と染谷将太の相性が良い
晴明と博雅の繋がりが絶妙な温度、新たなバディの誕生と思ったが、これは役者山崎賢人と染谷将太そのものの相性が良いのかも。いつも冷静であろうとする晴明と、誠実な博雅の掛け合いは、実際の二人の雰囲気が出ているように感じた、それだけ組み合わせが良かったということか。
人の心が闇に支配されると、深層心理も現実も支配されてしまう…これは現代にも当てはまるのでは。美しい画像表現と迫力のVFXを楽しみにしていたのだが、恐らく、見た劇場が悪かったようで、スクリーンが暗くて、登場人物の顔認識がかろうじて出来る程度。明るいシーンは合成…っぽさが見えてしまい、面白さ半減。劇場のスクリーンはちゃんとベストな状態にしておいてもらいたい。
作品が残念なことになってしまう。
新しい安倍晴明
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