スリ・アシィ

劇場公開日:

スリ・アシィ

解説

インドネシア初の女性ヒーローといわれるスリ・アシィの活躍を描いたアクションエンタテインメント。1954年に誕生したコミックを原作に、舞台を現代に置き換えて描いた。

ジャワ島のムラピ山が噴火し、車で逃げまどっていた若い夫婦が事故で亡くなる。生まれたばかりだった彼らの子どものアラナは孤児院に引き取られ、やがて正義感の強い少女へと育っていく。大人になったアラナは格闘家として活躍していたが、時折、激しい怒りに飲み込まれそうになることに悩んでいた。そんなある日、トラブルに巻き込まれたアラナは、彼女をずっと見守ってきたという謎の組織に助けられる。そこでアラナは自らに秘められた運命を知ることとなる。

インドネシアのエンタテインメント企業のブンミラゲットが、マーベル・シネマティック・ユニバースにならい自社のコミック作品のヒーローを映画化した「ブンミラゲット・シネマティック・ユニバース」の一環として生み出した作品。メガホンをとったのは、インドネシアの女性監督ウピ。主演はインドネシアの人気俳優ペフィタ・ピアース。そのほか、「鏡は嘘をつかない」「復讐は私にまかせて」のレザ・ラハディアンら同国を代表する俳優たちが共演。

2022年製作/133分/インドネシア
原題または英題:Sri Asih
配給:ライツキューブ
劇場公開日:2023年12月15日

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映画レビュー

インドのマサラ風味とは異なる女性ヒーロー映画

2024年10月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 マーベルを目指したと言うインドネシア産女性ヒーロー物語が登場です。こんなキワモノっぽいのは大好きです。お金の掛け方や脚本の緻密さなどはやはり本家に及ばないし間延び部分もあるのが、なかなかいいんじゃないのぉ~。インド映画のコッテリとは一味違うインドネシア風味が確かに感じられます。主役のペフィタ・ピアースさんのエキゾチックな面立ちも魅力的です。続編作る気も満々なエンディングでした。

 ヒーローと言えば仮面ライダーやウルトラマンの懐メロ映画しか作れないチキン野郎の日本映画界も見習ってほしいものです。 (2023/12 月鑑賞)

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La Strada

2.5インドネシア映画の今後を応援いたします

2024年2月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

インドネシア映画「ザ・レイド」が大好きなので本作も期待して劇場へ。出だし良いから期待したがちょっとダラダラなストーリー展開。画面が暗いから眠くなる。ヒロインのコスチュームがもっとカッコいいと良いなぁ。インドネシア版マーベルみたいで今後の作品に期待します。

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koo

4.0【"女神の継承” インドネシア初の女性ヒーロー、スリ・アシィの活躍を描いたアクションエンタテインメント。VFXのレベルの高さに吃驚作品である。】

2024年1月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

幸せ

ー インドネシア映画と言えば、インドネシアの負の歴史を描いた「アクト・オブ・キリング」位しか知らなかったのだが、今作を観てビックリ仰天である。ー

・ストーリー展開はやや粗いが、勧善懲悪の展開に魅力的な女性ヒーロー、スリ・アシィ(ペフィタ・ピアース:インドネシアの人気女優さんだそうである。)の姿(コスチュームがワンダー・ウーマンを彷彿とさせる。)や、ジャワ島に伝わる伝説などを上手く組み込んでいく過程など、一気に引き込まれる。

・ハッキリ言って、2時間があっという間に過ぎ去る映画である。

・インドネシアの近年の経済成長率が高いのは誰もが知っている事であろうが、今作を観るとそれが、エンタテインメント業界にも波及している事が良く分かる。
ー エンドロールで流れるVFX担当の方々やスタッフの多さ。-

・観れば分かるが、DCやマーベルの映画を踏襲した作りになっているので、それらの作品と比較すると見劣りがする部分があるかもしれないが、今作はそこにインドネシアの(架空の)伝承を盛り込むことで、エキゾチックなテイストを醸し出す事に成功していると思う。

<ラストを見ると、今作は続編があるようだし、是非次作は公開直後に見たいモノである。
 偶々、行きつけのミニシアターが掛けてくれたので鑑賞出来たのだが、感謝である。>

<2024年1月14日 刈谷日劇にて鑑賞>

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NOBU

3.5面白かった

2024年1月1日
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TPO