A.I.のレビュー・感想・評価
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未来版ピノキオ
なんだこれ?ただのピノキオじゃん。
どうせならサイエンス色を濃くしてもっと論理的に展開してほしかった。
スティーヴン・スピルバーグよりカルロ・コッローディがはるかに偉大だと痛感した。
60点
映画評価:60点
人間に尽くすために製造された機械たち
数多くの分野で活躍をしていた
しかし
そんな機械たちには
当然?ながら感情がない
ここでの→?は
上映当時なら
アンドロイドに抱くイメージが
感情がないだったかもしれないが、
現在の人工知能は感情すら表現出来ているのではないかと思っているからだ。
当時の認識からは当然感情がない
だからこそ感情の機能を追加して
商品化しようとしたのが今回の主人公です
彼は純粋に母親を愛し続けますが
その純粋さこそがインプットされた
曲げられない執着のようで
逆に機械的に感じます
母親は立場や状況が変わり
主人公への気持ちだけではどうにもいかず
主人公を捨てます
ここは人間的に感じます
同じく愛しあうのに
機械的な愛と、人間的な愛を分けて表現できている所は流石といった所です
見ていて
『みなしごハッチ』を思い出しました
母の愛を求めさまよい続ける
彼を見守る作品です
そして本質は2000年後
あの終わり方に無理やりしたのは
何故なんでしょうね?
一緒に考えてみましょう
苦手系だった
子役の演技が凄くて切なくて苦しい。
でも、ロボットを破壊する見世物のようなシーンとか、
セックスロボットとか、観ていてあまり気分のいいものじゃないシーンが多すぎて個人的には後味のものすごーく悪い作品。
息子が昏睡状態から蘇らないので替わりにとママを愛するために作られた...
息子が昏睡状態から蘇らないので替わりにとママを愛するために作られたデイビット。
可愛いし、ママに愛される事を願い続け、苦難の末にようやく願いが叶う。
内容的には色々考えさせられるこのはあるので良いと思買った。
が、ロボットは無表情という事で、愛らしい表情のままなので感情移入出来ず。
可愛いような、そうじゃないような。
ハッピーだけどそうじゃないような。
何となしに中途半端な気持ちになる。
まーまー。悪くは無い。
まーまー。悪くは無い。
子供のロボットがプールに入っちゃって子供を殺し損ねることになっちゃうがロボット3原則に反してるのでは?(反してるからなんやねん)
個人的に残念でした。
近年話題になってるAIに関する内容だったので、
観てみましたが、正直、退屈でした。
誰に、どんなことを伝えたいストーリーなのかが
私にはわかりませんでした。
仮にAIも愛を感じることを伝えるために、
母親を追い求めるストーリーに設定したなら、
「宇宙人を登場させる必要はあるのか?」
と感じます。
また、この映画の内容にAIを絡めなくても
成り立つと思いました。
AIの道徳的・倫理的な問題点などを伝えたい映画を
期待している場合は、この映画は向いてません。
映画館で…
外出自粛の中、
お家で映画で何を観るか探していたら
ヒットしました。
20年前の映画とは思えなかったです
感想は、
何と言っていいのか…
今、監督を同じで新たな作品を観てみたいです
難解なデジタル童話
原作「スーパートイズ」の著者ブライアン・オールディス、デジタル時代のピノキオを描きたかった、スタンリー・キューブリック、遺志を継いだスティーブン・スピルバーグと3人の異才が絡んでいるから個性が衝突して味がわからなくなった。
子供向けと思ったら性処理ロボットが出てくる時点で観客除外、母からの承認欲求を最優先事項にプログラミングされた人型愛玩ロボットを商品化と考えた時点で病的感が漂う、その辺は鉄腕アトムの出生事由とは異なるでしょう。感情移入しようにも演じているのは生身の子供だから実写の限界、どうか子供を虐待しないでと願ってしまう。
唐突に2000年経過、最後は宇宙人だかアンドロイドだか曖昧な、くねくねUMAがデビッドの一抹の夢を叶えて終わる。難解さを好むキューブリックらしさ、一生懸命分かりやすいエピソードを挿入して娯楽性を補おうとするスピルバーグのサービス精神が涙ぐましく思える。
原作者のオールディス、キューブリック、スピルバーグたちがデジタル・ピノキオの物語に惹かれたのは何故なのだろう、単なるA.I.への興味とも思えない、親に愛されたい、認められたいという子の欲求は人に限らず根源的なもの、長ずるにつれ自立調和へ進むのだがフロイト流でいうトラウマでもひきずっていたのだろうか・・。
興味本位で
私はゲームが好きでよく実況を見たり自分でプレイしたりしています。この映画と同じAIをテーマにした某アンドロイドのストーリー系ゲームの話を友人にしたときにそういえばこんな映画あったんだよ~と言われ、気になったので見てみました。
結論から言うとめちゃめちゃ泣きました。
自分は普段から映画を見ていて感情移入してしまうことは多いのですが、ここまで泣いたのはグレイテストショーマン以来でした(なぜ泣いたのかは分かりませんが…)
最初の方のロボットの主人公と奇跡的に回復した実の息子との関係性や、母の愛を求めての嫉妬、感情を持ってまだ幾ばくかもたっていないが故に分かっているようで戸惑っているところなどよく出来ているなと思ってみていました。
映画中盤辺りのAIロボットに対する人間の怒りやそれに対するAI側の反応…実際にAIが普及したら本当に起こってしまいそうだと思いました。最後の方の氷河期が訪れ二千年経ち…のくだりは なんだ????? と混乱しながら見ていましたが、主人公が最後にやっと母の愛をその身いっぱいに受けて幸せそうにしていた所で涙腺が大決壊してしまいました。自分も知らない間に感情移入をしていたみたいです。
あとはジョーが 僕は生きた と言っていた所でもちょっと泣きそうでした。あのキャラはとてもいい味が出てて好きだったので…
見終わってからレビューを少し覗いたら賛否両論で、子供っぽすぎるという意見もありましたが私はそうは思いませんでした(まだ自分が子供だからかもしれませんが…)。いずれにせよ1度は見てみて欲しいなと思いました^^*
追加で一つだけ言うと二千年経ち、から宇宙人のくだりだけはよく分からなかったです。
「近い将来、AIは人間以上の知性持ち、我々にとって脅威となる可能性がある」
☆久し振りに鑑賞☆
最近、キヨが「Detroit:Become Human」の実況を始めたので、かなり前のめりで観てるとこだけど…私達はAIに対して、どんな感情を持てば良いのか…その答えは出ない…。
凄く久し振りに観たけど、結局 泣いてしまう私はダメなのかなと思った。
AIをスクラップにする為のショーでも、観客達はデイヴィッドがでてくれば「まだ子供だぞ!」とブーイング。
Blue Fairyに願い事をするデイヴィッド…そのままバッテリーが切れるまで祈り続ける所にアンドロイドの悲しさを感じた。
相手は“メカ(Android)”なのに、その感情に振り回されてしまうなんて、本当に人類の脅威になるだろうということは、おおよそ簡単に想像できてしまう所が恐ろしいかなと。
デイヴィット・ホーキンス博士や、イーロン・マスク氏が懸念する様な未来は、直ぐそこに来てるのかも知れない……。
A.I.ロボットの
ほうが人間味溢れていると感じた。
2000年の時が過ぎ、ようやく願いが叶って良かったなー。
でも、一番ハイテクに感じたのは熊のロボット(笑)
TEDかと思った。
人工知能いくない
ロボットに愛を与え、愛を求めさせる
このことが人間本位でしかないと気付かせる
恐ろしく哀しい映画
植物状態の息子を持つ母親。
そんな妻が元気になるきっかけが欲しい父親。
奇跡的に復活した息子は、
自分の代わりにと用意されたロボットに自分と同じだけの愛情がかけられていることに嫉妬している。
人間とロボットを交わるものではないとしたジョー。
ディビッドを見守り続ける悟ったテディ。
そして、ただ愛されることを望んだディビッド。
これを子供向けというのは、
少し無理があるのではないだろうか
うん、無理やろ
最初から距離が近く無垢に接してくるロボットに対して嫌悪感を持つようなシーンを取り入れているし
実際に怖い、でも純粋すぎる主人公だからこそ苦しい
未来に何を求めるかによるが
必要な人に必要なものが的確に与えることのできる可能性があれば、人はそれを求めるだろう。
しかしそれを創造する力を得れば、
それについて考えるべき義務もある。
例え愛を作る方法があったとしても、
きっとそれは同種のものにしか求めてはいけない。
愛をインプットするのなら諦めもインプットさせて欲しい。いつまでも失恋したままじゃ可哀想だ
まして、それが母親に対してのものならば
子供からは無条件なものなのだから。
主人公は絶対にジュード・ロウ
キューブリックが長年温めてきた脚本。どこまでがキューブリックらしさなのかはわからないけど、ピノキオとか手塚治虫の雰囲気もいっぱい。この映画の主人公は絶対にジュード・ロウのセックスロボットだと思うのですが、どうも2回目以降は毎回違う印象を与えてくれる。
デイヴィッドが母モニカの愛を受け入れようやく家族の一員となってきたとき、本物の息子マーティンが退院してくる。母モニカを独占したいのに、リアルには適わない。ロボットとしての使命もちゃんと理解しているが、マーティンのいたずらにまんまとハマってしまう子供っぽさ。髪を切ったことでやがて彼は捨てられるのだが・・・
ルージュシティのドクター・ノウなどはかなり面白いし青い妖精を探す旅に出かける話はまるでおとぎ話。愛は時を越えても存在するのか・・・といったロボットの定義を超えてしまうかのような終盤がとても心地よくて、どっぷりと海底に沈んでいたい気持ちにさせられたもんだ・・・
誰向けの作品?
前半と後半で話と雰囲気がガラッと変わってしまい
別の映画を途中で観た気分であった。
そして誰向けの映画なのかがさっぱりわからない。
子供向けっぽい雰囲気が全体的にあるのに
セックスロボットだったり所々下ネタが入り
子供に見せるのには有り得ないし
大人が見ても子供っぽすぎて退屈。
そして上映時間が長く、後悔した。
最新のAIだからこそ本物の人間になりたい
とても切なかった
興味本位で見てみました。
技術の進化により人間とロボットが共存する事は可能になりつつある世の中ですがここまで高度でリアルなロボットが仮に今後開発されたら人間の生活にとって脅威を感じます。色んな時代がある中で平成の時代に産まれて生きれることを嬉しく思いました。数千年後の世界がロボットのみの世界として表現されてましたがそんな世界が本当にくるのでしょうか。所々ファンタジーが混ざったり非現実的な部分も多かったです。
母子の愛に。
母子の愛に感動。前評判がイマイチだったのであまり期待はしていなかったのですが、なかなかの物、なかなかの名作!
さすがスピルバーグ。しかし、キューブリックがこんなハートフルな物語を考えていたとは到底思えない・・・。
親になって良さが分かる映画
何故か見る機会を逃していた映画、今となってはA.Iなんて言葉は毎日のように耳にしますが公開当時はまた耳慣れないもので、近未来のイメージがとても強かったです。
結論から言うと、私の場合は、親になって初めて深みが分かる内容でした。若い頃に見ていたらきっとダメだった。ホラーとしか思えなかったと思います。
何故デイビッドにリセットボタンを付けてやらなかったのか。たったそれだけでロボットが救われると思い知りました。リアルを追求しすぎても、ロボットは永遠に子供、愛する母はいつか老い衰える。リセットボタンを付けない設定がとても不自然ですが、物語の内容的に仕方なかったのでしょうね。
ロボットの愛は一途過ぎて、たとえリアルを追求しても人のそれとは明らかに違います。まるでストーカーのような怖さがあります。どこまでもどこまでも追い求められるような。一方で、それが純粋な子供の愛だから、自分の子供と重ねてしまって、その一途な愛に涙が止まりませんでした。
せっかくキャストも題材もいいのに・・・
以下長文です・・・(ーー;)
完全ネタバレです。
よかった点
・主役のハーレイの見事な演技
当時子役のハーレイ・ジョエル・オスメントは確か13歳くらいですが、彼が演じる人工知能ロボットがスゴイです!!見ればわかりますが、しっかりロボットの動きになっていて圧巻です(>_<)すげー子役だったな!!
この映画の感動は、ほとんどこの主役の表現力がもたらしてるものだといっても過言ではないでしょう。(自分は泣かなかったけど・・・感動はしたかな)
・近未来のロボット社会を見事に表現。
上映当時は2001年6月というと、まだスマホも普及してない時代ですね。いま2018年、人工知能にますます関心が高まる世の中になってるので、さすがスピルバーグの先見の明。
人工知能のロボットが共存する社会の恩恵と弊害を、見事なまでに映像化しています。
Dr.knowのシステムなんて斬新だけど、あれもやっぱり機械ってことですね笑
ロボットをどこまで人間として扱うのか、モノとして扱うのか、そこに感情が生まれたら??っていうのは昔からのテーマです。
そんな社会にこれからなっていくんだねー(>_<)
ジュードロウ演じるセックスロボットなんて、絶対需要あるでしょうね♪それこそ倫理観ぶっ壊れますけどね。
悪かった点
・テーマぶれすぎ(スピルバーグたまにやるやつ)
前半はよかった!!死んだ息子にそっくりなロボットを家族として受け入れるか、欲との葛藤、現実との乖離、そこで生まれる家族愛とか複雑な心境から、トラブルやドラマが展開されている。
愛とは?家族とは?
可哀想なロボットに感情移入していくでしょう〜
そしてハーレイ演じるデイビットが捨てられるところから少しテーマ変わります。。
捨てられたロボット達が他にも登場し、感情を持ったロボット達が偏見と差別によって迫害を受けているシーン。。ここは奥が深いですねー(>_<)
感情持っちゃったらただのモノではないもんね。。
ジュードロウのセックスロボットが騙されるシーンなんか、絶対現実として起こりえるから、ロボット社会も一筋縄ではいかないですね。
そうして外の世界を何も知らないデイビットの、ママを探す冒険がここから始まるのだー!!
ふむふむ。。
まぁここまではいいでしょう!むしろ意外な展開で面白そうだ!!
さて、ママが昔話してくれたおとぎ話「ピノキオ」で、ブルーフェアリーがピノキオ人間にしたように、デイビットは、自分も人間になればママは愛してくれるだろうと信じ、ブルーフェアリーを探すことに。。
このブルーフェアリーがマズかったんじゃないかなー(>_<)存在しないものを探し続けた挙句•••ん??
ブルーフェアリーの存在を祈り続けて何千年の時が過ぎ••••あれ??
人類は絶滅して、未知の生命体登場!!宇宙人??
そして宇宙人の力によって、1日だけママを復活してやることができ、ようやくママと一緒に永遠の眠りについたのでしたー(ToT)
恐らく、スピルバーグさんは宇宙の理論や未知の生命体の存在と人類についてなにか表現したかったのでしょう。
いろいろ好奇心と発想力旺盛なスピルバーグ監督なので、あれやこれやと手が出てしまったに違いない!!笑
2011年の「スーパーエイト」も同じ匂いがした映画でしたー。以上。
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