ARGYLLE アーガイルのレビュー・感想・評価
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散らばった伏線を回収していく爽快さ
序盤のスリリングな展開に対して一々抵抗する主人公に少しイライラしました(非現実的な現実を突きつけられても逃げてしまう感じ)が、それが中盤以降どんどん回収されて行って腑に落ちていく。通り一辺倒なアクション映画にはない面白さがありました。
アクションシーンが長ったらしかったり見栄えを重視した演出は好き嫌いが分かれると思いますが、制作側の「こういうものが作りたい!」という確固たるものが感じられました。いや、やっぱ長すぎてダラけてるな。重油スケートとか猫がボスに襲い掛かるシーンとか、「そうはならんやろ」と言いたくなりますが、「キングスマン」のノリですね。
主人公のパートナーになるオッサンがカッコ悪さとカッコ良さの良い所取りをしていて、おっさんとして非常に共感が持てました。
頭からっぽにしても楽しめるし、台詞回しと伏線回収をしながらでも楽しめる。図抜けて何かいいか、というわけではないですが、普通に良いエンタメ映画だと思いました。
キングスマン好きな人はぜひ
面白かったです!
個人的にグリーンマイルの印象が強いサムロックウェルのバリバリ戦闘シーンは、めちゃくちゃかっこよかった!(笑)
ブライス・ダラス・ハワードはジュラシックに出てた時よりも、少しふっくらしてましたが、スパイ→小説家として生きているというのが説得力があった。
2回観ると「あ~あれがこういうことだったのね」ってなる。最初ちょっと混乱したけど、最後には伏線も回収されて納得。
キングスマンと同じ監督ということで、戦闘シーンで無駄に優雅な曲が流れる(笑)2人で踊りながら敵と戦うシーンはバカバカしくて笑った(笑)
さすがのどんでん返し
予告から気になっていたこの作品。
最初は間延びしてる感が少しありましたが、後半にかけてそうきたか!という感じでとても楽しめました!
キングスマンも見続けてる方は、今回この俳優さんはこういう役なんだと楽しめます!
劇中の音楽もよくブライス・ダラス ハワードのアクションも見応えがありました!
奇想天外
話の筋を説明するとネタバレになってしまうので書きませんが、徹頭徹尾予想外の展開と突き抜けた笑いのスパイものコメディです。後半はキングスマンを彷彿とさせるぶっ飛んだシーンの連続でした。主役の女性が太りすぎなのではと思って見ていましたが、最後のアクションシーンに凄みがあったので結果的にはアリだと思います(笑)。
ARGYLLE
マシューヴォーン監督の新作ということで、とても楽しみにしていた今作。公開してみに行ってみたらめちゃくちゃ面白かった!!
アクションシーンも、最初から最後まで楽しませてくれるし、終盤のカラフルな煙を使った戦闘シーンや、スケートのように滑りながらのアクションはマシューヴォーン監督らしくて、好きでした。
ストーリーも先が読めない展開で面白かったです!
スパイ映画好きじゃなくてもおすすめ
私は正直スパイ映画がそんな得意では無い
何が苦手かというと、国の陰謀とか米ソの事情とか、自分があまり興味がない部分で設定が複雑だからだ。えっ今なんで何しにいってるんだっけ?って見ながら追いつけなくなってしまう。
この映画は主人公の空想がなぜ現実で起きてるのか?に主題が置かれていて、スパイとしてのミッションなどは良い意味で雑に描かれている。スパイ映画好きには物足りないのかもしれないが、私はすごく良かった。
戦闘シーンもしっかり気合い入っていて、ユーモアとビジュアルに全振りした戦闘は新感覚で楽しかった。
あとは先の読めない展開にコロコロとされるのも楽しめた。(最後の方はだいたい先が読めたが)
1つ言うのであれば個人的に猫要素はいらなかった。猫を蔑ろにするシーンもあり過剰な保護団体からなんか文句言われないのかな?って無駄な心配してしまったし、猫がいなくてもどのシーンも成立する気がしてならなかった。
Jhonの歌声が聴けて嬉しい
いやー面白い映画ですね。物語は素直に受け入れられます。それでいて次から次へと可笑しくも驚く展開で飽きさせません。
主人公の前半のバタバタ劇が一転痛快颯爽なアクションに喝采です。
予告のネコはこのシーンだったのかぁ、笑えるわぁ。
ただ銃をバンバン打ち放すシーンとかナイフで闘うとかは何とかなりませんかね、折角ダンスやアイススケートとアクションをフュージョンさせたのだからもっと新しいアクションシーンにチャレンジして欲しいものですな
思いがけずJhonの歌声を耳にしてビックリして嬉しかった。子供の頃ヤアヤアヤアとヘルプ、レットイットビーの映画を観たのを思い出した。
字幕で「パリジャンって見えっぱりじゃん」のセリフ、英語では何て言ったのか気になる〜。
若い頃の井上順とイケてるアタック西本
サプライズ・サプライズ
何処にでもいそうな普通のおばさんが実は……!
空想(小説)と現実が錯綜する痛快エンターテイメントコメディ+
アクション.
作品の中に出てくるトゥイスト アンド クラッシュ(twist and crash)のセリフには笑えた。(もっとも、笑っていたのは私だけだったが….)
英語の能力のある人には痛快さが分かると思いますが、一般的な日本人にはピンとこない部分も多いかもしれません。
とはいえ、どう見てもぽっちゃり系のおばさんが、あそこまでアクションをこなせるのは驚き‼️(surprise surprise)
主演のプライス・ダラス・ハワードはかなり訓練をしたか、元々才があったのを作中で上手く隠したのではないかと思います。
アクション映画が好きな人にも楽しめる、良くできた作品です。
魅せるとはこういう事だ
痛快ファッショナブル
爽快エレガント
ラブ&コメディスパイアクション&猫🐱
ここまでリアルを取っ払ったファンタジーバトルは久々!
「マトリックス1〜3」とか「ジョン・ウィック」みたいな
魅せるとはこう言う事。
リアル度0の面白さ\(´ω`)/
さすが「キングスマン」「キックアス」の監督です!
まーでも唯一
ラストの「誰?」とミッドクレジットの「誰?」は
次回への繋がり??調べないとわからんって
なんか,大きな展開を考えてるようですね(^_^;)
ある日突然、スパイ小説のヒロインになってしまった作家
スパイ小説『アーガイル』で人気作家になったエリー。猫のアルフィーを連れて帰省の途中、見知らぬ男が話しかけてくる。「俺はスパイなんだ。」この瞬間から、この男エイダンと共に次々と危険に巻き込まれる。自分の描いたカッコいいスパイ像とはかけ離れているが、どうやらストーリーと同じことが起きているらしい。「あんたの小説は予言だから、続きを書いてくれ。」……
難解ではないけれど、予想が出来ない展開に二転三転、アクションはかなり笑えますが、ぎりぎり下品にもえげつなくもなっていません。エリーが妄想と現実のギャップに戸惑う姿も面白かったし、何気ないセリフや引っ掛かった出来事はきれいに回収されて、最後はスッキリして楽しかったです。
絶頂なバランス感覚とデティールへのこだわり
キングズマンの監督の最新作ということで鑑賞。
スパイ映画というテーマとそのストーリー設定と展開が王道ではなく斬新で秀逸。
テンポよく進んでく展開は少しだけ難解で飽きることなく、随所に散りばめられているフィクション的コメディ要素に思わずくすっとしたり、楽しい音楽とダンスには魅了され、この世界線で創り上げられた作品に脱帽しました。
思わず頭を悩ませ、ハラハラし、クスッと笑ってしまい、音に乗って、、、飽きることなく作品を通して色んな鑑賞体験をさせてくれる素晴らしい映画でした。
中でも設定が秀逸すぎる。
現実と小説世界の奇妙な繋がりと、その小説の正体が明らかになった時のやられた感たるや。
普通の所謂スパイものとかミステリーものであれば、そこまでの驚きではないのかもだけど、この世界観で話が進んでる中でのこの展開は思わず背筋が伸びる気ぎした。
エンタメ性とストーリー性、アクション性とヒューマン性、そのどれもをバランスよく取り込み一つの作品として綺麗にまとまっている。技術って言うと少し違和感があるけど、絶妙なバランス感覚と、デティールへのこだわりをもってして出来上がってる作品なんだなと。とっても楽しむことが出来ました。
見ているこちらも頭が真っ白。
主人公を演じたのはジュラシックワールドシリーズでお馴染みのブライス・ダラス・ハワード、今回役作りのために体重を増量してまで挑んだスパイ活劇コメディーて、なんで増量?今回の役で体重増量する必要があったかな?笑わせるために?
作家が書いた内容が現実に起きるという使い古されたネタからこれまたその真相も記憶喪失のスパイものという使い古されたネタ。予告編で嫌な予感してたけど、そんな不安を吹き飛ばすくらいの娯楽作を期待して見に行ったら見事に玉砕。
もう娯楽作品として及第点取れてません。使い古されたネタは置いといても、登場人物のキャラがみんな立ってない。カビルは相変わらず見た目がいいだけの中身空っぽの軽い存在、サム・ロックウェルも主人公のパートナーとしていい味出していたとは言えない。そして何よりも主人公のブライス、なぜ体重増量する必要があったのか、あるいは単に太ってしまっただけなのか。元敏腕スパイがいまは作家活動で太ってしまったという設定なのか、それにしてもアクションは見れたもんではなかったな。
これは役者だけでなく演出も残念だった。クライマックスでのカラフルな噴煙の中での銃撃戦はキングスマンの一作目をイメージしたんだろうが単なる二番煎じだし、原油の上でのフィギュアスケートのアクションもCGバレバレ。それにやはりブライスのスタイルが悪すぎて見れたもんじゃない。おデブちゃんのアクションで逆に笑わせるつもりだったのだろうか、でも全然笑えなかった。
とにかく演出も悪いし脚本も悪い。娯楽作品はストーリーが単純でもキャラクターにはまれば楽しめるもの。先日鑑賞した「犯罪都市」がいい例。登場人物のキャラクター構築が成功してれば登場人物たちは独り歩きを始めて話は勝手に転がっていく。
うまい作り手はさり気なく主人公に感情移入できるようなシーンを入れて観客の心をつかむものだ。そうすれば勝ったも同じで観客は最後まで主人公に同調してハラハラドキドキを楽しめる。逆に好きでもない主人公たちがどうなってもハラハラドキドキはない。
作品中盤くらいまでに主人公たちのキャラを好きにさせる工夫がなされておらず、もう主人公たちがどうなってもどうでもよくなる。あ、そうくらいな感じで、見てるこちらは蚊帳の外。もういいから早く終わってみたいな。
終始スクリーンに垂れ流される映像を虚しく眺めているだけで、まるで見てるこちらの心を真っ白にするかのようなルドヴィコ療法を受けてるようだった。
ここまでおもしろくないとなぜ主人公をあの女優にしたのか、なぜ猫なのかと考えなくてもいい疑問が次から次へとわいてくる。猫はかわいい、主人公は猫好きだから猫が出ている。それだけでいいはずなのかもしれない。ただここまでつまらないと猫の本作における存在意義は何なのかと鑑賞中ずっと考えてしまった。
猫リュックのガラスドームから顔をのぞかせる猫は確かにかわいい。でも猫が活躍するのは二回だけ。一回は逃走中飛び降りるのを怖がる主人公をなだめるために猫を使っての安全アピール。猫はもっと高いところから落ちても平気だもんね。これはわかる。でもクライマックスでのあの突然の凶暴性はなんだ、何の脈絡もなく突然おとなしかったマンチカンがあんな凶暴性を発揮するかな。例えばあの猫には何かを見たら狂暴になるという性癖があるという伏線を張っておいて、黒幕がそれを見せてしまったがために猫が襲い掛かったという具合にすればよかった。肝心なところは全部CGだし、猫好きの私でも楽しめなかった。猫だしてりゃ受けるなんて思うなよ。
劇中主人公が頭真っ白になって小説が書けないようにマシューボーンも引き出しが枯渇して真っ白になったのかな、今まで見た彼の作品の中でワーストだった。ほんとつまらなすぎて見てる方が頭真っ白になりました。
そもそもマシューボーンを買いかぶりすぎてたかな。思えばキングスマン一作目はすごくおもしろかったけど他はそうでもないし。
音楽ノリノリでアクション
キングスマンを見てないので見てたらもう少し楽しめたのかな❓、そこそこは面白かったし音楽がすごく良かったです。
アクションシーンは凄く良かった😄カッコよく美しくバックでかかるミュージックも良い✌️(音楽が良く感じたのはこのため(笑))。
主人公の過去が判明する度に二転三転する所も「え〜」なんて思いながら見てました、所々にクスッとなるシーンもありでそれなりには楽しめたかな😁。
この手によくありがちな逃げる理由とか過去の説明はちと眠くなりました💧それでも特に印象に残ってるのはアルフィー(猫)も可愛かったがスモークの中での銃撃シーンとスケートシーンかな(笑)。
キングスマンも近く見て観よう😅
愉しく観られるスパイ作品
予告を一回観ただけで観ようと決めていた作品。予想に違わず良かった。
フィクション・リアルの複層構成が徐々に繋がっていくのが面白かった。冴えない見た目の主演周辺で起こるトラブル・アクションには引き込まれる要素が結構あり。猫も含めコメディシーンもバランスよく配され、最後まで愉しめた。
主演の後半のビジュアルの変化にも、無理矢理感なく自然に感じられたのは流石。
因みに主演がパンフレット表紙のメインを張ってない映画は新鮮。変化後の主演ビジュアルも何処かで観てみたい。
セルフパロディ
いつもの様にイケてない、鈍臭い主人公が一人前になる話。カンフー映画好きの定番の物語。
今回は変化球。完成された人が記憶喪失から己を取り戻す話で、そのメンターとなるのがサムロックウェル。
ま、基本は同じ話ですね。
しかし今回は切り株ゴアは一切なし、ソフトでポップにして恋愛要素強めにし、女、子供向けにしましたって感じで、いつものマシューパイセンを期待すると正直物足りなさはある。でもテンポは良いので詰まらなくはなかったです。しかし、この人はほんっとに子連れ狼が好きなんですね〜それだけは伝わる。でも出だしはポリスストーリーか。
今までずっと子供向けの題材を大人が鑑賞出来るだけのクオリティー、奥深さにしてたのに、これは子供と女子のみがターゲットって感じ、どうしちゃったんだろ…
いつもは良い意味で知能指数低いがこれは悪い意味で低い。人物描写が薄過ぎだし明らかに恋愛要素入れたせいで話の軸がブレてしまっている。あと熱いメッセージ性がどの作品にもあったのにこれには殆どない印象。なので全然入ってこない。現在の状況に振り回されて腐ってはダメだよ?君の精神性、志が人を作るんだよ?そんなメッセージをいつも頂いていた。そうならなかったのは主人公を女性にして恋愛ものにした、いやそういう命令があったとしか思えない…マシューパイセンはこれまでの作品からも真っ当な精神性の人だと思うので、こんなになったのはプロデューサーとかのせいと思う事にする。
意外性のあるストーリーと過剰なほどの演出
キングスマンシリーズのマシュー・ボーン監督による新たなスパイ映画。
「アーガイル」というスパイの活躍する小説を書くエミリー・コンウェイは小説を書いたことにより本物のスパイに狙われる羽目に!
彼女を助けに来たスパイのエイダンと共に危険な逃亡劇に身をゆだねることに――
同じ監督さんの作品だけあって確かにノリがキングスマンシリーズに通じる物があります。
キングスマンも今までのスパイ映画を逆手に取ったような面白さが売りでしたが、
今作ではスパイの活躍を描く小説家という立場でさらにメタ的な要素が強く出ています。
彼女がスパイ組織に狙われる理由は自分には見抜けないぐらいの意外性がありました。
一方で演出が過剰、というか現実離れしているというか。
一言で言えば「けれん味」が強い。
特に『キングスマン』のある部分でそのまま表現すると残酷な描写になる部分をあえてコミカルに描いたシーンがあり、そのやり方がお気に召したのでしょう。
同様の演出手法を使いますが……正直自分には現実離れし過ぎてやりすぎ感が強かった。
監督の愛猫チップくんの演技でプラス☆0.5
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