ARGYLLE アーガイル

劇場公開日:

ARGYLLE アーガイル

解説・あらすじ

「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーン監督が描く痛快スパイアクション。

謎のスパイ組織の正体に迫る凄腕エージェント・アーガイルの活躍を描いたベストセラー小説「アーガイル」の作者エリー・コンウェイは、愛猫アルフィーと一緒にのんびり過ごす時間を愛する平和主義者。新作の準備を進めている彼女は、アルフィーを連れて列車で移動中に謎の男たちに命を狙われ、エイダンと名乗るスパイに助けられる。やがて、エリーの小説が偶然にも現実のスパイ組織の行動を言い当てていたことが判明。エリーの空想のはずだった世界と、命を狙われる現実との境界線が曖昧になっていくなか、敵の一歩先を行くべく世界中を駆け巡るエリーだったが……。

作家エリーをブライス・ダラス・ハワード、彼女を救うエイダンをサム・ロックウェル、エリーが描く小説の主人公エージェント・アーガイルをヘンリー・カビルが演じた。そのほか共演にジョン・シナ、サミュエル・L・ジャクソン、シンガーソングライターのデュア・リパら。「PAN ネバーランド、夢のはじまり」のジェイソン・フックスが脚本を手がけた。

2024年製作/139分/G/イギリス・アメリカ合作
原題または英題:Argylle
配給:東宝東和
配信開始日:2024年4月12日

その他の公開日:2024年3月1日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)Universal Pictures

映画レビュー

5.0凄まじいかぎりの妄想と現実の交錯

2024年3月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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共感した! 7件)
猿田猿太郎

3.0「キングスマン」ファンとして同等のインパクトを期待し過ぎた

2024年3月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 3件)
共感した! 43件)
ニコ

4.0ソフィア・ブテラの活躍が見たかった

2024年3月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

興奮

マシュー・ボーン監督の派手でかっこいいアクションの演出は「キック・アス」や「キングスマン」シリーズで大のお気に入り。本作も当然ながらボーン監督らしい見せ場が満載なのだが、VFXに頼り過ぎなせいでいまひとつ乗り切れなかった。アクションシーンで活躍する主要な俳優たちについては、年齢的・体型的に考えて大部分が本人たちの演技ではないのが明らかで( 比較的若いヘンリー・カヴィルは自演のアクションも多いかもだが)、スタントマンのパフォーマンスにポストプロダクションで顔を差し替えたものだろう。もちろん過去のボーン監督作でも使われた手法だが、もっと俳優自身が演じる格闘アクションとのバランスが取れていた気がする。「キングスマン」のガゼル役でボーン監督が世界に知らしめたソフィア・ブテラを本作でも起用しながら、身体能力の高い彼女をアクション場面で活躍させないなんて宝の持ち腐れで、実にもったいない。

作家エリーの小説世界と現実世界が交錯するメタ構造は面白いのだが、CGを多用したシーンの張りぼて感と展開の目まぐるしさも相まって、作り手がフィクションの世界をこねくり回して楽しむことを優先しているような気にもなった。なお構想としては「アーガイル」シリーズが3部作になり、さらに「キングスマン」シリーズともシェアド・ユニバースになるそうで、将来の期待は大きいものの、VFXを偏重しすぎて近年のアメコミヒーロー映画みたいにしないでと切に願う。

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高森 郁哉

3.0007やM:I シリーズのオチャラケ版

2025年4月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

日本の公式サイトのコピーを見ていたら「秘密を漏らすな、相手が猫でも。」というのがあったが、こちらで散々見せられてきた英語版の予告の中の "Don't Let The Cat Out Of The Bag" の頑張った翻訳なんだろうな。英語に堪能な皆さんならご存知の通り「猫を袋から出すな」というのはそれ自体が「秘密を漏らすな」という意味の慣用句。

という訳で、これ以上のネタバレは出来ない(まぁ、予告編を見れば上に書いたことの8割くらいは分かるから、大丈夫でしょう)。しかし、後半のドンデン返しは本当に予想外の展開になるのでお楽しみに。

予告編といえば、ずっとデイヴィッド・ボウイの "Let's Dance" がかかっていて、すっかりこの曲とこの映画がイコールの関係に頭の中でなっていたのに、何と劇中で使われないでやんの!その代わりと言っては何だが、昨年リリースされたビートルズの「新曲」 "Now and Then" が取り入れられていたのにはチョット驚かされた。← コレくらいはネタバレにならないでしょう。

007やM:I シリーズのオチャラケ版と表現することもできるが、アクションシーンは本格的。忙しい時期の息抜きには丁度いいかもしれない作品。

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Tofu