劇場公開日 2024年3月8日

ゴールド・ボーイのレビュー・感想・評価

全199件中、101~120件目を表示

5.0凄く面白い作品🎉必見だと思う

2024年3月12日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

ストーリーが面白く展開のテンポも丁度良い。キャスティングも巧妙にハマってるし13歳トリオが見事な演技で盛り上げる秀作。沖縄を舞台にして邦画仕立てになっている点も加点ポイントである。クライムサスペンスの頂点にも行けそうな勢いがあった。最強のサイコパスに名を連ねることができそうだし次作もありそうなので今後が楽しみです。筋書きには触れられないので是非映画館でご覧ください。

29

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タイガー力石

4.0タイトルに惑わされるな!

2024年3月12日
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鑑賞方法:映画館

中国のミステリー作家であるズー・ジンチェンの「悪童たち」を原作とし、舞台を沖縄に移した作品でした。妻の両親を崖から突き落として殺す東昇を演じた岡田将生が、サイコパスを完璧に演じており、改めて単なる色男ではなく、素晴らしい俳優だなあと感じました。そんなサイコパスと戦うことになるのが朝陽、夏月、浩の3人の中学2年生でしたが、年相応の”不良”である浩とは対称的に、物語が進むにつれて狡猾な”悪”が滲み出て来る朝陽の凄みは、東昇に引けを取らない大人のそれでした。そうした観点から、本作はまさにサイコパス対決であり、観る前の悪い殺人犯vs純粋な少年少女という図式とは全く異なる展開に仰天しました。

結果的に、本作の「ゴールド・ボーイ」というタイトルが、今ひとつピンと来ないものだと感じた次第。原作小説の「悪童たち」というタイトルの方が、ストレートに本作の内容を表していて分かりやすいように思いましたが、逆に彼らが”悪童”であることを端から明かしてしまうと、観る方もそういう目で観ることになるので、敢えてニュートラルな題名にしたのかなと感じたところです。

ただ東昇(岡田将生)と朝陽(羽村仁成)という両サイコパスの顔写真を半々にしたチラシの写真を観れば、これまた結果論ではありますが、最初からこの2人のサイコパス対決が暗示されおり、この点では配給側にしてやられたとも思いました。

話は飛びますが、中国を舞台にした小説の日本版を制作するにあたり、何故舞台を沖縄にしたんだろうということに注目したいと思います。シングルマザーに育てられた朝陽、そしてバツイチの親同士が再婚して法律上の兄弟になった夏月と浩の家族は、いずれも貧困層と言って良く、一方で東昇の一家は沖縄有数の企業グループの経営者一族であり、こうした貧富の格差を背景にした物語を描くには、沖縄が妥当だと判断されたのだろうと愚考します。

これはこれで良いと思うのですが、それならばこうして欲しかったなと思う点が2点ありました。1点目は俳優陣。本作の俳優陣は非常に良かったのですが、奄美出身という設定だった東昇以外は沖縄本島出身という設定だったのに、彼らが”うちなーんちゅ”にこだわって選ばれた訳ではなさそうなのがちょっと残念でした。2点目は映像。せっかく沖縄を舞台にしているのだから、もっとクリスタルクリアな質感の映像で沖縄の自然美を強調した方が、人間たちの悍ましさをより浮きだたせることが出来たんじゃないかなと、これまた愚考したところです。

最後に、エンドロールの後に続編があるようなことを仄めかしていましたが、実際本作の物語をそのまま続編にすることなんて出来るのかなと、ちょっと首を傾げました。まあ「ゴールド・ボーイ2」というキャプションが、「ゴールド・ボーイ?」に変わって終わったので、本作の評判を確認した上で続編の制作の実施を決断するのでしょう。仮に続編が創られるとした場合、本作を上回る意外性と物語性のある作品が出来ることを願って止みませんが、果たして・・・

そんな訳で本作の評価は★4とします。

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鶏

5.0傑作

2024年3月12日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

しっかりした構成。じっくり観させる画面の強さ。苦手なジャンルにも拘わらず目が離せない。出演者は少なめだが演じ手一人ひとりが立っていて無駄が無い。何度でも鑑賞出来る作品。

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巣ごもり

3.5星乃あんなちゃんの存在感が🤍

2024年3月11日
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素晴らしかった!星乃あんなちゃんのパートと
黒木華さんのシーンが凄く良かった!

岡田将生さんのサイコパスももちろん良いのだけど、
こうゆう役やったら上手なの知ってたから
ドライブマイカーの時の方がゾワゾワしたかも。

羽村仁成くんも良かった!

ストーリーは2転3転して退屈はしなかったけど
もう少しバックグラウンドや人間関係の描写あったら
もっと印象深い感じだったかもしれない。
個人的にはすぐ忘れそう。エンタメとしては良き(๑•̀ㅂ•́)و✧

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nekoLOVE

5.0何も調べずに見て

2024年3月11日
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鑑賞方法:映画館

俳優さん目的で見たけれど、めちゃくちゃ面白い作品でした!
ただ、どう話そうにもネタバレを言ってしまいそうで怖い。少しでも興味あるなら、何もネタバレ踏まずに見てほしい。明るくなるまで席を立たずちゃんと見てほしい。

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こまち

4.0目が離せない!

2024年3月11日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

これは面白い!最初から最後までずっと面白い!
そして、何を書いてもネタバレになってしまう!
巨大企業の娘婿になった男が社長である義理の父母を崖から突き落として殺す。しかし、それを見ていた子供達がいた…。そこから始まる物語。
いく層にもなった物語が二転三転して、次はどっちに転がるか分からない!
金子監督ならでは、子供の使い方も流石に上手い!
これは優れたクライムサスペンスだ!
こういうのをサスペンスというんですよ、「マダム・ウェブ」さん😁

元は中国の大ヒット小説が原作らしい。あちらではドラマ化もされ大ヒットしたらしい。うん、どうりで日本っぽくない話だなと思った。

劇場で観たのですが、観客が二人!!
どうなってんだ!?日本の観客!!

#ゴールドボーイ

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naichin

5.0美しい岡田将生を見れただけでも 良かった!

2024年3月11日
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泣ける

興奮

これ ほんとに 面白かったです!
とにかく ストーリーが 2転 3転 するのが 面白かった!
えっ? えっ! と 次の展開が 気になって 目が離せませんでした。
あっと言う間の 2時間でした。

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miwa

3.5岡田将生全面主演ではない

2024年3月11日
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悲しい

怖い

岡田将生主演以外は前情報ゼロで観ました

うーん
悪くはなかったです
展開も早いので飽きずに観られる

けれど崖転落の最初のシーンが1番衝撃的で
そもそも遺産を手に入れるために義両親殺す?
頭のいいヒトがやることかなぁ?

そこからは悪ガキ3人のストーリーがほとんどなので
意外にも岡田将生の出演は少ない

沖縄の暑さとか
産業がないことの貧困とか
情景がうまく描かれていたし
その中でかわいい女の子の悲哀が光っていた

まあ最後のおかあさんの行動が救いと言えば救いかな

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ぴー

4.5大人のトラウマを衝いてくる稀有な作品

2024年3月11日
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『神戸連続児童殺傷事件』を覚えていますか?

うん?という方も酒鬼◯◯◯◯と聞けば、お分かりだと思います。
酒鬼◯◯◯◯は事件当時14歳、この事件をきっかけに少年法の刑事罰が厳格化、対象年齢が16歳以上から14歳以上に引き下げられたように記憶しています。

この事件は、我々大人にある種のトラウマをもたらしました。中学生の発想や行動力について大人たちは上手く理解できないし、彼ら中学生についての想像力が及ばないことを痛感させられたのです。

高校生になると、当の本人たちも大人っぽく振る舞うことへの憧れを持ち始めたり、大人っぽいねと褒められたりするのが意外と嬉しかったりする〝半分大人〟が増えてきます。
大人からすれば面倒くさい半面、顔の見える相手としてそれなりにコントロールできるような気がして、得体の知れない恐怖を感じることはあまりないのです。

〝所詮はこども〟と思っていたはずなのに、大人以上の知力や体力を発揮する中学生に脅威や恐怖とまではいかなくても、末恐ろしいなという感覚を味わったことは誰にでも経験があるはずです。
村上龍さんの小説『希望の国エクソダス』でも中学生が〝堕ちていく日本〟を傍観するしかない大人に代わって、希望となっていきました。

大人の既成概念に当てはまることのない人格や言動、つまり〝大人の想像力を超える〟存在のインパクトはテロやホラーに匹敵する恐怖を与えることがあり、それがこの映画の最終的な衝撃となっているのです。

冷静に振り返ると、局所的にはかなり無理のある場面も多々あるのに(墓前でのアレなどは、普通はあんなに上手く計算通りいかず、二人揃って食べてくれなかったりして失敗(「後でいただくわね」)するとか))、気にならずにグイグイ引っ張られていくのは、この先何が待っているんだろう、と気になって仕方がないほど中学生のやることなすことが、大人の深層に眠るトラウマを衝いているからだと思います。

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グレシャムの法則

3.5中盤以降の展開は読めるが、羽村仁成との出会いに感謝

2024年3月11日
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怖い

知的

公開週なのでネタバレなしの感想。
中国で人気を博したサスペンスだけあって、行き着く先の分からない序盤は素晴らしい。ただ、どうせどんでんを返すんでしょと思って観ると展開が読める。最大のクライマックスがあまりに予想通りに進行し拍子抜け。
とは言え、羽村仁成という才能との遭遇は衝撃的。今後、彼がどんな役者に成長するのか愉しみで仕方ない。

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LittleTitan

3.5先読みできる展開にちょっと肩透かし

2024年3月11日
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悲しい

怖い

なんというか、もっと頭脳戦が繰り広げられると思ったら予想した通りに事が進んでしまって、そんなに意外性を含んだ驚きはありませんでした。数学関係あるのかな?相手を欺く演技の騙し合いを見ている感じでした。
冒頭の突き落としシーンは分かっていても怖かった。岡田くん演じる東の悲壮感漂う顔と狂気じみた顔の二面性が素晴らしくて、とても好きです。
最後もやっぱりこうなるよね……と。お母さんの行動にグッときた。後味はよかったと思う。

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ふたり映画

4.0口に入れるものにはご注意を

2024年3月11日
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興奮

知的

萌える

小説のタイトルが「悪童」とあるので子供たちが主役の物語だと決心し鑑賞、当初の心配は余所に演技派キャストに負けない彼らの洗練された演技が光ってました。
展開は正直先の読めるもので決して難しくありません、3人の子供が交渉を始め出会いがしら◯されたらもうこの物語はエンドですが、そうならなかったのは彼と彼が似た者同士で密かな好奇心対抗心からか?いずれそれが同属嫌悪に変わるのだが...。

いやはや岡田将生さんの表の顔から裏の顔にスイッチの入れ替シーン(例えばエレベーター内でネクタイを緩めるところセクシー)、それだけでも観る価値あります。心の奥底に悪魔を宿らせている心理的な表現が素晴らしかったです。
そして個人的にはクライマックスの黒木華さんから江口洋介さんへの大人組がとても良かったです。

ただ、劇伴が不協和音に感じたのは私だけ?

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月子

4.0胸アツ

2024年3月11日
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金子修介監督の久々の作品なのかな。
演出、特に音楽の使い方についてはちょっと古くさい印象だったが、演技や役者のアンサンブルなどはさすがの一語。
ちょっとジュブナイル味のある展開から急転直下の終盤の流れは驚いた…
中学生役の3人が(13歳とは言わないが)ちゃんと中学生に見えたのが良いし、岡田将生のサイコパスぶりも良い。特に夏月役の星乃あんなはラストの無理のある展開も納得させられる芝居だったと思う。
中国の原作を中国資本も入れて日本映画として制作するチャレンジングな企画だったのかな、と思うがそこで監督に『俺たちの』『平成ガメラの』金子修介を選んだのかな?、と思うと胸アツ…

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ぱんちょ

5.0息もつかせぬ2時間

2024年3月11日
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悲しい

怖い

美しきサイコパスの岡田将生と、まだあどけなさの残る羽村仁成。表裏一体、対になるような二人だった。前者の人物設定は後者ほど明らかにされてないが、二人を見ていくうちにある程度想像できる。怒涛の展開の中に、親子とは、男と女とはを考えさせられる。2時間どっぷり身を投じて没入すべく「映画」として正しく作られた作品。

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ほたて

4.5面白かった!

2024年3月11日
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ノーマークだったけどここのレビュー見て
結果正解!

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ロン

4.0なかなか強烈な…

2024年3月11日
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悪童が金をカツアゲする話かと思ったら全然そんな話ではなく、あまりのサイコさに衝撃。騙し合いが面白いのはもちろん、朝陽の表情チェンジのなかなかな演技に引き込まれる。ヒノアメールにつぐ邦画衝撃作、かも。面白かった。

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peanuts

4.0沖縄を舞台にした意味

2024年3月11日
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沖縄を舞台にしていることをやはり考えてしまいました。

もちろん、あくまで娯楽作として見てもいい作品だとは思います。

しかし、犯罪自体に罪の意識を持たない人たちがいて、犯罪自体も隠蔽され続け、時には警察もそんな隠蔽に加担し、富裕層が殺される一方で、最も貧しい層もひっそりと犠牲になる。そんな物語の舞台に沖縄が選ばれている。

作中にもそうした会話が出てきてはいますね。

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Pocaris

4.5血が出ます!苦手な人は気をつけて!!!

2024年3月10日
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楽しい

怖い

人間関係が複雑
(AとBが離婚してAとCが再婚etc)なので
前半の台詞は聴き逃がせない。
後半は寝てる場合じゃないので
なんとかなる。

あらすじ
遺産を目当てに義父母を殺した昇(岡田将生)
この殺人シーンは3人組の中学生に撮影されていた。
中学生らはこの映像をもとに
昇と金銭を介した駆け引きをしようとする。
大人vs中学生…?これは心理戦?頭脳戦?

「まだ終わらないの…?もうこれで終わりでいいんじゃない?」と思うくらい
どんどん展開が進んでいく。
悪く言えば長いんだけど、
飽きない、というか
「これだけじゃ終われねえよな〜!!」みたいな。スッキリする終わり方で好き。

岡田将生の顔が好きなので
サイコパスな岡田将生もいいな〜☺
みたいに観れたので怖さは感じなかったけど、
岡田将生の顔が好きじゃなかったら
怖がってたと思う。
メイン中学生の仁成くんはすごかった!
最近の子役(?)みんな演技上手すぎる。
たぶんこういう展開なんだろうな〜とは
予測できたものの 仁成くんの表情を見て
「本当に…???」みたいな感情に何度もなった。

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トウマ(20代/女)

4.0面白かった

2024年3月10日
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原作が日本では無いなと言うのがわかる作品でしたね。
面白かったです。
もしかすると今の世の中実際にこんなこと考える人いるかもね。

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mm

4.0結末は…

2024年3月10日
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鑑賞方法:映画館

怖い

海のキレイな沖縄を舞台に
サイコなstory
知的な
岡田将生さんの○○○ぶりが
最高に似合ってます
朝陽、夏月、上間三人の
掛け合いは見ものです
唯一。事件を解明出来るのは
刑事の東(江口さん)しかいない
羽村仁成の
○○○に見えないところが
怖い!何をするかわからない恐怖
…驚愕のラスト
岡田さんが主役なのに…
まさか!○されるとはスゴい内容
予想を上回る展開に驚きが…
この手のものは解明する
ものでもないけど
知能犯の思考を知るオモシロさと
相手、刑事を騙す手口
彼の切り抜ける術を知りたい

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しろくろぱんだ