ゴールド・ボーイのレビュー・感想・評価
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終盤の終盤のざわめきがいい
予想外にも周囲でめちゃくちゃ評判良かったので観に行った。後半怒涛の展開で、結果的に面白かったといえば面白かったのだけど、そんな奇跡の映画かというとそんなことはなかった。しかし終始これはどんなマーケットのどんな力の入れ具合で作られてるのがまったくわからないのがまず不気味。一流のキャストスタッフなのによくわからないポスター。ある意味本格的に得体のしれなさから繰り出してくるまさかの大人のサイコパスVS子供のサイコパス。
映画は終盤の終盤がいちばん面白い。割と凡庸にも見える前半(かなり入り組んだ設定が多いのが難点)を越えると、終盤はストーリーのうねりもあってとても不気味に面白い。黒木華の無駄遣いなように思えたら最後の最後がとてもよかった。
あとキッズ、特に羽村くんの終盤はとてもよかったのと、星乃あんながとても切なく、プロット的にここがくっきりしていたのが記憶に残る
頭脳はよきことのために使って欲しい…。
悪知恵が働き、自分の感情を自由に操れる者は、強者として生き残り、頭が回らない者や人に情けをかける者は、搾取の対象となって強者に消されていく…。
「徳なき知育は知恵ある悪魔をつくる」という言葉があるが、まさにそれを地でいく展開だった。
好き嫌いでいうと、全然好きになれない胸糞映画なのだけれど、映画としてはとてもよくできていて、しかも、きっちり全部最後まで過不足なく描いてくれる気前の良さがお見事。
金澤翔子揮毫の題字の迫力も、ズドンと来た。
映画を観ながら思い出したのは、「嘘は真実を混ぜるとバレにくい」というもの。
脚本のうまさだろうが「…確かにねぇ」と思ってしまった。
それを演じる岡田将生も、羽村仁成も、彼ら自身が狂気的な二面性を持っているのではと思うほどの説得力があった。
沖縄という設定も、映画の中の様々な場面に生かしつつ、背景で軍用機が飛ぶカットのさりげない挿入などによって、沖縄自体が抱える蹂躙と搾取の問題をも想起させる、広がりにつながっていた。
ところで、
2あるの?
どうなるの?
暗雲低迷なストーリー
面白かったー‼︎。最後まで胸のザワザワするザワ付き感消えないし、ず...
サスペンス×青春恋愛
もっと悪くてヒヤヒヤさせてくれる岡田将生を見たかった
めっちゃ人が死ぬ
クソガキ共(悪童たち)め
サイコパスをただ楽しむと良い。
ストーリーとして面白く、最期まで飽きなかった。沖縄の都市部から離れた地域?が舞台なので、少し閉鎖的な環境化で、綺麗な外の景色と、だが室内はどこか陰湿でどんよりしている世界観。
初めはいざとなれば簡単に処分出来ると思っていたクソガキ共、ただ油断すると痛い目に・・
気に食わない者、邪魔な者を消し、罪があばかれても永遠に口を封じればいいという思考をベースとして、母親への想い・幼馴染との友情・女の子への恋心は偽り?いやいや、あれもこれも真実で、合理的に判断して最終的に「不要」と判断したのか・・
悪童たち役の若い俳優さん達の今後の活躍が楽しみ。きっと4-5年後には引っ張りだこだろう。
「2」は、結局、証拠不十分で逮捕出来なくて、独自で監視を続けていると、数年後にまた周りで不可解な失踪・事件が発生して、追う刑事、「捕まえてごらん刑事さん!」・・(妄想)
よくできた脚本、始めから終わりまで飽きることなく楽しめる、見応えたっぷりの佳作
絶対見るべき、圧倒的なパワーを持つ作品
予告編がよくできすぎてた
すごく不穏な感じの予告編を見てかなり期待して見に行ったせいか、それなりに楽しめたし、大きな不満はないものの、ちょっと期待外れでしたかね。
岡田将生さんはあの手の役をやらせると本当に最高ですし、羽村さんもなかなかよかった。黒木さんが中学生の母親役は意外でしたが、しっかり演じ切られていてよかったです。
とはいえちょっと演出は古臭いし、ご都合主義的展開も多く、ラストもちょっとgdgdだったのが評価減です。
ある日ふと思った殺意と消しゴム
そうそうこれこれ。この方向の岡田将生が観たかった。普通が狂気で狂気が普通、みたいな佇まい。こういうのをガンガン楽しんでやって欲しいなぁ。そして羽村仁成くん。恐れ入りました。物語の展開もあり、途中までは「うぜぇ(それも上手さあってゆえ)」だけでしたが、色んな闇が表に出てきた時の視聴者側の「なるほど!」たるや。だいぶ微細な表現が求められる役だったと思うのだが、見事に演じ切ってらっしゃいました。お見事でございます。
アチコチにツッコミどころが無いとは言いませんが上手い具合にスルーさせて貰えたのでそこら辺はOKでしたし、クライムサスペンスに社会問題っぽさをギチギチに詰め込んだわりには胃もたれする程ではないのが良いバランスだったのではないでしょうか。本土民が勝手に夢見ている"沖縄"の、生活が掛かっているからこその闇の様な部分も、信者に辟易している身としては「ですよねぇ」なんて思ってしまいました。
続編も、あるの?苦笑
岡田ふんする殺人犯と対峙する3人の少年少女を「リボルバー・リリー」...
岡田ふんする殺人犯と対峙する3人の少年少女を「リボルバー・リリー」の羽村仁成、特撮ドラマ「王様戦隊キングオージャー」の星乃あんな、「ラーゲリより愛を込めて」の前出燿志が演じ、黒木華、松井玲奈、北村一輝、江口洋介らが脇を固める。
面白いだけだけど、面白いぞ
「ゴールドボーイ」絶賛されているけど、残念ながら合わなかった。サイ...
期待し過ぎたかな
「中学生」にしては、登場する男の子二人は少し大きい。
でも、夏月ちゃんは良かった。
幼く見える顔立ちに、華奢な身体で貧困家庭の子供を連想させながら、登場シーンから眼にすごく力があって、芯の強さをイメージさせる。
朝陽とのデートシーンのイチャイチャも、昭和みたいな描写の古臭さがむしろ彼女の今にも消えてしまいそうな輝きにはマッチしている様に感じた。
ただお話は…。
クライマックスの惨劇に向かう流れはそもそも東が「毒」で殺害することを知っている三人は、ずっと警戒しているワケで、それは我々観客も同じ。で、最後にあの罠にハマって二人がアレを口にするとは思い難いし、そもそも東は3人組全員殺してしまったら動画のコピーがあった場合自分が身の危険にさらされるし、警察も真っ先に疑うはず。
そこに至る一連も、父親と再婚相手を殺害するのに東を協力させる流れや、夏月が朝陽には補習に行かせて二人だけで実行しようと申し出るクダリ、東が犯行現場を撮影していて交渉のカードに使おうとすることなど、やはり朝陽の「裏の目論み」に最初から周りが自発的に加担し、都合よく展開し過ぎるというか。(私がいろいろ見逃してるのかも知れないが)
冒頭に書いた、「中学生にしては大きい(高校生に見える)」ってのがこれが実はクセモノで、物語にとってこの三人が「都合よく賢かったり、都合よく子供だったりする」って調整できるところが、演出の妙とも思えるし、違和感とも感じられる。
「都合よく」なんて言い出すとサスペンスってそもそもそういうモノだとは思うけど。
ネタバラシが「そうだったのか!」というカタルシスが少なく、なんかヌルッとされるのももったいない気がした。
でもかなり高く評価されてる方が多いので、本来あまり気にならない程度のポイントが私は気になってしまっているだけなんだろう。
私はこの作品の見どころは何しろ夏月ちゃんの存在感に尽きる、と思う。
良い作品なのに
岡田黒木江口
パク・チャヌク監督の「オールド・ボーイ」とごっちゃになりそうなタイトルですが、「平成ガメラ」シリーズの金子修介監督作品ということで、今日も劇場へイッテミヨ~💨
岡田将生はデビュー時は三浦春馬似のイケメン俳優の一人としか認識していなかったが、ここ何年かの出演作、すべて「いい!」ですよね~
最初に、いいな、と思ったのは「星の子」の芦田愛菜の先生役
あ、ただのイケメン俳優じゃないんだ(・∀・)
その後も「ドライブ・マイ・カー」や「一秒先の彼女」ドラマの「大豆田とわ子〜」硬軟自在に演じてマスネ~
黒木華は最後の最後で、黒木華 スゴイ!
江口洋介は最後の顔、「砂の器」の加藤嘉少し入ってましたよ ←例えがイチイチ古ぃょ~キミ!
中学生3人組も各々よかったデスネ~(金子監督、子役の演出サスガ!)
黒木華の息子役の羽村仁成クン、若い頃の有吉っぽい顔(あれ、自分だけ⁉)
演出が徹底的に娯楽に寄っており、変にリアルに作らなかったのも個人的には好感
テンションあがってパンフレットも購入⤴️
1300円もした⤵️オワリ!
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