ゴールド・ボーイのレビュー・感想・評価
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思い通りにならない、のがいい
頭上を軍用機が飛ぶ基地の島。
蒸し暑くイラつく空気感が上手く描かれて
いる。
義親を殺す美しい婿、それを目撃してしまった少年達。話はここを軸に進む。
美形の岡田くん、冷酷な殺人者役、見事でした。彼を脅す羽村くんもとても良かったです。
というかキャストの全員とても良かったです。
WinnerのはずがWinnerじゃなかった。
最後、羽村くんが空を見上げるシーンが
とてもいい。
この作品でこのキャストの布陣、
スタッフ。
吉田p、さすがです。
大人達の都合により苛まれた子供達の精神崩壊
予想打にしない展開に驚きながらも、よくできたサスペンス。 とても怖い流れだがストーリーとして面白いあっという間の2時間でした。 白夜行のテイストを感じたのは私だけでは無いはず。 子ども達を追い込むのはいつも大人達の身勝手で、結果子供達の心は壊れていく悲しい現実。 映画としてキャスティングが絶妙、特に夏月がとても良い。 サスペンスが好きな人には是非観ていただきたい映画です。 邦画でここまでしっかり作り込まれたサスペンス映画は珍しいような。 エンドロールあとの映像の意味がわからなかったので、わかる方はコメントで教えて欲しいですね。
人間の本質は?
最後のほうで展開する少年のサイコパス具合は予想がつかなかった。周囲の正常心理が少年の秘密を明らかにし、結果的にサイコパス部分が露呈するというのは、現実的なのかどうか考えさせられた。そうではない世界があるなら、怖いな。
興味深い事件の捜査資料読んだ気分
スッキリエンドでガッツポーズしちゃったわよ。
結局岡田将生より中学生の方がサイコで1枚上手なのも何か知らんが「あー良かった!そうだよね!」ってスッキリしたし、それでも勝ち逃げできない確定エンドもスッキリしたし、後味良すぎか?
しばらくずっと夏月ちゃんのママみたいな気持ちで「良いのよ夏月…そんな義父殺したれ…包丁は刺したあと捻るのよ…」とか応援してたんですが、あの14歳が胡散臭すぎてまあ死ぬやろなっていつの間にかママ卒業してましたね。
したら最後の通話中握り締める黒木華ちゃん見て「やったやん!流石我が子!!」ってなってたね。どうしたん?私。
だってもう手紙から携帯に操作切り替えた瞬間に秒で刑事に電話しとるやん。かしこかしこ。何かマイクミュートになってた気もするけど見間違いやんな?じゃなきゃ7分も通話しらんよな…もっかい見なきゃ…
いや私は捕縛エンドって信じてるけどねーーーー!
正直、無駄なシーンはなかったと思うんですが、じゃあ退屈なシーンもなかったかと言われるとそれはちょっと…
ワクワク!ドキドキ!どうなっちゃうの!って興奮するというよりは、あーなるほどね…ふーん…この人どうなるんだろう…あ、なるほどなるほど?というテンションで見ていました。
面白かったんですが、映画が面白いというより、この話が面白いというイメージ。小説とかの方がしっくりきたかもしれないですね。
中学生が、躊躇なく殺人を犯すシーンに戦慄
トレイラーはあまり不穏ではなく、岡田くんの悪役ぶりが際立っていただけに、本編のどんでん返しに驚愕した。
ちょっと設定に無理があるけど、中国原作の話を沖縄に上手く落とし込んでいる。
古い風習や人間関係。都会だとありえない深さ。
問題を抱える子ども達が、ふとしたきっかけで「ゆすり」と「ころし」を計画実行する。
最初は岡田くんが殺人鬼でありサイコパスだと思って、連続殺人をするのかと思っていたけどね。
数学コンクールで1位を取るほどのアサヒ、幼なじみの金髪ヒロシ、ヒロシ母の再婚相手の娘ナツキ
アサヒは頭が良く学校でも1番だけど、母親(黒木華)は父親の不倫で別れており、貧しさに喘いでいる。
ヒロシとナツキはそれぞれの父母が再婚し、ナツキは父親からDV(性的暴行)を受けている。
東昇(岡田将生)の殺人場面を偶然見た(撮った)ことで、アサヒは強請ることを決意する「僕たちの問題ってお金があれば解決するよね」と。この時点でアサヒのサイコパスぶりに戦慄する
いっぱい死ぬ。
中でもナツキの思い切りの良さに驚く。ヒロシは腰が引けていた。冒頭ヒロシはバタフライナイフをチラつかせて高校生から平気でカツアゲするけど優しい人柄だ。途中から画面に移る頻度が減るのはそのせいかも。
沖縄の墓参りの風習に合わせた殺人が怖い。不倫くらいしか罪があるとは思えないアサヒの父とその妻をナツキとヒロシはあっさり毒殺する。
当然、この話は悲劇へと突き進むが、その最中にあってもアサヒは粛々と目的を叶えていく。息子の内なる怪物を知った時の母親の恐怖。
名作。果たして本当に「2」はあるの?
注意深く2回目を観たくなる
ネタバレあります^^
小賢しい少年たちと大人の心理戦かと思ったら、右ストレート喰らいました。
サスペンスってことは分かっていたので、割と注意深く観ていたんですが、岡田将生が殺された時声出ちゃいました。
つまり、注意深く見てたにも関わらず、あの3人が死んだことにそんな疑問を感じませんでした。
まあ一件落着、みんなでご飯食べて、最後は大人にいっぱい食わされて終わりで、正直腑に落ちていました。
だから、めちゃくちゃびっくりしました。
あの女の子が初めは義理の兄と同じく、割とオドオドしてましたが、主人公といることによって、人を殺すになるまで変化する描写とかぞくぞくしました。すべて計算でやってきたのかな…
割と冒頭から、あの2人の恋愛模様を見せてきて、デートのダイジェストまでしっかりやって、あんなあっさり殺すって…
エンドロール後にゴールドボーイ2が発表されたけど、とな内容になるのか全然想像つきませんね
私には解らないから、理解してあげたい
レビューや内容知らず、予告編の雰囲気だけで観たいと思っての観覧。 映画なんだから、フィクションなんだから、と思いつつも、全体的なストーリー展開になんだか稚拙を感じて、最終的には厭な氣分……。 厭な氣分にさせられたってのが、それだけこの作品に侵された証なのかも。 豪華俳優陣であったし、飽きる場面もなかったが、合わなかったのだろう。 観て損した、と云うのではなく、観たあと厭な氣分になった作品。
じわじわくる
見終わってからも、いろいろな伏線やどんでん返しに気付かされて余韻がすごい。 特に中学生コンビには驚かれた。 羽村くんの演技力には引き込まれたし、星乃あんなちゃんは存在するだけで十分な魅力。 ラストの黒木華さんの涙の演技も秀逸。 すごい役者を揃えたな~って関心した。
こんなに面白いのに題名が悪いのか、 もっと評価されるべき!
ちょっと題名と作品の雰囲気が違いすぎて… 日本を代表するサイコパス映画。 初っぱなショッキングシーンからのスタンド・バイ・ミー的な話からのアレ展開面白すぎ 続編期待大
面白い
たまたま、中学生3人が殺人の現場を撮影してしまい、その犯人を強請るお話。
まず中学生3人がもつ空気感がとても自然で、壊れそうな人間関係を上手く表現していた。
岡田将生さんも素晴らしいクズと、サイコパスぶりでした。
さて、お金を要求していたのに、殺人事件に発展する訳だが、この誘導と一旦の解決までの流れ、若干うまく行きすぎと思ったが、とても面白かった。
岡田将生の読みを上回ってる主人公のカッコ良さと、グズぷりが良かった。
女の子の手紙で真相が表に出る事も、主人公にとって予想外の出来事としてシナリオの上手さ感じました。
個人的には主人公の男の子と、ヒロインの子との関係の切なさが、一番の見ていて面白かったです。
脚本と、俳優陣はさすが、ただ、チープさが気になる
リメイクされるだけあり、脚本は面白いだろうと期待して鑑賞。 中盤まではまとまりがなかったが、終盤にかけての回収と二転三転はさすが!面白かった。 岡田将生の冷徹な役は板についてきた。また、子役の二人の存在感が圧倒的! 沖縄の文化や雰囲気が見たことあるものと見慣れないものがあり、新鮮でもあった。 ただ、どことなく、チープさと感じて興ざめしてしまうのもあった。 カメラワークや、少しオーバーなりリアクション、3人目の子役にイライラしてまった。 とはいえ、楽しめる作品でした。
中坊恐るべし
レビュー評価が良かったので鑑賞 事前知識は全く入れずに観ました 岡田将生は悪い役が似合うね 前半は資産家殺しの話だが、 後半は予想できない展開が次々に… これは観てもらわないと説明できません ぜひ観に行ってください ある意味ちょっとホラーでしたね
観終わってうなった
レビューが良かったので見に行った。岡田将生さんのファンでもあるし、予告編を観てると少し先が読めるし、行くのを少し迷った。が、観に行って良かった。今まで見た事もない子役たちが見せる狂気の演技。どんどん入っていった。最後にうなった。凄いと。
広中杯金賞!
平成ガメラ以外では作品に触れてこなかった金子修介監督作なのだが、二転三転四転…していく高知能のサイコパス同士のクライムサスペンスは素直に展開に引き込まれるし、劇伴にマーラー使って盛り上げるとかのケレン味たっぷりな演出も楽しめた。 南国っぽいじっとりとした雰囲気はあまり感じさせないが、時折画面に映り込んでくる戦闘機やフェンス、コザの街など沖縄を舞台にしたのは、地元経済を牛耳る劇中の東家=米軍?みたいな匂わせ?とその意味を考えていたものの、単に、終始ノースリーブで魅せてくれたリアル中学生・星乃あんな14歳の出世作がやんばる舞台のちむどんどんだったから、というのが正解に違いない。
岡田将生が薄いけど面白かった
あまり期待せず見たけど、引き込まれました。 岡田君が主役なんでしょうけど、特に少年2人の演技がことのほか良くて完全に食われてるかんじがしました。まあ、役柄的にも仕方ないですが。 でもすごく面白かったですよ。
岡田将生は堪能できます
原作小説は未読ですが、「告白」「ドライブ・マイ・カー」で垣間見た岡田将生のサイコパスの顔が見れるのではと期待して観に行きました。公開してまだ3週間くらいなのに上映回数が1日1回とはあまりな仕打ち。早起きして8時40分の回に行きました。 期待は報われ、美しきサイコパスの表情豹変を存分に堪能でき目福で満足です。 でも物語の方は、最初は面白かったのですが、何というかいろいろ盛り込みすぎで、沖縄を舞台にしたとしてもあまりに日本らしくなくて現実味がなく、「最後のデート」でマーラーが流れたあたりで完全に醒めてしまって残念でした。子役の演技の評判がいいですが、岡田将生と黒木華の迫力の前には普通な感じでした。 日本以外を舞台にした方が頭が納得したかもと思いました。
岡田将生さんが素晴らしい。 そして、昔からかわいい俳優さんを引きず...
岡田将生さんが素晴らしい。 そして、昔からかわいい俳優さんを引きずり出してくることに定評がある(笑)監督が今作で引きずり出してきた女の子もものすごい引力を持ってましたね。と同時にその子含む三人組私は全くの初見でしたが演技力もなかなかでした。 そして港岳彦さんが脚本、柳島克己さんが撮影か。 松井玲奈さんの出てる映画、なんだかんだ何本か観てるんだよな。洋介、渋いおじさんになりましたね。黒木華さん、もうお母さん役やる世代なのか。 いやー、ものすごくおもしろかったです。全然結末が読めなかったけど、観終わったら十分納得の満足感でした。
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