しまねこ

劇場公開日:

  • 予告編を見る
しまねこ

解説

「釜石ラーメン物語」「青すぎる、青」など精力的に作品を発表している今関あきよし監督が、岡山県の離島・北木島を舞台に、少女の姿に擬人化した猫たちの日常を描いたファンタジードラマ。

瀬戸内海の島に住む野良猫のチョコ、ココア、ミントは、ひなたぼっこや毛づくろいをしたり、昼寝をしたり、そして時には冒険をしたりして、のんびり暮らしている。そんな猫たちだが、ココアはかつて交通事故で怪我をし、ミントはかわいがってくれた家族から捨てられたという悲しい過去があった。そしてチョコは海に飛び込んで泳ぐのが好きだった。なぜ海で泳ぐのが好きになったのか、自分でもよく覚えてないチョコだったが……。

チョコを「幼子われらに生まれ」「かそけきサンカヨウ」の鎌田らい樹、ココアをドラマ「エルピス 希望、あるいは災い」や映画「違国日記」などに出演する増井湖々、ミントを「春の香り」で主演を務めた美咲姫が演じ、彼女たちのセリフはすべて猫語(字幕つき)となっている。共演にはベテラン俳優の利重剛、大島葉子、佐伯日菜子ら。

2024年製作/66分/G/日本
配給:ムービー・アクト・プロジェクト
劇場公開日:2024年9月7日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

フォトギャラリー

映画レビュー

3.5猫ってところがミソ

2024年10月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ツンデレだったり日向が好きだったりの猫っぼさと、溺愛と虐待という両極端な人間側の態度の双方をリアルに描いていて見事。
三匹(人?)それぞれの喜怒哀楽や仕草、仄かな色気等々全てが好ましい。
夜の桟橋で踊るシーン好き。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ひろちゃんのカレシ

3.5にゃあ!

2024年10月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

萌える

主演3人が野良猫を演じる猫映画にゃ。
8割にゃーにゃー言ってるにゃ。
でも字幕があるから安心にゃ。
心の声は日本語にゃ。
猫だから昔のことはあまり覚えていないと言っているけど、断片的に出てくる過去の話が辛辣でしんみりするにゃ。
田舎の風景に癒されるにゃー。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ひとふで

3.5北木島に行きたくなる

2024年10月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

楽しい

瀬戸内海の島に住む野良猫のチョコ、ココア、ミントは、ひなたぼっこや毛づくろいをしたり、船で昼寝をしたり、そして時には店や釣り人から食料を調達したりして、のんびり暮らしていた。そんな猫たちだが、ココアは交通事故で怪我をし、ミントはかわいがってくれた家族から捨てられた悲しい過去があった。そしてチョコは海に飛び込んで泳ぐのが好きだが、飼い主に虐待されてた過去があった。そんな島の3匹の野良猫を擬人化した作品。

今関監督、美咲姫、大島葉子などの舞台挨拶の回を鑑賞。
擬人化したネコ、ミント役の美咲姫は劇中より実物は数倍可愛かった。
チョコ役の鎌田らい樹とココア役の増井湖々も見たかった。
セリフはすべて猫語とのことで、字幕つき、というのも珍しかった。適当にアドリブで話してるのではなく、ちゃんと猫語の台本が有って、それを3人が一生懸命覚えたとのこと。
擬人化成功で、なかなか面白かった。
北木島は千鳥・大吾の実家のある島とは知ってたが、美しい島で、近いし、行ってみたくなった。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
りあの

4.0北木島の風景がすごい!

2024年9月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

萌える

フレッシュな女優3人が猫語で喋るファンタジー映画。
その猫語はすぐ慣れるというか字幕があります。
この映画の最大の魅力はなんといってもロケーションです。
黒澤明監督作品「夢」の水車の村に匹敵する非現実感。こんな風景がまだ日本にあったとは!
と唸りました。調べたら千鳥大悟の故郷らしいですね。秘境だというネタは知ってますが、ここまで現実離れした風景だとは思いませんでした。
映画自体は明るいおバカ映画と思いきや、少し切ないストーリーです。尺もちょうどよく、もう一回みたいなと思わせる素敵な映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
taitai