劇場公開日 2019年4月12日 PROMOTION

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マローボーン家の掟 : 特集

2019年4月8日更新

【設定・伏線・謎、従来は1個だけ――“本作は全部入り”の良質スリラー】
“父親を殺した”4人兄妹、「5つのおきて」を破ったら……●●●●!!!!
[人気ツイッタラーも推す《恐怖》]&[もう1度見たくなる極上の《物語》]

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「クワイエット・プレイス」や「ドント・ブリーズ」といった「●●したら死ぬ」系映画が全盛期の今、“ルール”のみならず、“伏線回収”“どんでん返し”など良質映画の「全要素」を網羅した意欲作が日本公開を迎える。父親を殺し、郊外の屋敷で暮らす兄妹を描いたサスペンス・スリラー「マローボーン家の掟」(4月12日公開)だ。ハリウッド屈指の実力派スタッフ・キャストが名を連ねた本作は、見る者を取り込む“謎”と“恐怖”、“衝撃性”に満ちた映画ファンへの挑戦状。全ての仕掛けを読み解けるか?


【約束できますか?】 あなたは、この《5つのおきて》を絶対に守ると……
 (ネタバレなし)映画.comが“破ってみた”=“本編を見た”らこうなった!!!

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物語の舞台となるのは、森の中に佇む屋敷。そこには、奇妙な「ルール」があった――。忌まわしい過去から逃れるようにしてこの屋敷にたどり着いた4人兄妹に課せられたのは、「屋敷を出てはいけない」「鏡を見るな」などの5つのおきて。もし、それを破ったら“何”が起こるのか……。いち早く本作を鑑賞した映画.comが、恐怖と衝撃の顛末(てんまつ)を「ネタバレなし」で紹介していく。

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[おきて①]
この屋敷を離れてはならない→外に出たら……●●●が●●●!!!
[おきて②]
鏡を覗いてはならない→その時……●●から●●●が!?
[おきて③]
屋根裏部屋に近づいてはならない→まさか……これは●●なのか!?
[おきて④]
血で汚された箱に触れてはならない→触ったら●●が●●●?
[おきて⑤]
“何か”に見つかったら砦に避難しなくてはならない→●●●●●!!!!
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なぜおきてを守らなければならないのか? それは、屋敷の中にいる恐るべき“あるもの”から身を守るため。だが、屋敷の中も決して安全ではない。屋根裏部屋、鏡、呪われた箱……それらにかかわると、身の毛もよだつ“災厄”が兄妹に降りかかるのだ。さらに、彼ら自身の壮絶な「過去」も影響を及ぼし……唯一安全なのは、「砦」と呼ばれるテントの中。しかし、そこには誰もが驚く最大の「秘密」が隠されていた! 見る者を戦慄させるショッキングなシーンの裏にあるのは……あるものの“正体”とおきてに隠された“真実”が白日の下にさらされるとき、物語の見方が180度変わる!


【予告編】[おきて⑥] “守れないなら”屋敷に入るな──
以上をふまえ御覧ください……

【SNSで話題の“ホラー専門家”「人間食べ食べカエル」は、どう見た?】
そう、“ココ”が本当に怖いんです! 独自目線で《本作の恐怖》を解説!!

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古今東西のホラー映画を独自の目線で切る“専門家”として、Twitterで高い人気を誇る「人間食べ食べカエル」氏。彼の眼には、本作に塗り込められた“恐怖”はどう映ったのだろうか? 家族を題材にした過去のホラー作品と比較し、この映画ならではの「怖さ」と「味」をたっぷりと解説する!

親の遺した過去が兄妹たちを追い詰めていく展開が、非常に恐ろしい……
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個人的に、家族を題材にしたホラーほど怖いものはないと思っている。その邪悪すぎる内容で世界中の人を地獄の底に叩き落としたことで記憶に新しい「ヘレディタリー 継承」もそうだが、家族が縛りになって逃れられない恐怖はかなり精神的に来るものがある。「ダークネス(2002)」等を生み出したホラーの名産地スペインから新たに誕生した本作でも、それに近い恐怖が描かれている。親の遺した過去が兄妹たちを追い詰めていく展開は、外の世界と隔絶された屋敷という逃げ場のない舞台設定も相まって非常に恐ろしい。ただ、恐怖全振りというわけではなく、兄妹たちのドラマは心揺さぶられるものがあり、恐ろしくもドラマチックなホラーに仕上がっている。

人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)


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あのスパニッシュ・ホラーの傑作「永遠のこどもたち」以来の衝撃と感動!家族の罪と罰、愛と絆を描く。ホラー映画が、恐怖を与えるだけの、ひと夏の消費材ではなく、我々現代人の光と闇を映し出す“鏡”であり、永遠に残る人生の糧であることを、天才J・A・バヨナとセルヒオ・G・サンチェスの名コンビが再度、教えてくれる。

小島秀夫(ゲームクリエイター)


幽玄な雰囲気の心霊ものかと思いきや、意外にも直球気味な描写もある気の抜けないホラーだ。癖のある女優ミア・ゴスとアニャ・テイラーも勿論はまり役。どんでん返しにミステリー要素もある現代的な恐怖映画。

真魚八重子(ホラー好き映画評論家)


とても美しくて怖くて、とても巧みで、そして切ない、愛おしい。観ていない人に多くは語れない。観た人とは何時間でも語り合いたい。――そんな傑作である。

綾辻行人(作家「Another」など)


彼らが守ろうとした世界のなんと恐ろしく、美しいことか。作品を覆っていた恐怖が一変するクライマックスに映像でしか表現できない感動があった。巧妙に仕組まれた演出は、見終えた瞬間、見返したくなる。

松江哲明(映画監督)


“おきて”“恐怖”に加え、“伏線”も“どんでん返し”も“ドラマ”も!
 全部入り、だが絶妙なバランスで融合──だから映画ファンは無視できない!

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本作の真の“価値”は、多様な要素が絡み合い、見れば見るほど面白さが“増幅”していく部分! 意図的に配置された“違和感”が後半に線を結び、衝撃の真実が立ち現れる秀逸なストーリーを構築したのは、「永遠の子どもたち」脚本家と「ジュラシック・ワールド 炎の王国」監督のコンビ。加えて、「スプリット」のアニヤ・テイラー=ジョイ、「サスペリア」のミア・ゴスをはじめとする若手スターが、卓越した演技力で緊迫感をあおる。さらに、“予測不能の展開”がいくつも畳みかけ、あなたの「頭」と「心」を幾度となく揺さぶるはず。映画館を出るころには、鑑賞前とは全く違った景色が広がっているだろう。

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[絶妙な伏線]
画面のいたるところに仕掛けが……鑑賞後、もう一度見たくなる!
[どんでん返し]
語りたくなること必至! “すべてが覆る”衝撃のラスト10分!
[一流スタッフ]
「永遠のこどもたち」「ジュラシック」監督&脚本家が独自の世界を構築
[可憐なヒロイン]
「スプリット」アニヤ&「サスペリア」ミア、期待の女優2人が共演
[強烈キャラ]
詳細は言えない……が“凄まじい最凶キャラ”が恐怖を呼び起こす!
[記憶に残るドラマ]
鑑賞後に抱く感情は、きっと誰もが予想できない……
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