「秋葉原国際映画祭2024」が11月9~11日に開催 新海誠特集や富野由悠季登壇の「Gレコ」トークショーも
2024年11月7日 14:00
東京・秋葉原エリアを会場とした「秋葉原国際映画祭2024」(第1回)が、11月9~11日に開催される。
同映画祭は、日本のポップカルチャーの中心地である秋葉原で、アニメ映画と秋葉原の魅力を国内外に発信することを目的として開催される。会期中は神田明神、神田明神文化交流館、EDOCCO STUDIO、UDXシアター、アキバシアターの各所で、特集上映やトークショーなどさまざまな催しを行う。
アンバサダーには声優の山寺宏一が就任。音響スーパーバイザーを音響監督の岩浪美和が務め、劇場の音響を監修する。
特集上映として、新海誠監督作品から近作「すずめの戸締まり」「君の名は。」と、過去作「秒速5センチメートル」「雲のむこう、約束の場所」をピックアップ。新海監督作品の世界観をより深く味わい、変化や進化を再確認できるプログラムとなっている。また、本映画祭が11月5~6日に開催される「雲のむこう、約束の場所」のリーディング・オーケストラ・コンサートとコラボレーション。同作のキャスト陣がレッドカーペットやオープニングセレモニーなどに登壇するなどの施策が行われる。
同映画祭は、11月9日に神田明神境内で行われるレッドカーペット、オープニングセレモニーで幕開け。同日には正式招待作品「劇場版『Gのレコンギスタ』V 死線を越えて」の舞台挨拶に、総監督の富野由悠季と音楽を担当した菅野祐悟が登壇しトークショーを行う。
特別企画「音で観るアニメ」では「ニンジャバットマン」と「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」を上映。11月9日の「ニンジャバットマン」では、山寺、岩波、菅野による、作中の“音”にスポットを当てたトークショーも行われる。
アキバシアターでは11月11日に、ショートアニメコンペティションを開催。世界中から公募によりエントリーされ、審査員により選ばれた15分以内の短編アニメ作品が上映される。表彰式は同日午後6時からのクロージングセレモニー内で行われる。
そのほか11月11日には、ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記がMCを務める、3部構成のスペシャルトークショーを開催する。映画関係者として、東京国際映画祭前フィスティバル・ディレクターの久松猛朗、劇伴作曲家の林ゆうき、映画コメンテーターの有村昆が登壇。
なお同映画祭の会期中は、メタバース空間「バーチャル秋葉原」で連携施策が行われる。正式招待作品は以下の通り。
劇場版『Gのレコンギスタ V』「死線を越えて」
五等分の花嫁*
アニメ「アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd Season」
KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-
青のミブロ
もめんたりー・リリィ
Thunderbolt Fantasy 生死一劍
Thunderbolt Fantasy 西幽玹歌
きらりん☆レボリューション
百姓貴族
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トニー・レオンとアンディ・ラウが「インファナル・アフェア」シリーズ以来、およそ20年ぶりに共演した作品で、1980年代の香港バブル経済時代を舞台に巨額の金融詐欺事件を描いた。 イギリスによる植民地支配の終焉が近づいた1980年代の香港。海外でビジネスに失敗し、身ひとつで香港にやってきた野心家のチン・ヤッインは、悪質な違法取引を通じて香港に足場を築く。チンは80年代株式市場ブームの波に乗り、無一文から資産100億ドルの嘉文世紀グループを立ち上げ、一躍時代の寵児となる。そんなチンの陰謀に狙いを定めた汚職対策独立委員会(ICAC)のエリート捜査官ラウ・カイユンは、15年間の時間をかけ、粘り強くチンの捜査を進めていた。 凄腕詐欺師チン・ヤッイン役をトニー・レオンが、執念の捜査官ラウ・カイユン役をアンディ・ラウがそれぞれ演じる。監督、脚本を「インファナル・アフェア」3部作の脚本を手がけたフェリックス・チョンが務めた。香港で興行ランキング5週連続1位となるなど大ヒットを記録し、香港のアカデミー賞と言われる第42回香港電影金像奨で12部門にノミネートされ、トニー・レオンの主演男優賞など6部門を受賞した。
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文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
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