パフューム ある人殺しの物語

劇場公開日:

解説

パトリック・ジュースキントによるベストセラー小説を映画化したサスペンスドラマ。18世紀のパリ。魚市場で生み捨てられたジャン=バティスト・グルヌイユは、超人的な嗅覚を持っていた。ある日、街で出会った女性の香りに取り憑かれた彼は、その香りを再現するために香水調合師に弟子入りする。やがて、パリでは若く美しい女性ばかりを狙った連続殺人事件が発生し……。監督は「ラン・ローラ・ラン」のトム・ティクバ。

2006年製作/147分/PG12/ドイツ
原題または英題:Perfume: The Story of a Murderer
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:2007年3月3日

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(C)2006 Constantin Film GmbH

映画レビュー

4.0極楽の香り

2024年9月14日
iPhoneアプリから投稿

パリに旅行したばっかりなので、パリにまつわる話が見たくて鑑賞。

いいチョイス。
現代のパリ、というよりちょっと昔のパリを見たかったので。
18世紀のパリの、衛生面が〜〜〜...というパリのあの感じから始まるのも「はいはい来ました、パリですね〜!こういうのを見たかったんですよ〜!」という、独特の需要を満たす形でスタート。笑

どうなっていくんだろう、どうしていくんだろう
終始こんな気持ちでずっと見ちゃう。
そして不思議だけど、犯罪者である主人公をどこか応援?と言ったら語弊がめっちゃあるけど、この不思議な物語をまだ見ていたい、捕まらないでくれ、という興味本位から、彼の動向を追っちゃう感じがあった。
絶対では見ないことだからこそ、フィクションだからこそどうなるのか見たい、というか。
クレイジーが行くところまで行った先にはどうなってしまうのだろうか。どう描くのだろうか。そんな怖いもの見たさで興味が湧いてしまった。

たしかに「香り」って、一瞬「ハァ〜.....」ってうっとりするような時ある。立ち止まってしまうくらいいい香りってある。
それは一瞬だからなんとかなってるのかもしれないけど、強く、ずっとそのうっとりがあると、作中のように「楽園」のようになってしまうのかもしれない。
香りって、すぐ慣れてしまう。
慣れてしまうから、すっごくいい香りもくさい臭いも、感じられるのは一定時間。もしかしたら、慣れずにずっとその感覚を感じ続けられるとしたら
いい香りの「ハァッ」ってうっとりする感覚から逃れられなくなってしまうのかな?ずーーっと嗅いでしまうのかもしれないな。
人間にとって嗅覚って、もしかしたらすっごく食欲や性欲と同じくらい依存性があって、狂わすものなのかもしれない。

エジプトの遺跡から出てきたとされる香水の瓶の香りは、極楽にいるのかと思わせる香りだった。と表現されていたけど、どんな香りなんだろうと興味が湧いてしまった。
この映画を見てると、香り、というものに対してすっごく興味が湧くし、口で説明されても体験しないとわからないものだから、自分もその香りを嗅いでみたいという欲求が強くなる。

ファンタジー要素も強いシーンはあったけれども、でも、自分も匂いフェチなところがあるからわかるけど、いい香りを嗅いでうっとりしてしまう瞬間をMAXで表現するとああなるんだろうな、と思う。
楽園、極楽、すべてを許してしまうような。
悪いやつも、ちゃんとしてるやつなのかも!?と思ってしまうような。
香りには、それぐらいパワーがあると思う。

おもしろい映画だった

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cris

0.5雰囲気だけ名作

2024年5月10日
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タンバラライ

2.0難しい

2024年1月1日
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プライア

3.0最後ちょっと面白い

2023年11月5日
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鑑賞方法:VOD
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おちゃん