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ジャーナリズム専攻のヒュー・ジャックマン 来日会見で「議論が生まれる」主演作アピール!

2019年1月21日 12:15

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存命の人物を演じることは初めて だったと語るヒュー・ジャックマン
存命の人物を演じることは初めて だったと語るヒュー・ジャックマン

[映画.com ニュース] 当選確実と言われていた米大統領有力候補がスキャンダルにより政界から葬られた衝撃の事件を描く映画「フロントランナー」の会見が1月21日、東京・千代田区の日本記者クラブで行われ、主演を務めたヒュー・ジャックマン、報道番組のコメンテーターも務めるお笑いコンビ「パックンマックン」のパトリック・ハーランが登壇した。

1988年に行われた米大統領選挙で、ゲイリー・ハート上院議員(ジャックマン)は、史上最年少の46歳にして民主党の大統領候補となり、予備選で最有力候補へと躍り出る。知性とカリスマ性を兼ね備え、大衆から愛されていたハートだったが、マイアミ・ヘラルド紙の記者により“ある疑惑”が報じられると事態は一変。勝利目前にして輝かしい未来が崩れ去ったハートは、ある決断を迫られる。

昨年の「グレイテスト・ショーマン」に続く来日となったジャックマン。「(日本語で)おはようございます! ちょっと発音が悪かったかな? この作品とともに、また東京に来られて幸せです!」と茶目っ気たっぷりに挨拶。出演を決めた理由を「まず、ジェイソン・ライトマン監督と仕事がしたかった。ライトマン監督の『JUNO ジュノ』『マイレージ、マイライフ』『サンキュー・スモーキング』、どの作品も大好きです。彼が演出するキャラクターは白黒はっきりしないような複雑な人物が多くて、いろんな思いを呼び起こしてくれる」と目を輝かせる。さらに、「大統領の最有力候補とされていた人が転落する3週間の物語に引きこまれました。作品を見て疑問が生まれると思うんですが、あえて答えを出していないところが気に入りました。今話し合うべき、様々な議論が生まれる映画です」と魅力を語った。

かつて大学ではジャーナリズムを専攻していたというジャックマンは、集まった記者に「俳優になっていなければ、ジャーナリズムにも興味があったので、私が皆さんの席に座っていたかもしれない」とほほ笑む。ハートを演じるため膨大なリサーチを行ったそうで「この作品で描かれている事件が、政治家と記者との関係を大きく変えたターニング・ポイントになりました。当時は記者会見の席で、次期大統領候補に『浮気をしてますか?』と聞くことや、待ち伏せして路地裏で質問をすることは、ありえない事態だった」と振り返る。

「ハートは表面的に見ると失ったものばかりに見えますが、逆にこの事件で彼が得たものは何だと思いますか?」という質問には、「直接ゲイリーさんから、当時のことを『とても辛い最悪の3週間だった』と聞きました。でも、彼が大統領予備選から辞退したのは、『家族を守りたい』『神聖な選挙制度を守りたい』という思いからだったんです」と熱弁。存命の人物に扮したことは初めてだったそうで、「ゲイリーさんの感想が気になる。彼自身ではなく、私が彼になって語るということに責任を感じました」と、本作での新たなチャレンジに思いを馳せていた。

フロントランナー」は、2月1日から全国で公開。

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