コラム:Celeb☆Graphy セレブ☆グラフィー - 第5回
2014年5月1日更新
【Vol.5】ヒーローたちの素顔に迫れ!人気キャラクターのゴシップ対決、いまここに開幕!!
スクリーンで大活躍するヒーローたちも、普段の生活では意外な一面を見せることがあるんです。そこで数あるヒーロー映画のなかから、人気キャラクターを演じる俳優たちを独断と偏見でピックアップ。彼らのプライベートをネタに対決させちゃいます!
<<ROUND 1>>キック・アスVSウルヴァリン:姉さん女房の尻に敷かれていそう対決!!
「キック・アス」シリーズの主人公、特殊能力もないのに全身タイツで戦うオタク高校生キック・アスで大ブレイクしたアーロン・テイラー=ジョンソン。「X-MEN」シリーズの人気者、ワイルドな不死身のヒーロー、ウルヴァリンを演じ続けて14年のヒュー・ジャックマン。このふたりの共通点は、年上の奥さんと異常なほどラブラブなこと。というわけで、姉さん女房の尻に敷かれていそうなのはどっちなのか? 対決させちゃいましょう!!
まずは、アーロン(23歳)&サム・テイラー=ジョンソン(47歳)。年齢差は23歳! 親子ほど年の離れたふたりが出会ったのは2009年。サム(当時はテイラー=ウッド姓)は、自分が監督するジョン・レノンの伝記映画「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」の主演にアーロンを抜てき。これをきっかけにつきあいだしたと思ったら、撮影中に妊娠までいっちゃいました。10月のプレミア上映会で婚約を発表したとき、アーロンはまだ10代! 周囲に「たぶらかされた」と言われてもムリはありませんよね。
その年齢差から「長続きしないでしょ」なんて思われていたふたりだけど、12年6月にゴールイン!! そこでビックリしたのが、アーロンが「テイラー=ジョンソン」の名字を名乗るってこと。自分のファミリーネーム「ジョンソン」にサムの旧姓を付け加えたんです! 夫婦別姓だってまだまだ少ないのに、ダンナがヨメの旧姓も名乗るなんて時代の先を行きすぎでしょ。マスオさんの進化系!? 2度のガン克服体験を持つサムは、高齢をものともせず長女ウィルダ・レイちゃんに続いて次女ロミー・ヒーローちゃんを出産。女の底力でアーロンのハートをがっちりつかんでいます。ちなみに、サムと前夫との間に生まれた娘2人も同じ屋根の下。アーロン、女系家族の中で孤軍奮闘中!?
一方、ともにオーストラリア出身のヒュー(45歳)&デボラ=リー・ファーネス(58歳)は、13歳違い。今年で結婚歴17年です。ふたりが出会ったのは、1995年に放送されたTVドラマ「Correlli」。まだ駆け出しだったヒューは、デボラ扮する主人公のカウンセラーと恋に落ちる囚人役だったのですが、プライベートでも彼女にベタ惚れ。翌96年にスピード婚しちゃいました。その後、体外受精など不妊治療にも取り組んだけれど、子宝には恵まれず。どうしても子どもが欲しかった彼らは、オスカー・マキシミリアンくんとアバちゃんを養子に迎えました。
性格がよくて紳士的なヒューは、家族思いなことでも有名。家族円満の秘訣は、2週間以上は離れて暮らさないことなんだとか。でも実はこのルール、言い出したのはデボラ。しっかりヒューの手綱を握っています。そんな彼女、一応女優ですがここ数年はチャリティー活動にご執心で、何度か声優をやっただけ。「夫婦が同時に仕事をしない」っていう取り決めもあるらしく、稼ぎ担当はもっぱらヒュー。それなのに自宅にいるときには、彼が子どもたちの朝食を作り、愛犬の散歩もするんですって。家でも働き者。夫婦そろって子どもを小学校に送り迎えする姿も結構キャッチされています。
2組の家庭事情をみたところで……。アーロンVSヒュー、姉さん女房の尻に敷かれていそうなのはどっち?
ウルヴァリンのワイルドさなんて微塵も感じさせないヒューの愛妻家ぶりは、弱点と言ってもいいくらい。完全にデボラの支配下です。聖人君子みたいなヒューは何かにつけてデボラを褒めちぎっているけど、彼女はそんなことお構いなし。「ヒューは家の修理とかが苦手なの」なんて些細なことを言いふらし、パパラッチに向かって中指を立てる傍若無人ぶり。良妻だなんて絶対に言えません。
最近も、映画「プリズナーズ」でヒューが若者をボッコボコにする演技にショックを受けたデボラ。彼をベッドから追い出してカウチ生活させていたとか。何もそこまでしなくても……。幼い頃に母親に捨てられたからか家族への憧れが人一倍強いヒュー、形勢逆転する日は永遠に来ないでしょうね。
一方、アーロンの「服従度」は想定内。それどころか、彼の最近のフェロモンのまき散らし方を見れば、サムがアゲマンなのは一目瞭然。「またサムと一緒に仕事がしたい」って言っているアーロン。 でも“マミー・ポルノ”と呼ばれているサムの監督作、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の映画化に出演する気はまったくなかったそう。作品を選ぶ理性と冷静さはちゃんとキープしているから、意外としっかり者なのかも。
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