ペイ・フォワード　可能の王国

飛行機のフライト中に鑑賞。

衝撃のラストに、いろいろ考察を検証したくても
フライトモードで見れない。。

ペイ・フォワードの意味やラストがこれで終わっていいのか、めちゃくちゃモヤモヤする作品でした。
ラストまではとても引き込まれる良い作品でした。

　中学生と先生と記者の男性三人が　どう繋がるのか、「返すのではなく三人に渡せ」が　どう絡んでくるのか、中学生の息子と母の関係、母と娘、先生の顔の傷、父と息子、ペイ・フォワードの挑戦と失敗、そして何より一番引き込まれたのは恋愛パートでした。

　男性陣の演技は勿論良いのですが、ママを演じたヘレン・ハントが素晴らしくて、泣かされました。

　既にホームレスの男とママと先生の三人を救ったのに、いじめられている子を救おうとするトレヴァ(ハーレイ・ジョエル・オスメント)。

　バッドエンディングで残念ですが、結果より努力を評価する先生ユージーン(ケヴィン・スペイシー)を見倣って、高評価とさせていただきます。

子供の純粋な優しさはかけがえのないものだと心から思わせられる映画。
本当に癒される。。

ペイフォワード運動のことは知っていて、後追いで映画を見た形になりました。
最後を迎えるまではとても良くて、心の中ではすでに★5だったのですが、最後があまりにも乱暴すぎて、信じられない気持ちになりました。
脚本家が指図されていやいややっつけたのではないかと思うほど。
ラストの部分も含めて映画なので、評価は下げざるを得ません。