男性陣からも!高良健吾、持ちきれないチョコ攻勢に破顔「サプライズっていいっすね」
2015年2月14日 16:00
[映画.com ニュース]高良健吾主演の映画「悼む人」が2月14日、全国184スクリーンで封切られた。高良は共演の石田ゆり子、貫地谷しほり、椎名桔平、井浦新、大竹しのぶ、堤幸彦監督とともに東京・丸の内TOEI1で舞台挨拶。デビュー10周年を飾る最初の公開作となり、「力が入っちゃって毎日悩んで、撮影は楽しんでというのはなかったけれど、幸せな時間を過ごせた。公開が本当にうれしい」と感激の面持ちで話した。
天童荒太氏の原作小説にほれ込み、出演を直訴したという石田は「天童さんが産みの親で堤監督は育ての親。私は乳母のような気持ちでした。この日を迎えられ幸せです」と感無量の面持ち。大竹は、「1カット1カット素晴らしい絵をつくって、素敵な体験でした。この映画が皆さんの心のどこかに生きてくれたらうれしい」と笑顔で話した。
この日はバレンタインデーとあって、共演者が高良にチョコレートをプレゼント。椎名、井浦からも贈られ、高良は「サプライズっていいっすね」と破顔。持ちきれずに大竹のチョコを落とし“しかられる”ひと幕もあり、「心の中ではうれしいけれど、どうしていいか分からない。リアクションが最悪ですいません。でも、僕は愛されているし、皆を愛しているし感謝しています」と映画のセリフを引用して感謝していた。
「悼む人」は、天童氏の直木賞受賞小説を映画化。亡くなった人を悼む旅を続ける青年と、夫を殺した過去を持ち旅に同行することになる女性の心象風景を軸に人間の生死の尊厳、家族のきずなを描く。