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松田美由紀、女優として“脱原発”を唱えることに「制限なんてない!」

2012年3月10日 14:44

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ドキュメンタリー映画「friends after 3.11【劇場版】」が公開
ドキュメンタリー映画「friends after 3.11【劇場版】」が公開

[映画.com ニュース] 岩井俊二監督によるドキュメンタリー映画「friends after 3.11【劇場版】」が3月10日に公開を迎え、岩井監督、本作に参加している女優で写真家の松田美由紀、“脱原発アイドル”の藤波心が都内で舞台挨拶を行った。

自らも被災地の宮城県仙台市出身である岩井監督が松田をナビゲーターに迎え、東日本大震災以降に再会した知人や新たな友人、専門家の話を聞くことで、現在の日本の置かれた状況や未来に向けての問題、課題を描き出す。昨年末に「朝日ニュースター」と「BSスカパー!」で放送された内容に、反原発ソング「humanERROR」で話題のバンド「FRYING DUTCHMAN」の映像を加え劇場版として公開されることになった。

岩井監督は「3.11以降、最初は自分で作品をつくるという気持ちはなかった。(震災は)やすやすと消化できるものではなく、傍観しているのに近かったです」と述懐。そんな中で「運命に導かれるように」松田と再会。さまざまなことを語り合う中で「自分でもやれることがあるという気持ちが沸き上がってきて、気づいたらいろんな人に会い、話を聞いて作品にしていきました」と経緯を明かした。震災から明日でちょうど1年を迎えるが、「日本は未曽有の危機にある。僕らのような大人も若い人も真剣に向き合っていかないといけない、という気持ちで作りました」と思いを熱く語った。

松田は、「私は3.11で人生が変わりました」と告白。「いままで見てはいけないとされてきたものを見て、気づいてしまった。これまでは原発も環境も関心がないまま日々を過ごしてきましたが、知ってしまってから引き返すことはできない。忠実で規律正しい日本人ですがここは立ち上がらなくてはいけないという思いで活動しています」と力を込めた。女優という立場で“脱原発”を唱えることに「制限なんてないと思っています。国籍も人種も職業も関係ない。手を挙げたら下げないという気持ちで、みんなで協力して変えていきたい。政治を動かすのは政治家ではなくみなさん一人一人の声です」と訴えた。

なお、本作の続編が「BSスカパー!」で3月22日(深夜0時~)に放送されることも決定。音楽家の坂本龍一が出演しているほか、世界からの視点で震災後の在り方について描かれているという。

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