雨を告げる漂流団地のレビュー・感想・評価
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他にアイデアはなかったのだろうか?
『ペンギン・ハイウェイ』でもの凄く驚き、感動し、考えさせられた強烈な体験があったので、何の下調べもしてないけれど、ワクワクする気持ちを抑えきれずいざ映画館へ❗️
メタファーや擬人化はなんだっていいんです。
アニメなんですからなんでも自由です。
オモチャでもクルマでも虫でも動物でも。
でもですね。
ノッポくんの設定がですね…
うーん、なんというか、いやはやなんとも…。
ついていけない❗️
一度そういう印象を受けてしまうと、典型的な役回りのそれぞれの登場人物のセリフもすべてが上滑りした感じにしか聞こえなくなってしまいました。
ただただ残念です。
二人がヒロインを二つの立場から責め続ける話
2022年劇場鑑賞213本目。
小学生たちが立入禁止の取り壊し予定の団地に入ったら団地ごと海のど真ん中にワープして漂流することになった話。
幼なじみの男の子が過去の事、その男の子の事が好きなお嬢様が現在の事でずっとヒロインの子を責め続けます。2時間いるかなぁ、この作品。長ければ長い程嫌な時間が長くなるのでちょっと辟易しました。
映像良いね
映像良かった。
少しの前の遊園地とかすごい。
ストーリーはもうひとひねり欲しい。
謎解いて脱出するわけでもなく、内容はちょっと物足りない。あれはトラウマを解消するとクリアなのか?
ペンギンハイウェイ
何も考えずに見る分にはペンギンハイウェイよりは断然面白かった。
こう言う話にツッコミを入れ始めたらそりゃキリが無い。
そりゃ当たり前、空想ですもの。
ただ一つ腑に落ちないのがなぜ最後に遊園地が助けに来たのか?(笑)
そこだけはもう少し話に何か工夫があって良かったんじゃないかなと思ってしまいます。
それじゃ無いとあんなに頑張ったゆずるとたいしとじゅりが可哀想で仕方ない。
結果、付喪神のお話だと私は勝手に解釈しました
そして、一応のハッピーエンド含めて見て良かったなと思います。
映画館で見た後にネットフリックスでも見ましたが、面白く感じる為にはネットフリックより映画館がおススメです。
闇の儀式
劇場で観ましたが…
・まず序盤の印象は「暗い(視覚的にも)重い」といった感じにポスターに反したネガティブさを感じました。
・キャラクターに関しては「リアル」の一言です、本当にいそうな子たちです。
可愛くていい子たちばかりなのですが、反面悪い部分もまた「リアル」なのです。
航祐が他の子達に振り回されまくりで可愛そうだったし、夏芽は明るい設定の割に儚げだし、
太志はハイテンションすぎるし、令衣菜はスキあらばつっかかるしで、
一見地味に見える譲、珠理、のっぽ君らの存在がなければ四散してましたね…。
・やはりストーリーのコンセプトが一回観ただけではよくわからなかったです、
「過去を振り切る事の大切さ」なのか「逆に過去と向き合う話」なのか…。
「航祐達の経験は結局夢だったのか?」「夢じゃなければ周りの人々は大丈夫だったのか?」
EDが終わっても数々の謎は深まるばかりです…orz
・でもやはり一番気に入ってるのはキャラデザとキャスティングですね!
こういう単発のアニメってどうしても話題性のために子役の方々などを起用しがちなのですが、
そこはアニメを作った方々のこだわりを感じます。
キャラデザも、先程「リアル」という言葉を出しましたが…可愛くかつ、本当にいそうな感じの子に仕上げたのはさすがですね!
・一回観ただけではわからないけど、二度見るのは躊躇する今作…Blu-rayも買いました。
パンフレットやファンブックなどと一緒に観て、今後色々考察していきたいところです…。
最後に…、
「おばけ目撃した途端クールな顔しつつも我先にと逃げ出す航祐が可愛すぎるので☆4.5」
長文失礼しました…。
うーん…。パンフレット購入必須かもね。
今年273本目(合計548本目/今月(2022年9月度)16本目)。
ネットフリックス契約者なのでネットフリックスでは無料でみられますが、最初の10分をみて「これは映画館で見たほうがよいだろう」ということで映画館で視聴(お体がよくない方なので1000円で見られるのです)。
多くの方が書かれている通りの印象に加え、別の点も気になりました。この映画の主人公たちは小学6年生で、映画自体も一般指定(G指定)なので、誤差でいっても小学5年生くらいの子を連れていかれると…。うーんどうでしょうか…。「登場人物が多い」「映画で伝えたいことが、(想定されている視聴者に)伝わるのはかなり無理」という点は確実に言えます。その観点でいえば、実は「想定されている視聴者は小学生などでは「なく」、30~40年前に過ごした人たち」(40~50歳くらい)なのかな…とさえ思ったくらいです。ただ、そういう方が(ぼっちで)この映画に行くかなぁ…。
少なくともネットフリックスで見ることができるので、ネットフリックスでいいやと思ったらそれだけ、ある程度みて劇場で見たほうがよいなと思ったらそれ(私はこの類型)、最初から映画館という3パターンあると思いますが、ネットフリックス契約者は「見る見ないを無料で選べる」ので(ネットフリックスは作品ごとの個別課金制度はないため)、その点は有利かな…という程度です。
ただ私も「これは映画館でみたほうがよいタイプの映画」と思ったのは、細かい描写などがけっこう丁寧で、どうしても自宅の作業や(それこそ、いまこれを書いているような)パソコンに接続している「普通サイズの」モニターよりも大きなシアターで見たいと思ったわけであり、その類型、つまり「無料でも見られるが、映画館ならではの大きいモニターで見たい」という類型はあるかと思います(ネットフリックスさんだと、5月だったか「バブル」もそうでしたね)。
採点にあたっては下記を考慮しています。
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(減点0.3) やはりとはいえ、この映画の予告編や特集その他を見ると「家族そろってみる映画の枠」と解するのが妥当だと思いますが、当事者の子(小学6年の子)ではちょっときつく、多角的なものの見方ができる高校生くらいでないと、映画の「真の趣旨が何か」まで考えが及ばず、結果的に「きれいな映画だったなぁ」だけで終わってしまいかねない、そこが残念だなぁ、と思いました。
(※) 換言すれば、「映画に込めるメッセージはもちろんあるのだけど、それは想定される年齢層なら(その歳で)大半の人がわかるようにしてほしい」というものです。
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ひと夏の少年少女の成長ものがたり。
少年少女達の家族や友情関係の悩みを海を漂う漂流団地に絡めて描くファンタジー。サバイバルをドキドキしながら見るというよりは子供達なりの悩みを、ふむふむと思いながら見終わったかなー。絶望的な漂流教室と違いひたすらポジティブ展開が爽やか。
終盤が少々クドすぎ、キャラの多さが足を引っ張っている
全体の内容は悪くありません。映像も綺麗でペンギン・ハイウェイや猫と同じく丁寧な画作りだと思います。子供が主役ですが子供向けではなく、寧ろ喪失や想い出の場所を失った経験のあるだろう大人に向けた作品です。
概ねは満足でしたが、終盤がクドくて中だるみしており、もう少しスッキリとまとめられたのではないかと思います。
キャラが多いのも難点で、いいキャラが揃っているのですがほぼ掘り下げがなくてホントにただの巻き込まれでしかなく、いる意味がシナリオの都合でしかなかったのが残念です。全員に漂流した理由付けがされていればよかったのですが、尺的に無理ですね。
丁寧な作りだがシナリオの詰めが甘い作品でした。
もう少しスッキリ感がほしい
作画や声優陣の演技力はすごく良かったとおもいます。
でも子供たちが主役の映画なのに子供におすすめできるかっていうと、どうかな?退屈しそうな気がします。
サバイバルアクション多めなんだけど、ロープ引っ張って踏ん張るとか、手と手繋いで踏ん張るとかばっかりだった気がします。
それにヒロインの団地に対する執着心がいちいちくどくて同じ内容で何度もいがみ合っていたりとかで歯がゆい。全然話が前進しない。
せっかく建物のお話なのだからもっとのっぽ君に語らせてもよかったのでは?竣工当時のエピソードとか、団地あるあるアクシデントとか。
そうね、脚本にスッキリ感がな足りなかったのかなぁ?
実は今年の1月~2月に本作と同じように子供たちだけで遭難状況から生還するサバイバル作品の「地球外少年少女」を観ているので、どうしても比較してしまいます。
地球外は観終わったあと誰かにオススメしたいって気持ちになったのだけど、本作の漂流団地はそこまでの気持ちにはなれなかったですね。
決して駄作ではないけれど傑作でもないなぁ。
人は10歳を越えるまで「懐かしさ」を感じないらしい。
ネトフリでも見られるらしいけど
映画館にて観賞。
感想としては
家のネトフリでこの作品見てたら
たぶん少しだけ見る目変わったかもしれない。
「PC画面で見ると世界観が映画っぽく見えないかも」とは思った。
でもやっぱり安定して作画は細かいしキャラクターデザインは好みだしのコロリド作品なので個人的には映画館で見られて良かった。前作の「泣きたい私は~」はご時世的に見に行けなかったのでそこも含めて嬉しいかぎり。
レビューで「喧嘩ばっかり」「長い」的な文言が多かったけど
空気悪くなる喧嘩してたのは前半30分程の2、3回くらい。あとは痴話喧嘩というか、ギスギスではなく照れ隠しや成長率要素。これが大人だったら見てられないがジュブナイル映画の子供がやってる事なのでくだらない喧嘩どんどんしてくれた方がそれっぽいので普通に楽しんだ。
長さは普通、短いとは感じなかったが長いとも感じなかった。
最後の時間軸の説明がない、ヒロインの勝手な行動、中盤までのネガ思考にモヤモヤしつつ、終わってみれば楽しい作品でした。
残念ながら万人が好評を唱えるような作品ではないだろうけれど、好き。
タイトルに書いたとおり、人は10歳を越えてからじゃないと「懐かしい」という感覚がわからないらしい。これはこの子たちがはじめての「懐かしい」を肌で感じるキッカケとなる物語なのかもしれない、なんて勝手に思ったりした。
ストーリーがよくわからないサバイバルアニメ
本作は漂流する団地に残った子供たちが
サバイバルしながら、元の世界に帰ろうとするアニメ映画
・・・だと思うが
ちょっと、ストーリーの目的が分かりにくいまま始まった
それで終わってしまうような気がする
作画とキャラクターと声優は
個人的にとてもよかったと思う
ただ、ストーリーがよくわからなく
話が進んでもよくわからないまま終わってしまうという感じがする
そもそも、団地が漂流したのは
のっぽの意思なのかどうかわからないし
のっぽみたいな団地の精霊?みたいのが
ゴンドラのところで出たけど
唐突すぎると思った
ほかの流れてきたデパートにもいたのかわからない
海のモヤモヤもなんだったのか?
中盤あたりからは
夏芽がのっぽを連れて帰ろうとするが
そこまで固執する部分があまり描写で感じられなかったし
夏芽とのっぽがどのような知り合いだったのかわからなかったし
結局、ラストで別れるなら
そこまでの展開が必要か?と思った
あそこらへんを短くして
上映時間をもっと短くしたほうがよかったのではないかと感じる
夏芽が漂流する経験をしているからか
ブタメンや食料を貯蔵しているみたいだが
そこらへんもよくわからないまま終わった
ただ、食料をとってくるとかの
サバイバル的な描写はよかったと思うが
女の子が血を流したりするのはちょっと生々しいなと感じた
漂流しすぎじゃない?
昔むかし公営住宅(木造平家)に住んでた頃、近所に鉄筋コンクリートの公営アパートが建ち始めて絶好のあそび場所になってたのを思い出した。
人々の思い出は団地の中に蓄積していたんだろうか。思い出に固執することは今を生きることを放棄することになって、目的地に着けない海に彷徨うことになるんだろうか。
長いよ〜。???が多すぎる。追加のブタメンはどこから出てきたんだ〜。
【滅び行く建物への鎮魂歌をダーク・ファンタジックに描いた作品。一夏の不可思議な経験は、確かに子供達を成長させた。"十五少年漂流記"を想起させる作品でもある。】
- 今作品は、戦後に多く建てられた団地や、遊園地や、デパートが古くなり建て替えられる姿と、嘗てそこが居場所だった子供達の想いを巧くミックスさせている。-
◆感想
・ストーリー設定は、確かに粗い。だが、"漂流教室"を想起させる壊される団地が、大海原を漂流するという、奇想天外な設定に、惹き込まれる。
・何処にも居場所がなかった夏芽は廃団地にしばしば通い、幸せだった日々を思い出している。それを優しく見守るノッポ君。
- 長きに亘り、存在した建物には精霊が宿るのである。遊園地も、然り。-
・そして、夏芽は心の蟠りを漂流する中で、嘗て一瞬に住んでいて、兄妹の様だった航祐にぶつけて行く。
- この辺の夏芽の想いの背景がキチンと描かれていないのが、残念である。-
<夏休み、冒険、漂流と言えば"十五少年漂流記"が想起されるが、今作品も少年少女達がサバイバル生活を送る中で、ナカナカ言えなかった本音をぶつけ合う事で、蟠りを少しずつ解消し、成長して行く姿をダーク・ファンタジックに描いた作品である。>
緩慢で散漫。
うる星2の中盤を無理に引き伸ばし
決裂と和解を繰り返す延々打合せ映画。
疾走と飛翔が持味の石田祐康、巧い作品選びを。
快作アオシグレの20分尺が適切か。
同空間に居続けるアスカ系女子の五月蝿さ、
落し所の納得感の低さ、
昭和の郷愁を小学生に担わせる無理。
緩慢で散漫。
別れの話でもあるけどこれは建物にも敬意のある話
今回はネトフリで見ました。映画館に行かなくても見れるのは本当に素晴らしい。
毎回、映画に行く度に予告で流れてのっぽくんから青い光が出るのをみるとこれは絶対見ると思っていたので、、、
見終わったあとこれはお互いの別れが込められているんだと見終わった後に感じました。
なつめやこうすけのおじいちゃんと過ごした家との別れ、建物の一緒に過ごした人、思いと
の別れ
建物が擬人化されていて、全ての建物に守り人?のような子供たちが存在している所はとても素晴らしかった。今で言う座敷童のような。。。感じなのかな。名付けがないので今回は建物子供と呼んでいきます。
思うにのっぽくんだけではあの嵐は抜けられずあの黒い煤に粉々にされていたかもしれない
なつめやこうすけがいたことで、頑張る力が出たと言っても過言ではないと思う。
あの青い光は建物で過ごした人の思い出でそれを燃料にあの嵐を抜けるのが建物子供達の試練なのかも。推測にすぎないけれど、、、
途中の崩れていく建物は思いを使う?のをやめて沈んでいったのかな。
のっぽくんの顔が緑化していくごとにマンションもおんなじふうに緑化していてよかった
※のっぽくんと別れて青い光でマンションが動き始めてからの前方部分
もしかしたら私の勘違いかもしれませんが。
途中で出会った観覧車の建物子供も可愛くて最高でした。
私はなつめやこうすけよりものっぽくんサイドで話を追いかけた方が面白味がもっと増しました。
雨を告げる漂流団地
どんな建物にでも思いは宿る
以上
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