雨を告げる漂流団地のレビュー・感想・評価
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古い団地が2人の仲を取り戻した
唯一無二のAKAねちゃんの歌声を楽しみに鑑賞しました。
夏休みに航祐や夏芽達が、2人が以前、安爺と一緒に育った古い団地を冒険する物語です。
古い団地は突如、海に漂流することになります。
このアニメの素晴らしい所は、最初少年や少女の関係がギクシャクしていて、いがみ合っているんですが、この冒険を通して助け合うようになっていく所です。
のっぽという少年が出てくるのですが、夏芽や航祐をずっと見守っていた地縛霊か木の精霊なんでしょうね。
後半は命がけの冒険で、胸に迫るものがありました。
ずとまよの「消えてしまいそうです」が、スルメのように味わいがあって最高でした。
抽象的なアニメですが、大作で良作だと思います。
かもなく不可もなく、、?
好きなアーティストが主題歌だったので鑑賞!
個人的には好きだけど、最終的なテーマがなんだったのかなーって思う。
少し場当たり的に感じたりする部分もあったり、、んー、、
小説とかでもっと尺かけたら違う感想なのかなぁ、と。
まあ、楽しめはしました!
62/100
冒険探検
本当良い作品だった 探検ゴッコ、おじいちゃんとの思い出 様々な事が思いだされ懐かしくなりつつ
しっかりとした物語として進むストーリー展開で成長する子供たち これ、できればテレビシリーズとして12話前後で新たに追加で作ってもらいたいなぁと
「声優さんがすごい」
今年104本目。
令依菜役の水瀬いのりさんは「心が叫びたがってるんだ」、今年5月の最高過ぎた映画「五等分の花嫁」の三葉役、2つの少し控えめな役とはうって変わって今作は快活な女の子。びっくりしました。今までにない役だったので。実際お会いした事もあって一番好きな声優さんです。そして花澤香菜さん、田村睦心さん、瀬戸麻沙美さんと声優陣が凄かった。
諸行無常に漂流団地
同スタジオ制作の「ペンギン・ハイウェイ」が好きだった私は、本作品にも興味が湧いて鑑賞した。ティザー等では子供達の絵柄もかわいいように観えたが、映画内容の対象年齢は明らかに高い。20代以上が対象だと思う。「子供がメインの夏の冒険ファンタジー」というテーマから信じられない奥深い考察が得られるのだが、この点が広報にて伝わっていないのが大変残念で、広報戦略として失敗だと思う。よって★4.5を付ける。
誰しも「忘れられない記憶」があると思うが、本作品ではその記憶を喚起する形見として「建物」が大きく採用されている。この点は長編アニメとしては初めての内容ではないかと思う。例えば「柱に身長を刻む」のは典型的で分かりやすいモチーフとなっている。
大切な人と関わる時、当然ではあるが、人は離別するのだから、その形見を残して手元に置きたいと思う。ここでその候補として「物」が挙がる。その1つが「団地」だ。「記憶が残るその瞬間(劇中では例えば夏芽と安じいが関わる時、など)」に「団地」は明らかに背景だが、鉄筋コンクリート造の無骨さら屈強さは、短期間には不変の物に見え、形見としても適当に思える。
しかし人が考える程、建物は強くない。のっぽくんの足から鉄筋が現れたり、髪が草に覆われたりするように、建物も我々と同じ時間尺度を生きている。現実、鉄筋コンクリート造(RC)建築の耐用年数が47年であるように、日本人の平均寿命よりも短命だ。更に、リフォームや再開発等を踏まえると、この年数を全うする(寿命を迎える)建物の方が少ないのではないか。建物としての熟成は「利用する人の世代との乖離」や「性能の遅れ」を呈する原因となる。すると、のっぽくんや観覧車の少女が若いことも説明が出来る。彼らは老いる(建物として機能不全を呈する)ことが出来ない存在なのだ。
脱線したが、こうした建物にアイデンティティを残す人に、この映画は現実を突き付ける。大切な人との思い出を失う事を恐れるのならば、建物は形見として必ず適当とは言えない(そもそも、団地は個人所有ではないのだから尚更だ)。そこで「カメラ」が出てくる、というストーリーに私は観えた。
私は懐古厨なので、この映画の終盤以降で涙が止まらなかった。大切な人との思い出を失いたくないならば、その形見は適切に選ばなければならない。しかし夏芽のように形見(の団地)を失うことも、今後に向き合うための良い経験の1つなのかもしれない、とも考えた。
尺の割に内容が薄い
夏芽が、取り壊し中の団地に何十食ぶんものブタメンや飲み物を備蓄していた理由は?
過去にも漂流してたとはいえ、毎回一晩で戻ってきてたのに。
金銭的にも不自然だし、そこを無くして食料問題を前倒した方が、纏まりがよかったように思う。
また、何度も同じ内容で言い争い、事あるごとに誰かが落ちかけて助けるなど、同じような描写が多すぎる。
のっぽくんが団地の化身か何かなのは分かるが、台詞も少ないし、役割も薄かったように思える。
唐突に出てきて雑にお別れした、観覧車の化身はなおさら。
本作は航祐と夏芽が自己や他者との関わりを見つめ直し、成長するところに主眼が置かれており、そのため他キャラの変化は薄い。
令衣菜は多少変化するが、逆に言うと(落ち着きのない太志含め)他が円熟しすぎているところもある。
最後も、協力して戻るのではなく、終点まで着いたから戻る、という呆気ない幕切れで拍子抜け。
(協力したからそこまで辿り着けた、と解釈するにも諍いが多すぎた)
作画も雰囲気も良かったし、声の演技も素晴らしく後半溜め込んだものを吐き出すシーンは涙腺が緩んだ。
けれどやっぱり、この内容なら90分程度でまとめるか、他キャラなり設定なりメイン二人なりを深く描いてほしかった。
全く引き込まれない
簡単に言ってしまうと
急に異世界に飛ばされ仲間とケンカしながら生きる為の食料探し
気付いたら現実に戻っていた
終盤、頑張って泣かせに来るが全く泣けない
理由は実在していないであろう妖精のようなキャラに全く感情移入出来なかったから
一体2時間も何を見せられていたのだろうか
作画も普通で新海作品には遠く及ばない
1つ良かった点は声優に俳優陣を使わなかった事ぐらい
キャラクター重視なら楽しめる
航祐くん、どストライクでした。
ツンデレ思春期男子って感じですごく可愛かった。
小6くらいの年代は女の子の方が精神的に大人で、その辺の描き方がリアルで良かったです。
僕も引越しを経験しているので、夏芽の寂しい気持ちが理解できました。今でも夢に昔住んでた家が出てくることがあります。
航祐が夏芽に自分の気持ちを伝えるシーンは声優さんの演技力もあり泣けました。
令依奈はうるさくて少しくどかったのでマイナス。
ラストが少し間延びしたのと、尺が長い割に説明不足が否めないのは残念。
個人的にはストーリーよりもキャラに期待して観たので満足です。
もしあるから中学生編も観たいです。
少年少女が困難に巻き込まれ、乗り越える物語
映画館で観ました。
まず背景、作画、声優陣の演技は素晴らしいの一言です。
次にストーリーに関してですが、子供たちの心の動きを捉えるのが非常にうまいなと感じました。私自身はいい大人なのでそういった目線にどうしてもなってしまうのですが、彼らが困難な状況や思いがすれ違う場面に遭遇する度に「うんうんそうだよね、みんな偉いよ。がんばってるよ」という心情になりました。
そしてこれは『ペンギンハイウェイ』にも言えることですが、少年少女にぶつけるにはあまりに重すぎる容赦ない概念、世界の理(ことわり)のようなものに関する描写も圧巻です。観終わった後にも残る心地よい『謎』を提供してくれます。
逆に言えば、いわゆる子供らしい喧嘩や意地の張り合いといった類にストレスを感じる人や、「設定や世界観に関するフワッとした描写」にむず痒さを感じる人には受けないかもしれません。
いずれにしろ、映画館やテレビなど大きな画面で最初から最後まで一気に観るのをオススメします。
漂流系はどうしても
世代によって〇〇のパクりだよねって言いたくなるが
十五少年漂流記(子供が漂流する)を基に
ひょっこりひょうたん島(島が漂流する)
漂流教室(時空を漂流する)
一刻島ナンパ始末記(漂流してない)
この辺押さえておけば通ぶれる・・・気がする
今回は団地が漂流して子供がわちゃわちゃするも結果漂流してなかった
贅沢全部乗せパターン
この異様なる‼️❓違和感❓❓みんなで解明しようではありませんか‼️❓
まるでAIが感動する項目、言葉を、ランキングして、アトランダムに、羅列したかのような、無機質で、人間性のかけらもない、ストーリーとセリフ。
脚本家は、ペンギンハイウェイの時より、格段に、冷血化している、私には、そう感じた。
だから、物語は、二時間、とても苦痛でした。
でも、映像は、声優はとても素晴らしい、良い仕事してました。
イメージビデオとして、観れば素晴らしい、映画としては落第。
脚本さえ、まともなら、ジブリにも負けない映像なのに、残念至極です。
異常な状況にも関わらず起こるイベントが残念
一棟の団地だけを残し全てが海に!
まるで物語の出だしはうる星やつらビューティフルドリーマーか、はたまた漂流教室のソフト版になるのか大いに期待したが、、、、
少年少女だけで冒険と友情をテーマとする物語は結構好きでそれだけに非常に残念。
あれほどまでに異常な状況にも関わらず少年少女たちに振りかかる冒険はほぼなかった。
またコウスケとナツメの不仲が最後の方まで説明がなくいつまでもモヤモヤさせた感じが
スッキリしなかった。不仲な内容も最後まで引っ張るほどのものではななく、序盤から
開示しお互いの思いを見ている側に教えたほうが共感を呼んでよかったと思う。
全体的に好きな感じだったけど薄味だったかな。
ひょっこりひょうたん島?
幼い頃原っぱだった場所が団地になり、団地の子達と遊び、そして今、次々と取り壊されていく。
まさに団地の一生を見てきた一人としては、ものすごく郷愁を誘われる。
からっぽの団地の描写には胸がきゅーっとなる。
ただ、夏芽がとにかく面倒くさい。
本当に子どもなのか?っていうくらい。
小学生サバイバルと回想シーンが交互にあるのだけど、なんだかテンポが悪く感じて
冗長だ。
途中で眠くなってしまった。
のっぽくん、お疲れ様。
長すぎ
幼なじみの航祐と夏芽は姉弟のように育ったが、航祐の祖父・安次が亡くなってから関係がギクシャクしていた。夏休みに航祐は取り壊し中の、おばけ団地、に友達と探検に来た。その団地はかつて航祐と夏芽が育った家の有った団地だった。航祐は安次の家に入るとそこには夏芽がいた。すると突然、雨が降り、不思議な現象が起こり、気が付くと団地の周囲は海だった。海を漂流する団地の中で、航祐たちはサバイバル生活を送り・・・てな話。
団地が船みたいに海に浮いてて、他の団地がぶつかってきたり、途中まで沈んでて危なかったのが知らないうちにまた浮かんでたり、まぁ支離滅裂で長くてつまらなかった。
中だるみのところを切って半分の時間でも十分だと感じた。長ったらしい漂流時間はなんの意味も無いと感じた。
短かったら良かったかと言えば、それでもつまらなかっただろうけど。
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