劇場公開日 2016年3月18日

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リリーのすべてのレビュー・感想・評価

全255件中、161~180件目を表示

4.5美しくて哀しい映画

2016年4月6日
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鑑賞方法:映画館

痛みや辛さと言うのは、たとえ身近に居る人であっても当事者ほどの理解はしにくいもので、ましてや性同一障害者が抱える苦悩となればなおさらだと思う。
何事も初めての挑戦には大きなリスクは避けられないのが悲しかった。
美しい映像と丁寧な時代背景の再現、画家夫婦の愛の深さゆえの悲しみ。リリーの女性性に哀しさが溢れて、エディ・レッドメインの完璧な演技に初めから最後まで惹きこまれた。美しく哀しい映画だった。

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kazuyo

4.5すべてが美しい。

2016年4月5日
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鑑賞方法:映画館

そして切ない…。

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悪源太

4.0エディ・レッドメインが…

2016年4月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

トラウマに近い、忘れられないシーンがたくさんあった。感情が揺れ動き、それでも凛としてる(必死にそうあろうとする)奥さんも素晴らしい。いやーそれにしてもエディ・レッドメインのこのすごい演技に、アカデミー主演男優賞デカプーは本当に勝ってるのか?っていう楽しみが出来ましたよ。

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shinkato

3.5愛だけが理由ではない

2016年4月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

1920年代というまだまだトランスジェンダーの概念がない世の中で、男性(アイナー)から女性(リリー)に性転換した夫と、それを支えた妻の物語。

妻の側からすると、愛する夫が殺され、かつて夫だったものから「あなたは私の世話をしてくれて感謝してるけど、もう夫はいません、女としての人生を生きています」と残酷な通告を受けて、それでも夫だった人が死ぬまでその側にい続けた物語。

彼女がそうした理由はなぜだったのだろうか、と考えながら映画を見ました。

愛だけでは説明が足りないと感じる。友人としての愛に変わったというのも足りない。ショッピングに行くとか、いわゆる友人とすることを2人はしてないからです。

妻がリリーの側にい続けたのは、リリーが妻の芸術上のミューズだったからなのだと思います。リリーをモデルにした絵は高く評価されました。妻は妻であるのと同時に画家であり、夫を失った悲しみを超えて、画家であることを選択した。

ただ、メリットを理解して納得しての選択ではない。妻の中にはずっと葛藤があり、葛藤の正体を彼女自身、わかってはいなかったと思います。自分がどうしたいのか、どうするべきなのか、わかってはおらず、いわば状況や感情に流されて、リリーの最期にたどりついた。
(なお、ひとりの女であることは、友人ハンスが埋めてくれた。ハンスはいわば当て馬ですが、強面なのにおとなしく当て馬役をこなしているところが、個人的には好みでした。)

リリーはトランスジェンダーの歴史的シンボルだけれども、それを実現させた背景に、深い葛藤と曖昧な意思を持った強くも弱くもある人がいたことが、この作品の美しいところのように思いました。

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ラビ田

3.5自由な風に舞うこと

2016年4月4日
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由由

4.5美しい。

2016年4月4日
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泣ける

性同一性障害。
もちろん詳しいことは知らないし、認識としては、「3年B組金八先生」で採り上げられ、上戸彩が熱演したもの、という程度である。
世の中には多くの性同一性障害の人がいて、差別や偏見にさらされているとしたら、胸が痛い事態である。
ただ、僕の知り合いにはいない。

そんな僕が観ても、リリー(エディ・レッドメイン)の苦悩には胸がしめつけられる。
リリーのそばにいたゲルダ(アリシア・ビカンダー)の苦しみも察するにあまりある。
ときにあかるく振る舞う両者には、ただただ頭が下がる思いである。

トム・フーパーの演出のキーは美しさである。リリーの美しさ、ゲルダの美しさ。
コペンハーゲン、パリなどのヨーロッパの美しさ。
そして、男だったリリーが描き続けた故郷の美しさ。

絵画がモチーフのひとつであったが、カットのひとつひとつが絵画のようであった。
まさに名画の名にふさわしい。

エディ・レッドメインが素晴らしい。もし「博士と彼女のセオリー」がなければ、オスカーは彼に渡っていたはずで、レオナルド・ディカプリオの戴冠はまたもやお預けになっていたであろう。
それくらい、彼は素晴らしかった。

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mg599

4.0「アイナー」ではなく「リリー」のすべて

2016年4月4日
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しろ

4.0_φ(・_・ある意味異次元への冒険か、、、、。

2016年4月4日
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泣ける

悲しい

知的

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おにっち弐号

3.0山無し落ち無し意味無し。

見所はエディ・レッドメイン、それが全ての一本。

物語が進むにつれ、しぐさ・表情までが女性にしか見えなくなってくる、これぞ役者魂を感じた。
映像・色彩も静かな中にも情熱を感じさせる画面作り。
何よりも評価したいのは日本公開に当たって「ぼかしで逃げなかった」事だろう。
本当に大事な場面を、そのまま映したことは作品にとって本当に幸せなことだと思う。
(「ぼくのエリ」をもう一度やり直せ!)

ただ、物語としては驚くほどに平板で全てがあっさりと流され進んでいってしまう。
主人公とその奥さんの心の葛藤も、演出上は非常にあっさり流され。
乱暴に言ったら「わがまま(元)男に、周りが振り回されるだけ」になってしまっている。
当の本人はやりたいことやりきって、好きにおっ死ぬっていうオチ。
コレなら映画に別にしなくても…と思ってしまった。
事実ベースの話を過剰にドラマッチクにしろとは言わないが、もう少し映画的演出は欲しかったのではなかろうか。

淡々としすぎて、自分としてはごくまれな恐ろしく眠くなった作品。

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ

4.0リリーのすべて

2016年4月4日
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ルジャンドル

2.0とらわれていく様子は見どころ

2016年4月3日
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エディレッドメインが男でありながら自分の中の性に気づき、女性になるところは見どころ。昨年のアカデミー主演男優賞を獲得した「博士と彼女のセオリー」と同様に徐々に変化していく様子を演じている。役者としては見事だけどワタクシとしては魅力を感じない。いい役者=好きな役者、ではない。アカデミー助演女優賞のアリシアヴィキャンデルも。ベンウィショーが好きなので観れたのはよかった。

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ワイナオ@フロワク@映画おじさんの風呂が沸くまで

4.0エディレッドメインの女装姿、仕草が素晴らしかった。女性にしか見えな...

2016年4月3日
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エディレッドメインの女装姿、仕草が素晴らしかった。女性にしか見えなかった。衣装も良かった。ただ肌が汚いのが目に付いた。
自分らしい生き方、奥さんも支持して素晴らしい。

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マサロック

4.5美しい映画でした

2016年4月3日
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出演者、景色、服、絵、部屋の内装
、ストーリー、みんな美しい映画でした。
ストーリーが美しすぎることから、基になった現実のヘビーさを想像しました。

人にとって性って、なんだろう。
男と女がいて、それぞれにこうあるべきという常識があってそこから外れていると蔑視されて自分らしく生きられない。「そのことにこの人は、こんなに苦しんでるんだ。」と言葉にすれば当たり前な納得をしました。

自分らしくありたいなんてあまり思わないから、自分らしくあることに命をかけるほど、人は感情で生きるものなんだなあという感想。

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きこ

4.5シルクのスカーフ

2016年4月3日
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エディレッドメインの演技が、とにかく、すごい。

20年代なかば、トランスジェンダーについて理解も全くない世の中で、自らの内なる女性に気づいてしまうアイナー。その気持ちの揺れ動きや、女性然とする工夫、苦悩し憔悴していく様子をあんなに鮮烈に演じられるとは。
アリシア演じるゲレダもとてもいいキャラで、惜しげのない愛をおくるすがたに涙。

リリーとしてセンスを発揮し、彼を消しにドレスデンへ旅立ちつときにゲレダからお守りに手渡され、ラストシーンで宙に舞うスカーフがいい味を出していた。

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Rie

4.0複雑な心理描写

2016年4月2日
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泣ける

悲しい

アイナー役のエディ・レッドメインの演技が素晴らしい。
最初はハンサムでかっこいい男性であったはずなのに、アイナーが自分の女性的な心、リリーを意識し始めてから女性にしか見えなくなってくるのです。
美しい町並みと音楽がリリーをさらに美しく引き立てます。
女性の心に葛藤するアイナーも見ていて辛いのですが、結婚生活6年目にして夫の心が女性であると知る妻のゲルダの複雑な心情も切ないです。思わず感情移入します。
リリーの存在を受け入れてあげたいのに、それは夫のアイナーが消えるということ…ゲルダも可哀想です、涙が出ました。

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赤垣

5.0本当によかった

2016年4月2日
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終始悲しい話だった。
音楽、映像、プロット、キャスト全て最高でした!

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けび

4.0主役の二人ともスゴく良かった!

2016年4月2日
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本当の自分に気づいて命に替えてでもその姿を得ることを切望するリリーが切なすぎて、辛かった。ゲルダの思いも痛々しいほどに切ないし、リリーとヘンリクの関係も複雑だし、なんとも言えない気分になった。
ちょっと前に観た「私はロランス」思い出した。
幼なじみのハンス役のイケメン俳優さん、フランス組曲のドイツ軍の将校役の人だった!ベン・ウィショーもいい味出してました。

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かきのたにぇ

4.5「生きる」とは、「幸せ」とは何か。

2016年4月2日
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悲しい

難しい

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襖

4.5トランスジェンダーを熱演するエディ・レッドメインの演技、あっぱれ ...

2016年4月1日
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トランスジェンダーを熱演するエディ・レッドメインの演技、あっぱれ
表情だけで、男性から女性へと変わっていくひとりの人間を、良く演じている
女性より、女性らしい仕草に、魅了された
妻のゲルダの深い愛に満ちあふれた演技も素晴らしかった

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アップル

4.0女性にしか見えなくなってくる

2016年4月1日
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少しずつ本当の自分を求めて女性へと変わっていくリリー。
エディ・レッドメインの演技が素晴らしく最後らへんは女性にしか見えず、逆に男性の姿の方がしっくりこない感じがしました。
内容は決して明るくはありません。
ですが見る価値はあります。
この映画は人や景色などが美しく、映画の中に吸い込まれてしまいます。
終わった後スッキリするわけではありませんがエディファンやトムフーパー監督の作品が好きな人、実話好きな人にはおすすめです!

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あくびん