全米映画ランキング : 2025年7月4日~2025年7月6日

全米映画ランキング:2025年7月7日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2025年7月4日~2025年7月6日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 ジュラシック・ワールド 復活の大地 1 91,500,000 147,305,000
2 1 映画「F1(R) エフワン」

F1: The Movie
「映画「F1(R) エフワン」」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 26,060,000 109,517,000
3 2 ヒックとドラゴン 4 11,000,000 224,001,000
4 3 星つなぎのエリオ

Elio
「星つなぎのエリオ」

Walt Disney
(ディズニー)

3 5,700,000 55,074,749
5 5 28年後...

28 Years Later
「28年後...」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

3 4,600,000 60,234,000
6 4 M3GAN ミーガン 2.0

M3GAN 2.0
「M3GAN ミーガン 2.0」

Universal
(東宝東和)

2 3,800,000 18,550,000
7 6 リロ&スティッチ

Lilo & Stitch
「リロ&スティッチ」

Walt Disney
(ディズニー)

7 3,800,000 408,520,147
8 7 ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング 7 2,735,000 191,184,000
9 8 Materialists 4 1,346,705 33,524,258
10 スパイナル・タップ 1 931,737 931,737

「ジュラシック・ワールド 復活の大地」首位初登場! カルト的人気を誇る「スパイナル・タップ」40周年記念上映も

7月第1週の北米映画市場では、マイケル・クライトンとスティーブン・スピルバーグが生み出した恐竜の世界がスクリーンに戻ってきたことで、週末3日間(7月4日~6日)の興行収入ランキングのトップ10作品の累計興収は、6月以降で最高の成績となりました。

興収ランキングの首位には、第1作「ジュラシック・パーク」(1993)から始まった「ジュラシック」シリーズ第7作「ジュラシック・ワールド 復活の大地」(ユニバーサル)が初登場。「GODZILLA ゴジラ」「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のギャレス・エドワーズ監督がメガホンをとり、スピルバーグが製作総指揮に参加しています。

スカーレット・ヨハンソンが、熟練の特殊工作員、ゾーラ・ベネットを演じました。彼女は、傭兵のダンカン・キンケイド(マハーシャラ・アリ)、古生物学者のヘンリー・ルーミス博士(ジョナサン・ベイリー)らとともに、初代「ジュラシック・パーク」の極秘研究施設が存在し、“最悪の種”といわれる20数種の恐竜が生き残った禁断の島へ足を踏み入れます。

大手製薬会社の重役、マーティン・クレブス(ルパート・フレンド)に依頼されたゾーラたちの任務は、心臓病に奇跡的な治療効果をもたらす新薬の開発に不可欠な、陸・海・空の3大恐竜のDNAを確保すること。ゾーラたちは恐竜の脅威に立ち向かいながら、任務遂行を目指します。週末3日間で興収9100万ドルをあげ、全世界累計興収は3億ドルを超えています。

2位は、ブラッド・ピット主演の「映画『F1(R) エフワン』」(ワーナー・ブラザース)。2週目も好調を維持し、上映劇場が拡大され、週末3日間で興収2600万ドルを記録しました。全世界累計興収は3億ドルに迫り、「ジュラシック・ワールド 復活の大地」とともに、2025年に公開された作品の全世界興収ランキングで、トップ10に入りました。

「スタンド・バイ・ミー」などの名匠ロブ・ライナーの監督デビュー作であるロックコメディ「スパイナル・タップ」(ファゾム・イベント)が公開40周年を記念して上映され、10位にランクインしました。同作は、架空のヘビーメタルバンド「スパイナル・タップ」の全米ツアーの模様や度重なるトラブルを、実在するアーティストのパロディやロックバンドのあるあるネタ満載で描き、カルト的人気としての地位を確立した物語。1000館以上の劇場で上映され、週末3日間で興収900万ドルをあげました。

2025年7月7日更新 Dan Knighton

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