全米映画ランキング : 2022年5月13日~2022年5月15日

全米映画ランキング:2022年5月17日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2022年5月13日~2022年5月15日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス 2 61,003,000 291,862,523
2 2 バッドガイズ

The Bad Guys
「バッドガイズ」

Universal
(東宝東和、ギャガ)

4 6,900,000 66,284,110
3 3 ソニック・ザ・ムービー ソニック vs ナックルズ 6 4,550,000 175,699,375
4 炎の少女チャーリー

Firestarter
「炎の少女チャーリー」

Universal
(東宝東和)

1 3,820,000 3,820,000
5 5 エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 7 3,302,720 47,103,580
6 4 ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 5 2,420,000 90,045,688
7 7 ザ・ロストシティ

The Lost City
「ザ・ロストシティ」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

8 1,730,000 97,149,828
8 6 ノースマン 導かれし復讐者 4 1,700,000 31,157,855
9 ファミリーキャンプ ドタバタ家族の大冒険 1 1,426,775 1,426,775
10 8 マッシブ・タレント 4 1,050,000 18,217,570

トップ3が順位をキープ。「ドクター・ストレンジ」今年の興収トップ奪取なるか

5月2週目の週末は大きな話題作がなく、トップ3はその順位をしっかりキープしました。ディズニーの「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」は前週比67%と大幅に落ち込み、週末の興収は6100万ドルとなりました。それでも、オープニング成績で今年2番目の興行収入を記録した作品となりました。興収トップの「THE BATMAN ザ・バットマン」との差は7500万ドルで、他の夏休み作品の成績次第では、「ドクター・ストレンジ」が年間トップを奪取する可能性もあります。

「バッドガイズ」は4週目にして予想外の2位をキープし、週末興収700万ドルを記録。今週の6位で400万ドルを稼いだ「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」の4週目よりも好調な成績です。おそらくその成功は、12月に公開された「SING シング ネクストステージ」以降、他に大きなアニメ作品がなかったことが原因でしょう。「バッドガイズ」の6600万ドルに次いで好調な今年の長編アニメは、「劇場版 呪術廻戦 0」の2900万ドルです。

先週末最大の公開作は、これまでも映画化されているスティーブン・キングの小説「ファイアスターター」を、「ザ・ヴィジル 夜伽」のキース・トーマス監督が新解釈で再映画化した「炎の少女チャーリー」。「グレイテスト・ショーマン」のザック・エフロンが主演を務める本作は、3日間で380万ドルを売り上げ、初登場4位。レビューでは軒並み低評価を受けてしまいましたが、上位でランクインを果たし、幸運な週末となりました。

2022年5月17日更新 Dan Knighton

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