全米映画ランキング : 2019年2月1日~2019年2月3日
全米映画ランキング:2019年2月5日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2019年2月1日~2019年2月3日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
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1 | 1 | Glass | 3 | 9,535,000 | 88,655,100 | |
2 | 2 | The Upside | 4 | 8,850,000 | 75,590,128 | |
3 | 初 | Miss Bala | 1 | 6,700,000 | 6,700,000 | |
4 | 3 | Aquaman | 6 | 4,785,000 | 323,527,240 | |
5 | 5 | Spider-Man: Into the Spider-Verse | 7 | 4,410,000 | 175,286,069 | |
6 | 6 | Green Book | 11 | 4,317,000 | 55,821,331 | |
7 | 4 | The Kid Who Would Be King | 2 | 4,200,000 | 13,173,676 | |
8 | 7 | A Dog's Way Home | 4 | 3,510,000 | 35,902,871 | |
9 | 9 | Escape Room | 5 | 2,900,000 | 52,089,300 | |
10 | 初 | They Shall Not Grow Old | 2 | 2,405,000 | 10,745,000 |
「ミスター・ガラス」V3 「MISS BALA 銃弾」のリメイクは3位デビュー
ニューイングランド・ペイトリオッツが6度目の優勝を飾った第53回スーパーボウルが行われた週末。全米ボックスオフィスは、米国最大のスポーツイベントと各地での悪天候が重なり、1位から10位までの興収の合計が約5160万ドルと低調を極めた。そんな中、興収1000万ドルに満たない「ミスター・ガラス」が約950万ドルの興収で首位を守り、V3を果たした。
同作の17日間の累計興収は約8870万ドルで、最終興収は1億ドルを少し超えたあたりになりそう。北米以外ではすでに1億ドル以上を稼いでおり、全世界興収は2億ドルに到達した。
2位も前週と同じで「最強のふたり」のハリウッドリメイク「The Upside」。こちらの累計は約7500万ドルで最終興収1億ドル超えは厳しくなってきた。
初登場で3位に入ったのは、「ロード・オブ・ドッグタウン」「トワイライト 初恋」のキャサリン・ハードウィック監督が、2011年のメキシコ映画「MISS BALA 銃弾」をリメイクした「Miss Bala」。LA在住の女性メーキャップアーティストが、訪問先のメキシコ・ティファナで麻薬組織と麻薬取締局の争いに巻き込まれるなかで<戦う女>として成長していく姿を描いたアクションスリラー。スーパーボウルに興味の無い女性層の集客が期待されたが、オープニング興収約680万ドルと振るわず、残念なスタートとなった。出演は「バーニング・オーシャン」「アナイアレイション 全滅領域」のジーナ・ロドリゲス、アンソニー・マッキーなど。
その他10位には「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督が、第1次世界大戦の記録フィルムを修復し、デジタル&カラー化して再構成したドキュメンタリー「They Shall Not Grow Old」が滑り込んだ。
今週末は、大ヒットアニメの第2弾「レゴ ムービー2」に、リーアム・ニーソン主演のスリラー「Cold Pursuit」、トレイシー・モーガン&タラジ・P・ヘンソン主演のコメディ「What Men Want」などが公開となる。
2019年2月5日更新 藤井竜太朗