全米映画ランキング : 2012年7月13日~2012年7月15日

全米映画ランキング:2012年7月17日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2012年7月13日~2012年7月15日
(金額・順位は確定後のもの)Exhibitor Relations Co. Inc.

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 アイス・エイジ4 パイレーツ大冒険 1 46,000,000 46,000,000
2 1 アメイジング・スパイダーマン

The Amazing Spider-Man
「アメイジング・スパイダーマン」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

2 35,000,000 200,900,000
3 2 テッド

Ted
「テッド」

Universal
(東宝東和)

3 22,146,615 158,993,010
4 3 メリダとおそろしの森

Brave
「メリダとおそろしの森」

Walt Disney
(ディズニー)

4 10,700,000 195,600,000
5 5 マジック・マイク

Magic Mike
「マジック・マイク」

Warner Bros.
(カルチャア・パブリッシャーズ、ブロードメディア・スタジオ)

3 9,030,000 91,850,000
6 4 野蛮なやつら SAVAGES

Savages
「野蛮なやつら SAVAGES」

Universal
(東宝東和)

2 8,735,025 31,466,475
7 6 マディアおばさんのドタバタNY事件簿 1 5,600,000 55,627,694
8 8 ケイティ・ペリーのパート・オブ・ミー3D 2 3,735,000 18,588,000
9 9 ムーンライズ・キングダム

Moonrise Kingdom
「ムーンライズ・キングダム」

Focus Features
(ファントム・フィルム)

6 3,661,819 32,426,537
10 7 マダガスカル3

Madagascar 3: Europe's Most Wanted
「マダガスカル3」

DreamWorks/Paramount
(パラマウント)

6 3,500,000 203,732,000

人気アニメ「アイス・エイジ」の最新作が首位デビュー

先週末の全米ボックスオフィスは20世紀フォックスとブルースカイスタジオの大ヒットアニメシリーズ第4弾「Ice Age: Continental Drift」が約4600万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。

氷河が分裂して離ればなれに漂流する羽目に陥ったマニー(マンモス)、シド(ナマケモノ)、ディエゴ(サーベルタイガー)らの冒険を描いた同作。約4600万ドルという成績は、今夏公開の「マダガスカル3」(約6660万ドル)、「メリダとおそろしの森」(約6030万ドル)のオープニング興収と比べると見劣りするが、シリーズ第1作「アイス・エイジ」(02年/約4630万ドル)とほぼ同じ。もっとも、3Dを含めたチケット価格は10年前と比べて高騰し、動員数がかなり減少しているため単純な比較は出来ないが、及第点といっていいだろう。北米を含む全世界の累計興収は現段階で約3億8500万ドル。最終的に7億ドル以上の興収が見込まれている。声の出演はレイ・ロマーノ(マニー)、ジョン・レグイザモ(シド)、デニス・リアリー(ディエゴ)にジェニファー・ロペス、クイーン・ラティファほか。監督は「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」のスティーブ・マーティノと「アイス・エイジ2」「アイス・エイジ3 ティラノのおとしもの」で共同監督を務めたマイケル・サーマイヤー。

2位は「アメイジング・スパイダーマン」。13日間の累計興収は約2億ドルとなったが、3億ドル突破はやや厳しくなってきた。だが、こちらも海外は好調で現在までに全世界で約5億2100万ドルの累計興収。8億ドルまでは伸びると見られている。

3位、マーク・ウォールバーグ主演「テッド(原題)」は累計が約1億5800万ドルに。4位「メリダとおそろしの森」は累計を2億ドル目前としている。大人向け映画が少ないため、高成績が期待されたオリバー・ストーン監督の犯罪サスペンス「Savages」は約875万ドルと2週目も振るわず、6位だった。

今週末は全世界待望の大ヒットシリーズ最終章「ダークナイト ライジング」(クリストファー・ノーラン監督)が公開となる。

2012年7月17日更新 藤井竜太朗

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