全米映画ランキング : 2010年1月8日~2010年1月10日
全米映画ランキング:2010年1月12日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2010年1月8日~2010年1月10日
(金額・順位は確定後のもの)ロイター提供
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
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1 | 1 | Avatar | 4 | 48,500,000 | 429,040,000 | |
2 | 2 | Sherlock Holmes | 3 | 16,610,000 | 165,178,000 | |
3 | 3 | 3 | 16,300,000 | 178,184,000 | ||
4 | 初 | Daybreakers | 1 | 15,000,000 | 15,000,000 | |
5 | 4 | It's Complicated | 3 | 11,007,000 | 76,370,000 | |
6 | 初 | Leap Year | 1 | 9,165,000 | 9,165,000 | |
7 | 5 | The Blind Side | 8 | 7,750,000 | 219,197,000 | |
8 | 6 | Up in the Air | 6 | 7,100,000 | 54,700,000 | |
9 | 初 | Youth in RevoltDimension Films | 1 | 7,000,000 | 7,000,000 | |
10 | 7 | The Princess and the Frog | 7 | 4,700,000 | 92,600,000 |
「アバター」、新作3本を退けてV4
3本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、ジェームズ・キャメロン監督の「アバター」が公開4週目にもかかわらず約4850万ドルを稼ぎ出し、見事V4を果たした。
同作の公開24日間の累計興収は、約4億2900万ドルに到達し、全米歴代では現在7位。6位「スター・ウォーズ エピソード1/ファントムメナス」(99年/最終興収約4億3100万ドル)、5位「E.T」(82年/約4億3500万ドル)、4位「シュレック2」(04年/約4億4100万ドル)、3位「スター・ウォーズ」(77年、97年/約4億6000万ドル)を抜くのは時間の問題で、来週頭には歴代3位になると思われる。また、全世界興収は約11億3410万ドルとなり、「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」(06年/約10億7000万ドル)、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」(03年/約11億2000万ドル)を抜き、2位に浮上。キャメロン監督作の「タイタニック」「アバター」がすでに1位、2位を独占している。
2位も前週と変わらずロバート・ダウニー・Jr.主演の「シャーロック・ホームズ」。累計興収は約1億6500万ドル。2億ドル突破は微妙になってきたが、不可能ではない。
初登場4位にランクインしたのはイーサン・ホーク主演の「Daybreakers」。バンパイアによって世界が支配されている2019年を舞台に、人類とバンパイアが、双方の種の存続をかけて戦う姿を描いたSFサスペンスホラー。監督は「アンデッド」(03)のピーター&マイケル・スピエリッグ。
同じく初登場のラブコメディ「Leap Year」(エイミー・アダムス主演)と「Youth in Revolt」(マイケル・セラ主演)は、それぞれ6位、9位にランクインした。
今週末はジョエル・シルバー製作、デンゼル・ワシントン主演の近未来アクション「ザ・ウォーカー」が公開。「アバター」V5阻止に期待がかかる。
2010年1月12日更新 藤井竜太朗