全米映画ランキング : 2008年12月5日~2008年12月7日

全米映画ランキング:2008年12月8日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2008年12月5日~2008年12月7日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 フォー・クリスマス 2 18,200,000 70,800,000
2 3 トワイライト 初恋

Twilight
「トワイライト 初恋」

Summit
(アスミック・エース、角川エンタテインメント)

3 13,200,000 138,600,000
3 2 ボルト

Bolt
「ボルト」

Walt Disney
(ディズニー)

3 9,700,000 79,300,000
4 5 オーストラリア

Australia
「オーストラリア」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

2 7,000,000 30,900,000
5 4 007 慰めの報酬

Quantum of Solace
「007 慰めの報酬」

Columbia/MGM
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

4 6,600,000 151,500,000
6 6 マダガスカル2

Madagascar: Escape 2 Africa
「マダガスカル2」

Dreamworks/Paramount
(パラマウント)

5 5,100,000 165,700,000
7 7 トランスポーター3 アンリミテッド

Transporter 3
「トランスポーター3 アンリミテッド」

LionsGate
(アスミック・エース)

2 4,500,000 25,400,000
8 パニッシャー ウォー・ゾーン

Punisher: War Zone
「パニッシャー ウォー・ゾーン」

LionsGate
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

1 4,000,000 4,000,000
9 キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語

Cadillac Records
「キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語」

TriStar
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

1 3,500,000 3,500,000
10 8 ぼくたちの奉仕活動 5 2,600,000 61,700,000

「Four Christmases」V2。ビヨンセ出演「Cadillac Records」は9位

12月に入った全米ボックスオフィス。2本の新作がランクインした今週は先週首位の「Four Christmases」が約1820万ドルの興収で首位を守った。同作は12日間の累計興収を約7080万ドルとし、1億ドル突破をほぼ確実にした。「トワイライト/初恋」は3週目で再び順位を上げ、2位。累計興収を約1億3800万ドルとした。興収約700万ドルの「オーストラリア」は4位。先週からワンランクアップのしたものの、累計で約3000万ドルという成績はスタジオの予想を下回っており、最終的には4500万ドルに届けば御の字という状況になっている。5位「慰めの報酬」は累計で1億5000万ドルを突破。最終興収は前作「カジノ・ロワイヤル」と同様の1億6700万ドル前後に落ち着きそう。劇場数2500という拡大公開ながら初登場8位となってしまったのは再度のスタッフ・キャスト総入れ替えでアメコミ「パニッシャー」を映画化した「Punisher: War Zone」。英国人俳優レイ・スティーブンソンがドルフ・ラングレン、トーマス・ジェーンに次ぐ新しいフランク・キャッスル(=パニッシャー)に扮している。そして9位には1950年代のシカゴを舞台にジェフリー・ライト、ビヨンセ・ノウルズ、モス・デフらが、マディ・ウォーターズやエタ・ジョーンズ、チャック・ベリーといった名立たるミュージシャンに扮した群像劇「Cadillac Records」が入った。主演はオスカー俳優エイドリアン・ブロディ。その他圏外では「ミルク」(ショーン・ペン主演、ガス・バン・サント監督)、「スラムドッグ・ミリオネア」(ダニー・ボイル監督)、「Frost/Nixon」(ロン・ハワード監督)など、先週末に発表されたナショナル・ボード・オブ・レビューのベスト11に入った作品が健闘している。来週はキアヌ・リーブス主演のSF超大作「地球が静止する日」が公開となる。

2008年12月8日更新 藤井竜太朗

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