全米映画ランキング : 2008年5月30日~2008年6月1日

全米映画ランキング:2008年6月3日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2008年5月30日~2008年6月1日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 セックス・アンド・ザ・シティ

Sex and the City
「セックス・アンド・ザ・シティ」

New Line
(ギャガ・コミュニケーションズ)

1 55,700,000 55,700,000
2 1 インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国 2 46,000,000 216,900,000
3 ストレンジャーズ 戦慄の訪問者 1 20,700,000 20,700,000
4 3 アイアンマン

Iron Man
「アイアンマン」

Paramount
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

5 14,000,000 276,600,000
5 2 ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛 3 13,000,000 115,700,000
6 4 ベガスの恋に勝つルール

What Happens in Vegas
「ベガスの恋に勝つルール」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

4 6,900,000 66,100,000
7 6 ベイビーママ 6 2,200,000 56,100,000
8 5 スピード・レーサー

Speed Racer
「スピード・レーサー」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

4 2,100,000 40,600,000
9 7 近距離恋愛

Made of Honor
「近距離恋愛」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

5 2,000,000 43,000,000
10 8 寝取られ男のラブ♂バカンス 7 1,000,000 60,500,000

「セックス・アンド・ザ・シティ」が「インディ4」を破って首位デビュー

5週目を迎えた今年のサマーシーズン。今週はHBOの大ヒットTVドラマを映画化した「セックス・アンド・ザ・シティ」が約5570万ドルのオープニング興収を上げて、見事首位デビューを飾った。約5570万ドルという数字はR指定映画では、「マトリックス・リローデッド」(03年/約9180万ドル)、「パッション」(04年/約8380万ドル)、「300」(07年/約7090万ドル)、「ハンニバル」(01年/約5800万ドル)に次ぐ、史上5位の成績。そして、サマーシーズンの女性主演作としてはアンジェリーナ・ジョリー主演の「トゥームレイダー」(01年/約4770万ドル)以来、7年ぶりの記録更新となる大ヒットなった。ドラマから4年後が舞台となる映画版はサラ・ジェシカ・パーカー演じる主人公キャリーの結婚を中心に、4人の友情とそれぞれの恋愛模様が描かれる。監督はTVドラマから本シリーズを手がけてきたマイケル・パトリック・キング。前週比55%ダウンとなる約4600万ドルで、早くも首位陥落となってしまったのが、「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」。11日間の累計興収を約2億1700万ドルとしているが、予想を大幅に下回る数字となっており、最終的には3億ドルオーバーあたりになりそうだ。3位「The Strangers」はリブ・タイラー、スコット・スピードマン主演による実話ベースのサスペンス・スリラー。バケーションのため、郊外の別荘で過ごしていたカップルを謎の侵入者たちが襲いかかる……。監督は2年前までは低予算映画の照明係だった30歳の新鋭ブライアン・バーティノ。来週はアダム・サンドラー、ジョン・タトゥーロ共演のコメディ「You Don't Mess with the Zohan」、ドリームワークスのCGアニメ「カンフー・パンダ」が公開される。

2008年6月3日更新 藤井竜太朗

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