全米映画ランキング : 2008年2月29日~2008年3月2日

全米映画ランキング:2008年3月3日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2008年2月29日~2008年3月2日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 俺たちダンクシューター

Semi-Pro
「俺たちダンクシューター」

New Line
(ギャガ・コミュニケーションズ)

1 15,300,000 15,300,000
2 1 バンテージ・ポイント

Vantage Point
「バンテージ・ポイント」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

2 13,000,000 41,000,000
3 2 スパイダーウィックの謎 3 8,800,000 55,100,000
4 ブーリン家の姉妹

The Other Boleyn Girl
「ブーリン家の姉妹」

Columbia/Focus Features
(ブロードメディア・スタジオ)

1 8,300,000 8,300,000
5 3 ジャンパー

Jumper
「ジャンパー」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

3 7,600,000 66,800,000
6 4 ステップ・アップ2 ザ・ストリート 3 5,700,000 48,600,000
7 5 フールズ・ゴールド カリブ海に沈んだ恋の宝石

Fool's Gold
「フールズ・ゴールド カリブ海に沈んだ恋の宝石」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

4 4,700,000 59,100,000
8 ペネロピ

Penelope
「ペネロピ」

Summit Entertainment
(デスペラード)

1 4,000,000 4,000,000
9 12 ノーカントリー

No Country for Old Men
「ノーカントリー」

Paramount Vantage/Miramax
(パラマウント、ショウゲート)

17 4,000,000 69,600,000
10 8 JUNO ジュノ

Juno
「JUNO ジュノ」

Fox Searchlight
(20世紀フォックス映画)

13 3,400,000 135,100,000

ウィル・フェレル主演のコメディが首位。ナタリー&スカーレット共演作は4位

3本の新作がランクインした今週の全米ボックスオフィスは、ウィル・フェレル主演のスポーツコメディ「Semi-Pro」が約1520万ドルの興収をあげて首位に立った。今回のウィル・フェレルはミシガン州にあるバスケットボールチームで、オーナー、監督、選手を務める元歌手ジャッキー・ムーンに扮し、大活躍。だが、オープニング興収は「俺たちフィギュアスケーター」(07年/3300万ドル)、「タラデガ・ナイト/オーバルの娘」(06年/4700万ドル)を大きく下回る結果となってしまった。共演はウッディ・ハレルソン、アンドレ・ベンジャミン。4位に初登場となったのは、ナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンが16世紀の英国ブーリン家の姉妹アンとメアリーに扮した「The Other Boleyn Girl」。同作はヘンリー8世の寵愛を巡って2人の姉妹が火花を散らす歴史劇。ヘンリー8世に「トロイ」「ミュンヘン」のエリック・バナ。製作は、先の第80回アカデミー賞で初の栄冠に輝いた名プロデューサー、スコット・ルーディン(「ノーカントリー」)。脚本は「クィーン」「ラストキング・オブ・スコットランド」のピーター・モーガン。そして、監督は英TVドラマ「Bleak House」の演出で知られるジャスティン・チャドウィックが担当。上映館数は約1150程度ながら、興収約830万ドルと、まずまずの成績となった。同程度の上映館数ながら、約400万ドルのオープニング興収となった「ペネロピ」は8位。そして、9位には見事オスカーを獲得した「ノーカントリー」が再浮上。累計興収は7000万ドルへ後一歩となった。来週は「デイ・アフター・トゥモロー」「インデペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒ監督の新作「紀元前1万年」が公開される。

2008年3月3日更新 藤井竜太朗

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