全米映画ランキング : 2007年9月7日~2007年9月9日

全米映画ランキング:2007年9月10日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2007年9月7日~2007年9月9日
(金額・順位は確定後のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 3時10分、決断のとき

3:10 to Yuma
「3時10分、決断のとき」

LionsGate
(シナジー)

1 14,100,000 14,100,000
2 1 ハロウィン(2007)

Halloween
「ハロウィン(2007)」

MGM/Dimension
(ザナドゥー)

2 10,030,000 44,200,000
3 2 スーパーバッド

Superbad
「スーパーバッド」

Columbia
(コピアポア・フィルム)

4 8,000,000 103,700,000
4 3 燃えよ!ピンポン

Balls of Fury
「燃えよ!ピンポン」

Rogue Pictures
(東北新社)

2 5,690,000 24,300,000
5 4 ボーン・アルティメイタム 6 5,480,000 210,100,000
6 シューテム・アップ

Shoot 'Em Up
「シューテム・アップ」

New Line
(ムービーアイ)

1 5,450,000 5,450,000
7 5 ラッシュアワー3

Rush Hour 3
「ラッシュアワー3」

New Line
(東宝東和)

5 5,330,000 129,200,000
8 6 Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! 3 3,390,000 25,100,000
9 7 私がクマにキレた理由(わけ) 3 3,330,000 21,000,000
10 12 ヘアスプレー

Hairspray
「ヘアスプレー」

New Line
(ギャガ・コミュニケーションズ)

8 1,950,000 114,900,000

R・クロウ&C・ベール共演「3:10 to Yuma」が首位。「Shoot 'Em Up」は6位

今週の全米ボックスオフィスはラッセル・クロウ&クリスチャン・ベール主演の西部劇「3:10 to Yuma」が約1410万ドルの興収を上げてトップに立った。同作はデルマー・デイビス監督、グレン・フォード主演による「決断の3時10分」(1957)のリメイクで、原作は「アウト・オブ・サイト」「野獣の街」などで知られる犯罪小説の大家エルモア・レナードによるもの。19世紀末、アリゾナの田舎町で御用となった列車強盗団のボス(クロウ)を、生活苦の牧場主(ベール)が、3時10分発ユマ行きの列車に乗せるまで護送するというストーリーで、道中における2人の男の心理戦が緊張感たっぷりに描かれている。批評家からの評価もまずまずで、ラッセル・クロウとしては「グラディエーター」(00)以来、実に7年ぶりのボックスオフィス・ナンバーワン作品となった。監督は「17歳のカルテ」「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」のジェームズ・マンゴールド。共演はピーター・フォンダ、グレチェン・モルら。2位は先週首位の「Halloween」。10日間の累計で約4400万ドルの興収。最終的な興収は6000万ドルくらいか? 3位「Superbad」は興収1億ドル突破。5位「ボーン・アルティメイタム」は6週連続のトップ5入り。そしてクライブ・オーウェン、モニカ・ベルッチ、ポール・ジアマッティ主演の犯罪アクション「Shoot 'Em Up」は期待はずれの6位スタート。命を狙われている母子を助けたことにより、殺し屋たちと戦うことになる風来坊の活躍を描く。監督はこれまでB級映画を専門に手がけてきたマイケル・デイビス。来週はジョディ・フォスター主演、ニール・ジョーダン監督のサスペンスドラマ「ブレイブワン」が公開される。

2007年9月10日更新 藤井竜太郎

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