全米映画ランキング : 2007年8月31日~2007年9月2日

全米映画ランキング:2007年9月3日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2007年8月31日~2007年9月2日
(金額・順位は確定後のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 ハロウィン(2007)

Halloween
「ハロウィン(2007)」

MGM/Dimension
(ザナドゥー)

1 26,500,000 26,500,000
2 1 スーパーバッド

Superbad
「スーパーバッド」

Columbia
(コピアポア・フィルム)

3 12,200,000 89,000,000
3 燃えよ!ピンポン

Balls of Fury
「燃えよ!ピンポン」

Rogue Pictures
(東北新社)

1 11,600,000 14,600,000
4 2 ボーン・アルティメイタム 5 10,200,000 199,600,000
5 3 ラッシュアワー3

Rush Hour 3
「ラッシュアワー3」

New Line
(東宝東和)

4 8,600,000 120,400,000
6 4 Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! 2 5,900,000 18,900,000
7 6 私がクマにキレた理由(わけ) 2 5,100,000 15,300,000
8 狼の死刑宣告

Death Sentence
「狼の死刑宣告」

20th Century Fox
(ハピネットピクチャーズ)

1 4,200,000 4,200,000
9 5 ローグ アサシン

War
「ローグ アサシン」

LionsGate
(東映、アスミック・エース)

2 3,600,000 16,400,000
10 8 スターダスト(2007) 4 3,000,000 31,000,000

「Halloween」のリメイクが首位。「ソウ」の監督の新作「Death Sentence」は8位

07年のサマーシーズンを終えた全米ボックスオフィス。レイバーデーのため3連休となった今週はミュージシャン兼映画監督のロブ・ゾンビが往年の名作をリメイクした「Halloween」がオープニング3日間で約2650万ドルを売り上げ、首位に立った。この約2650万ドルという数字は、ホラー映画では昨年秋の「ソウ3」(約3360万ドル)に次ぐ好成績で、休日である月曜日(3日)の興収を合わせると3000万ドルを超えると見られている。ストーリーは、6歳で姉を包丁で刺し殺し、精神病院に17年間監禁された後に脱走したマイケル・マイヤーズ(ブギーマン)と、彼の担当医であるサム・ルーミス医師との戦いを描くシリーズ第1作目とほぼ同じもので、ルーミス医師役はドナルド・プレザンス(95年逝去)からマルコム・マクダウェル(「時計じかけのオレンジ」)に引き継がれている。3位初登場は「Balls of Fury」。ダン・フォグラー扮する元卓球選手のFBIエージェントが闇社会で行われている卓球のトーナメントに挑む爆笑コメディ。クリストファー・ウォーケン、マギー・Qらの他、「HEROES/ヒーローズ」のマシ・オカもチョイ役で出演。監督は「ハービー/機械じかけのキューピッド」や「ナイト・ミュージアム」の脚本で知られるロバート・ベン・ガラント。そして、「ソウ」の監督ジェームズ・ワンの新作「Death Sentence」は8位デビュー。強盗事件の現場に居合わせてしまった父親が、法では裁くことの出来ない凶悪な強盗犯たちから家族を守るために戦う姿を描く。主演はケビン・ベーコン、共演にケリー・プレストン、ジョン・グッドマンら。来週はラッセル・クロウ、クリスチャン・ベール共演の西部劇「3:10 to Yuma」(ジェームズ・マンゴールド監督)、クライブ・オーウェン、モニカ・ベルッチ、ポール・ジアマッティ共演の犯罪アクション「Shoot 'Em Up」が公開される。

2007年9月3日更新 藤井竜太郎

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