国内映画ランキング : 2004年4月17日~2004年4月18日
映画ランキング : 2004年4月20日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2004年4月17日~2004年4月18日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | メイン館※ | 上映週 | |
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1 | 初 | 名探偵コナン/銀翼の奇術師<マジシャン>配給:東宝 | ニュー東宝シネマほか東宝系 | 1 | |
2 | 初 | クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ配給:東宝 | 日劇2ほか東宝系 | 1 | |
3 | 1 | ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還配給:ヘラルド/松竹 | 丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 | 10 | |
4 | 初 | オーシャン・オブ・ファイヤー配給:ブエナビスタ | 丸の内ルーブルほか松竹・東急系 | 1 | |
5 | 初 | ピーター・パン配給:ソニー | 日比谷スカラ座1ほか東宝系 | 1 | |
6 | 3 | クイール配給:松竹 | 丸の内プラゼールほか松竹・東急系 | 6 | |
7 | 初 | アップルシード配給:東宝 | スバル座ほか東宝系 | 1 | |
8 | 初 | 恋人はスナイパー 劇場版配給:東映 | 丸の内東映ほか東映系 | 1 | |
9 | 6 | 恋愛適齢期配給:ワーナー | 渋谷東急ほか松竹・東急系 | 4 | |
10 | 5 | ブラザー・ベア配給:ブエナビスタ | 日劇3ほか東宝系 | 6 |
※ファーストラン時点
「コナン」が首位、「クレしん」が2位デビュー!
市場にはゴールデン・ウィーク番組が続々投入され、国内ランキングも6本の新作がトップ10に登場する賑わいを見せた。まず、1位は予想通り「コナン」。2日間の興収はおよそ4億円で、GW映画の1等賞の座をほぼ確実にしたと言っていいだろう。昨年同時期の前作は32億円を稼いでおり、今作でもほぼ同等の成績を残せる見込み。続いて2位には「クレしん」。こちらは2日間で2億1500万円。これまた昨年の13億5000万円が射程に入った。「コナン」にしても「クレしん」にしても、東京では池袋の劇場が大盛況。この現象が起きた時は、9大都市に対しローカル比率が遙かに高くなる傾向がある。今年のこの時期、東宝のアニメ攻勢はさらに分厚い。もう1本、7位に入った「アップルシード」を加えての三所攻めで幅広い客層を取り込むことに成功。これら3本合わせ、全体のシェアの50%以上を確保している。洋画では、「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルンことヴィゴ・モーテンセンが初主演を張った「オーシャン・オブ・ファイヤー」が4位。ジェレミー・サンプター君の美少年ぶりも話題の「ピーター・パン」が5位。そして、実写版の邦画では、いかりや長介さんの遺作となった「恋人はスナイパー」が8位。さて、今週末も新作ラッシュで忙しそうだ。
2004年4月20日更新 駒井尚文