国内映画ランキング : 2004年2月21日~2004年2月22日

映画ランキング : 2004年2月24日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2004年2月21日~2004年2月22日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還

配給:ヘラルド/松竹

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 2
2 2

ラスト・サムライ

配給:ワーナー

丸の内プラゼールほか松竹・東急系 12
3 3

ラブ・アクチュアリー

配給:UIP

日劇3ほか東宝系 3
4 5

ファインディング・ニモ

配給:ブエナビスタ

渋谷東急ほか松竹・東急系 12
5 6

ゼブラーマン

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 2
6 4

赤い月

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 3
7 7

シービスケット

配給:UIP

日比谷スカラ座1ほか東宝系 5
8 8

着信アリ

配給:東宝

有楽町スバル座ほか東宝系 6
9 9

半落ち

配給:東映

丸の内シャンゼリゼほか東映系 7
10

ヘブン・アンド・アース/天地英雄

配給:ソニー

ニュー東宝シネマほか東宝系 1

※ファーストラン時点

「王の帰還」V2。出入りの少ない国内トップ10

公開即独走態勢を確立した「王の帰還」。2週目の週末は、興収が前週比でおよそ50%と急落したが、前週の興収から先行上映の分を差し引いて比較すれば、32%ダウンとまずまずのレベル。9日間の累計興収は30億円を超えており、引き続き順調とみていいだろう。2位の「ラスト・サムライ」は12週目に突入し、興収130億円が見えてきた。3位の「ラブ・アクチュアリー」も健闘、4位の「ファインディング・ニモ」も順位を1つ上げて気を吐いているが、やはり意外性という点では「ゼブラーマン」の頑張りに大注目。この週末も前週比94%という高稼働を示し、興収10億円をも狙えそうな勢い。「半落ち」に続き東映がスマッシュ・ヒットを連打した格好。初登場組では、10位に「ヘブン・アンド・アース」が食い込んだだけでこれといった話題はない。さて、オスカー発表まであと1週間。今週末には、作品賞候補であり、宣伝展開でも何かと話題の「マスター・アンド・コマンダー」が登場する。今年は、作品賞ノミネートの5作品中、4作品が国内で上映中という珍しい事態。受賞結果にマーケットもビビッドに反応するのは確実だ。そして残る1本、「ロスト・イン・トランスレーション」のマスコミ試写の混雑はいつまで続くことやら。

2004年2月24日更新 駒井尚文

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