国内映画ランキング : 2004年3月27日~2004年3月28日
映画ランキング : 2004年3月30日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2004年3月27日~2004年3月28日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | メイン館※ | 上映週 | |
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1 | 1 | ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還配給:ヘラルド/松竹 | 丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 | 7 | |
2 | 2 | ドラえもん/のび太のワンニャン時空伝配給:東宝 | 日劇2ほか東宝系 | 4 | |
3 | 3 | クイール配給:松竹 | 丸の内プラゼールほか松竹・東急系 | 3 | |
4 | 4 | ワンピース/呪われた聖剣配給:東映 | 丸の内東映ほか東映系 | 4 | |
5 | 5 | ブラザー・ベア配給:ブエナビスタ | 日劇3ほか東宝系 | 3 | |
6 | 初 | 恋愛適齢期配給:ワーナー | 丸の内ルーブルほか松竹・東急系 | 1 | |
7 | 8 | ホテルビーナス配給:アスミック/松竹 | 丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 | 4 | |
8 | 6 | ペイチェック/消された記憶配給:UIP | 日比谷スカラ座1ほか東宝系 | 3 | |
9 | 7 | イノセンス配給:東宝 | 日比谷映画ほか東宝系 | 4 | |
10 | 9 | レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード配給:ソニー | 渋谷東急ほか松竹・東急系 | 4 |
※ファーストラン時点
停滞気味の国内市場。「恋愛適齢期」は6位デビュー
週末、東京地方はお花見で大騒ぎ。加えて、六本木ヒルズは回転扉で、東京ドームはヤンキースでと局地的な騒ぎもあったが、映画業界にはさしたる騒ぎもなく春興行も停滞気味。もちろん「王の帰還」は7週連続で首位をキープし、興収も80億円を突破。ゴールデン・ウィークまでのおよそ一月で、あと20億円を確保できるか。その他の春休み映画では、「ドラえもん」が2番手で25億円予想、「クイール」が3番手で20億円強といったところ。「ブラザー・ベア」は、同じディズニーの「マスター・アンド・コマンダー」の成績を上回りそうだ。新作では、ジャック・ニコルソンとダイアン・キートンの熟年演技派共演が話題の「恋愛適齢期」が6位からのスタート。公開2日間の興収は1億2000万円。マーケットには大人が観る映画が少ないのだが、これはちょっと大人過ぎたか? 以下「ホテルビーナス」「ペイチェック」「イノセンス」は微妙に順位を変えてはいるが、五十歩百歩状態だ。この週末は「イン・ザ・カット」以外に大作の封切りはなく、ランキングにも大きな変動は起こり得ない。当然、ゴールデン・ウィーク番組に期待となるのだが、今年のゴールデン・ウィークは暦が良すぎて映画離れが起きるという噂も……。
2004年3月30日更新 駒井尚文