国内映画ランキング : 2004年3月13日~2004年3月14日
映画ランキング : 2004年3月16日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2004年3月13日~2004年3月14日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | メイン館※ | 上映週 | |
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1 | 1 | ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還配給:ヘラルド/松竹 | 丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 | 5 | |
2 | 2 | ドラえもん/のび太のワンニャン時空伝配給:東宝 | 日劇2ほか東宝系 | 2 | |
3 | 3 | ワンピース/呪われた聖剣配給:東映 | 丸の内東映ほか東映系 | 2 | |
4 | 初 | クイール配給:松竹 | 丸の内プラゼールほか松竹・東急系 | 1 | |
5 | 初 | ブラザー・ベア配給:ブエナビスタ | 日劇3ほか東宝系 | 1 | |
6 | 初 | ペイチェック/消された記憶配給:UIP | 日比谷スカラ座1ほか東宝系 | 1 | |
7 | 4 | レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード配給:ソニー | 丸の内ルーブルほか松竹・東急系 | 2 | |
8 | 5 | イノセンス配給:東宝 | 日比谷映画ほか東宝系 | 2 | |
9 | 8 | ホテルビーナス配給:アスミック/松竹 | 丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 | 2 | |
10 | 6 | マスター・アンド・コマンダー配給:ブエナビスタ | 日劇1ほか東宝系 | 3 |
※ファーストラン時点
「王の帰還」V5。「クイール」が好スタート!
アテネ五輪に向け、サッカーのアジア予選や名古屋女子マラソンが国民の関心を集めた週末、映画の方は「王の帰還」が公開から5週連続首位で国内ランキングを乗り切っている。間もなく興収70億円に達するところだが、やや失速傾向も見受けられ、今作の最低目標である100億円への道のりは決して平坦ではない。2位「ドラえもん」は余力十分。昨年の「のび太と不思議風使い」(25億4000万円)を上回る好成績が期待できるだろう。3位の「ワンピース」も順調だ。こちらも昨年の「デッドエンドの冒険」(20億円)を超えたいところ。これら東宝、東映のアニメ番組に、動物もので勝負を挑んだのが松竹。「クイール」が好ダッシュに成功し、4位で初登場、興収20億円以上は狙えそうな勢いだ。主演のラブラドル・レトリバーも全国行脚で大忙し。動物対決という意味では、5位の「ブラザー・ベア」にも勝利した格好。その「ブラザー・ベア」もまずまずの成績ではあるのだが、一方で、ジョン・ウー監督の「ペイチェック」は初登場で6位とやや苦戦。ファミリー向け番組が市場を席巻する、春休みらしいが大人にとっては面白くないランキングとなった。
2004年3月16日更新 駒井尚文