ワグネル・モウラ
ブラジル出身。1996年に俳優デビュー。バイーア連邦大学でジャーナリズムを学んで卒業し、下積み時代はローカルTV局のレポーターなどを務める。出演した演劇公演がブラジルでヒットし、フィナ・トレス監督作「ウーマン・オン・トップ」(00)の端役で長編映画に初出演。
「ビハインド・ザ・サン」(01)、「カランジル」「God Is Brazilian」(ともに03)などで経験を積み、「エリジウム」(13)でハリウッドに進出する。実在するコロンビアの麻薬組織の元締めの半生を描いたNetflixシリーズ「ナルコス」(15~16)に主演し、世界的な注目を獲得。
「マリゲーラ」(19)で映画監督業に初挑戦し、「セルジオ 世界を救うために戦った男」(20)では製作と主演を兼ねた。他、出演作に映画「WASP ネットワーク」(19)、「グレイマン」(22)、「シビル・ウォー アメリカ最後の日」(24)など。