村西とおる
「昭和最後のエロ事師」「AVの帝王」の異名を持つアダルトビデオの巨匠。福島県出身。工業高校を卒業後上京し、バーテンダーや英会話教材のセールスマン、テレビゲームのリース業を経て、裏本のチェーン店を展開するが、わいせつ物頒布の容疑で全国指名手配となり逮捕。出所後、AV監督に転向しヒット作を連発。しかし、実質的なオーナーを務めていた制作会社が50億円の負債を抱えて倒産。その後も作品を作り続け、制作したAVの数は3000本以上。1996年に北海道で撮影を行ったVシネマ「北の国から 愛の旅路」の製作の舞台裏に肉迫し、本人と支持者のインタビューを交えたドキュメンタリー映画「M 村西とおる狂熱の日々」が19年に公開される。