スコット・ノイスタッター

ロバート・デ・ニーロらが設立した制作会社トライベッカ・プロダクションズ（現トライベッカ・エンタープライズ）に所属していた時、インターンシップに応募してきたマイケル・H・ウェバーを採用したのが縁で、ウェバーと脚本を執筆するようになる。自身の恋愛経験をもとに脚本を共同執筆した「（500）日のサマー」（09）で、インディペンデント・スピリット賞の脚本賞などを多数受賞する。その後、ジョン・グリーンのベストセラー小説を映画化した大ヒット青春ラブストーリー「きっと、星のせいじゃない。」（14）と「ペーパータウン」（15・日本劇場未公開）などで脚本を担当する。ジェームズ・フランコ製作・監督・主演の「The Disaster Artist（原題）」（17）では、グレッグ・セステロとトム・ビゼルによるノンフィクション書をもとに脚本を執筆、ウェバーとともにアカデミー脚色賞に初ノミネートされた。その他の共同脚本作に、「ピンクパンサー2」（09）、Netflixオリジナル作品「夜が明けるまで」（17）など。