トム・バーク
英ロンドンで、両親と父方の祖父母は俳優、母方の祖父母は作家という芸術一家に生まれ、ケントで育つ。ナショナル・ユース・シアターに所属して演技の研鑽を積み、18歳で王立演劇学校(RADA)に入学。
英国内のさまざまな劇場で舞台俳優として活動し、1999年頃からTV映画などにも出演しはじめ、ジョニー・デップ主演の「リバティーン」(05)で映画に初出演する。
以降は「ファイナル・デッドクルーズ」(08)やベネディクト・カンバーバッチ主演の「僕が星になるまえに」(10)、ライアン・ゴズリング主演作「オンリー・ゴッド」(13)などの映画で経験を積み、20年にはデビッド・フィンチャー監督がハリウッドの脚本家ハーマン・J・マンキウィッツの半生を描いた伝記映画「Mank マンク」でオーソン・ウェルズ役を演じた。
ジョージ・ミラー監督の話題作「マッドマックス フュリオサ」(24)では主人公フュリオサと共闘する警備隊長ジャック役に抜てきされている。