バイロン・ハワード
青森県三沢市生まれ、米ワシントン州イサクア育ち。幼い頃から絵を描くことに熱中し、エバーグリーン州立大学で美術の学位を取得。ディズニー・ハリウッド・スタジオの「ザ・マジック・オブ・ディズニー・アニメーション」のツアーガイドとして数年働いた後、1994年に念願かなってウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオに入社する。「ポカホンタス」(95)で初クレジットを得て以降、アニメーターとして「ムーラン」(98)に携わり、「リロ&スティッチ」(02)ではコブラ・バブルスのキャラクターデザインを担当する。「ブラザー・ベア」(03)や「チキン・リトル」(05)を経て、「ボルト」(08/クリス・ウィリアムズ共同監督)で長編監督デビューを果たし、アカデミー長編アニメーション部門にノミネートされる。続く「塔の上のラプンツェル」(10/ネイサン・グレノ共同監督)が大ヒット。動物たちの文明都市という自身のアイデアから企画がスタートした「ズートピア」(16/リッチ・ムーア共同監督)も世界的な大ヒットを記録し、アカデミー長編アニメーション賞を初受賞した。