レジーナ・キング
米ロサンゼルス出身。1985年、50年代のシカゴを舞台にしたシットコム「227」で女優としてのキャリアをスタートさせる。91年、「ボーイズ’ン・ザ・フッド」で映画に初出演し、「ザ・エージェント」(96)や「エネミー・オブ・アメリカ」(98)といった大作で知られるようになり、アカデミー賞受賞作「Ray レイ」(04)にも出演。その後は、TVアニメ「ブーンドックス」(05~14)で主人公の声優を長く務めたほか、「24 TWENTY FOUR」シーズン6(07)や「サウスランド」(09~13)で活躍し、「アメリカン・クライム」(15~17)やNetflixのミニシリーズ「運命の7秒」(18)でエミー賞主演女優賞を受賞する。バリー・ジェンキンス監督作「ビール・ストリートの恋人たち」(18)では、無実の恋人のため奮闘する主人公を支える母親役を力強く演じ、第91回アカデミー助演女優賞を受賞した。近年は、TVシリーズ「スキャンダル 託された秘密」(15~16)や「THIS IS US 36歳、これから」(17)などで監督を務める。