ポール・ワイツ
米ニューヨーク州出身。ウェズリアン大学で映画制作を学ぶ。弟のクリスが製作を担った青春コメディ映画「アメリカン・パイ」(99)で監督デビュー。ヒュー・グラント主演の「アバウト・ア・ボーイ」(02)では兄弟で脚本・監督を手がけ、アカデミー脚色賞にノミネートされた。脚本と監督を担当した作品に「アメリカン・ドリームズ」(06・日本劇場未公開)、「ミート・ザ・ペアレンツ3」(10・日本劇場未公開)、「愛しのグランマ」(15・日本劇場未公開)などがある。テロリストと人質の心の交流を描いた「ベル・カント とらわれのアリア」(18)ではジュリアン・ムーア、渡辺謙らを主演に迎え、製作も手がけた。プロデューサーとしても活躍し、弟クリスがメガホンをとった「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(07)やゴールデングローブ賞を受賞したTVドラマ「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」(14~18)で製作総指揮を務めている。